ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

わずか2年で

2009年03月02日 | 仕事
<三越名取店 オープンから2年で幕>
河北新報 http://www.kahoku.co.jp/ 2009年3月2日

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は1日、宮城県名取市の東北最大級のショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」に入る三越名取店の営業を終了した。仙台空港アクセス線沿いで郊外型の新たな営業モデルを目指したが、戦略ミスに競争激化が加わり、業績が低迷。オープンから2年での幕引きとなった。

 名取店にはこの日、通常の2倍以上の約4万人が来店。午後8時すぎにシャッターが下ろされ、従業員が頭を下げると、客から拍手が送られた。閉店後、大野康夫支配人は「顧客への感謝の言葉しかない」と述べた。

 来店した仙台市若林区の会社員佐藤直哉さん(49)は「食料品フロアは残ってほしかった。不況の影響なのか」と話した。

 名取店は「2核1モール」のエアリの核店舗として2007年2月にオープン。年間売上高60億円を目指したが、07年度は37億5000万円と伸びず、5億7000万円の営業赤字だった。

 三越伊勢丹HDは08年9月、不採算店として閉鎖を決定。1日は小型店の三越盛岡(盛岡市)など三越の全国3店舗も閉店した。
-------------------------------------
まだ札幌にいた頃、仙台への出張の時に一度だけ寄りました。
平日の午後だったということもあるでしょうが、それにしてもお客様の姿がホントに見当たりませんでした。だからってわけではありませんが、視察のしにくかったこと・・・

もう一つは広さが百貨店としては中途半端な印象でした。
狭くはないのですが、郊外の店舗にしては百貨店部分はこじんまりとしていました。結果的に品揃えに期待感が持てない感じがしました。

企業が分析した戦略ミスとはズレているかもしれませんが、お客様が求めている新しい価値と変わらない価値をどうバランスするかを読み違ったのかなと思います。
2年での閉店は働く人にとってはいかんともしがたい根本的な問題の結果、皆さん頑張って仕事をしてこられたに違いないですし、とても寂しいことでしょう。

ポスト三越はどうなるのか。
モールの中がシャッター通りでは洒落になりません。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続・レジ袋 | トップ | 久しぶりの練習で »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事