安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

藤原歌劇団公演 プッチーニ作曲「蝶々夫人」(9月23日 長野県伊那文化会館)

2022-09-26 19:30:00 | クラシック演奏会

藤原歌劇団によるオペラ「蝶々夫人」公演が伊那文化会館であったので、聴きに行ってきました。

   

チラシの表

(あらすじ)

(出 演)

指揮:鈴木恵里奈
演出:粟國安彦
再演出・振付:立花寶山
蝶々夫人:小林厚子
ピンカートン:澤﨑一了
シャープレス:折江忠道
スズキ:但馬由香

合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京

上記は主な出演者です。指揮の鈴木さん、蝶々夫人の小林さん、ピンカートンの澤﨑さんについては、下記にプロフィール(購入したパンフレットにありました。)を掲載しました。

(感 想)

プッチーニの名作「蝶々夫人」については、ストーリーが現実離れし過ぎていて、映像で観ても親近感はわかないのですが、実際の舞台を観ると、現実にありえるかもしれないという気にさせられました。このへんは、オーケストラによる音楽、演技、舞台美術の力が大きい。

指揮者の鈴木恵里奈さんとパシフィックフィルハーモニア東京は、もう少し起伏があってもよいかとは思いましたが、手堅い伴奏ぶりでした。最近、沖澤のどかさんや、八嶋恵利奈さんなど女性指揮者が話題に上りますが、鈴木さんも活躍が期待されます。

蝶々夫人を歌った小林厚子さんは、アリアでは声もよく出ているし、演技もよかったように思いました。ご当地(伊那市の隣の駒ケ根市)出身ということで、関係者の方も大勢聴きにきていたと思います。澤﨑さんのピンカートンも遊び人風な感じが漂っていて面白く聴けました。

(出演者のプロフィール)

【藤原歌劇団ホームページ】

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