始まりと終わり

Facebook等ではすでに報告しましたが、
本当にお蔭様で中小企業診断士に合格できました！！
色々な形で応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

「挑戦する」という一歩目を踏み出したのは自分だし、勉強したのも自分ではありますが、
上手く行かないときにエールをくれる人がいて、試験当日に火を点けてくれる人がいて、
一次通過等の途中経過を一緒に喜んでくれる人がいて…
そんなエネルギーが継続への原動力になり、ここまで来られたのは間違いのないことです。

この場ですみませんが、お礼を言わせてください。


実務補習を受けないと正式登録ではないので、厳密にはまだ診断士ではないです。
でも少しだけ、周りの世界が変わった感じがあります。
会社で後輩が「診断士の勉強されてたＦさんに頼みがあります」みたいな依頼をしてきたり、
今日あった中高の同窓会で、「診断士取ったんなら、一緒に仕事しようよ」と言ってくれる税理士の同期がいたり…

そして、診断士が集まる「政策研究会」という委員会に会員登録するつもりです。
試験でお世話になったＥ先生が代表を務めている会で、
委員会として企業からの依頼に応えたり、受験生の補習を手伝ったりしているそうです。
同窓会の後に、そこの祝勝会＆会合に顔を出してきました。

新しい世界へ一歩、足を踏み入れられそうです。


そして…というか、一方で…というか。
１つの時間が終わりました。

多くの環境は、自分でコントロールできません。
コントロール(選択)できるものもありますが、自分は１人で、人生は一度きりだから、
選択肢にはトレードオフが生まれます。

その与えられた環境下で、どれだけ選択肢に持ち込めるか・選択する場合は自分が後悔しないものを選べるか
…というのが大事ですが、、、殆どのものは選択する時点で正解が誰にも分かりません。
また同時に、（自分も含めて）人間は元来１人では脆い生き物だと思っています。


ただ紛れも無く事実なのは、僕が

・頑固で、照れ屋で、自分の気持ちを素直に表現するのが下手だった
・将来の自分に自信を持てなかった

ということ。
もっともっと、「優しく」「強く」なりたい...


でも、そうは言っても、今までの時間に対してあるのは感謝の気持ちばかりです。
僕に自信と、エネルギーと、数え切れない楽しい思い出をくれて、愛情の温かさを教えてくれたこと…
僕とて、過去形で表すのは慣れないけれど...
ありがとう。