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ことづくり

2014-01-17 23:11:33 | Weblog
『先行して、仲間の挑戦ハードルを下げる』

マレーシア出張の報告会が再来週に迫りました。
通常業務の傍らでその準備に追われる今日この頃、"マレーシアで得られた一番のものは何だったんだろう"と考えていた時に浮かんだのが、
冒頭のキーワードです。
「自分がモチベーションを上げられるのは、こういうキーワードのものなんだな」…と気付けたことが、今回最大の収穫かもしれません。


今回のマレーシア派遣は、振り返ってみれば会社に入って1・2を争うくらい夢中になれた仕事でした。
その理由はずっと、純粋に「非日常環境に行かれる」という点か、"一期生"という注目度の高さから来る功名心かと思っていました。
…子供の頃から、よく"他人がやらないこと"をする目立ちたがりだったし(笑)

しかしよくよく考えてみれば、特に嬉しかった瞬間は選ばれた連絡をもらった時ではなくて、
"選考で評価してもらえたポイントが「2期生に繋がるものを残すという企画コンセプト」"だと知った時だったり、
海外初体験だったメンバーがくれた
「今回のが無かったら俺は一生海外行かなかったかもしれないけど、それが勿体無いってことに気付いた」という言葉だったり。

他の仕事でも、"これが実現できれば何人かが少し楽になる"という点が明確になっているものなら、
徹夜でも休日でも耐えられるし。

仕事以外…例えば遊びの企画でも
"自分自身が企画して当日を無事に終えた達成感"以上に、
"そこで生まれたコミュニティから新しい企画が出てきた瞬間"の方がよっぽど嬉しく感じます。

…というように、自分のモチベーションの源泉が、冒頭のキーワードで一本の線に結ばれたような感覚です。
後輩からOB訪問の依頼受けたから…というわけではないですが(笑)、結果的にはそんな自己分析。


「競争」という観点からすると、先行して逃げ切る(=他人が模倣困難なものにしてしまう)のが賢いとされています。
もし仮にそうやって勝つ機会があったとします。(もちろん僕にはそんなセンスは無いけれど。笑)
想像するに、「凄い!」と言われて一瞬テングになれるかもしれませんが、
自分がいなくなると同時に、「それが自分しかできない」というのがマイナスに作用して、そのもの自体が無くなる寂しさも味わいそうです。

であれば、それよりも仲間のハードルを下げることで後続者が現れて、自分が先行して作ったものが受け継がれて永く続くほうが嬉しい気がします。
端的に言うと、「自分の名前を残す」よりも「事や考え方を残したい」…といったところでしょうか。


うーん…やっぱり、スーパー近江予選による"世代間の繋がり"も、かるた界外に発信していきたい。。。

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