ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

順送り

2017年07月07日 | 戯言
ひと頃は総理大臣が1~2年おきに替わっていました。

その度に内閣人事も替わり、結果的に当選回数や所属派閥に応じて順々に大臣になる順送り。
そして席で配される素人大臣を支える官僚による支配の弊害などが言われたものです。

外交的にもサミット毎に首相が変わっていて人脈もできない、記念撮影では背の低いしょぼくれた爺さんが列の端にオマケのように立っている光景なんて、今では考えられないことです。

とはいえ、いざ政権が長期に渡ると今度は長期政権の弊害が取り沙汰されます。

確かに脇が甘いとオヤジも感じます。
それぞれ頭脳明晰、優秀な方々ばかりだろうと思うのですが、発する言葉が軽い。

まあ、順送りと言われようが使い捨てと揶揄されようが、失点を繰り返す人は即替える、これは組織を維持する鉄則だと思います。

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<内閣改造8月初旬にも 稲田防衛相は交代の方向>
ヤフーニュース 朝日新聞デジタル配信 https://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年7月7日

 安倍晋三首相は内閣改造と自民党役員人事に8月初旬にも踏み切る方針を固めた。東京都議選の惨敗を踏まえ、早期に人事を刷新し局面を転換する必要があると判断した。首相は主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などに出席するため欧州を歴訪中で、12日に帰国した後、速やかに人事の構想固めに着手する。

 複数の政権幹部が明らかにした。安倍政権をめぐっては、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題や、首相の側近である稲田朋美防衛相らの問題発言などに批判が集中。報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み下落し、2日投開票の都議選では自民党が過去最低を大きく下回る23議席の獲得に終わった。

 加計学園などの問題では、首相らの説明が不十分とする世論の批判が根強く、野党は臨時国会の早期召集を求める。政権内でも、9月上旬~中旬に臨時国会を召集せざるを得ないとの見方が浮上。8月初旬に新たな態勢を固め、新閣僚らが国会対応で準備する期間を、一定程度設ける必要があるとの判断も働いた。首相に近い政権幹部は「なるべく早く態勢を立て直さなければいけない」と指摘。政権内でも批判が高まっている稲田氏は交代させる方向だ。
コメント
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