藤原歌劇団によるオペラ「蝶々夫人」公演が伊那文化会館であったので、聴きに行ってきました。
チラシの表
(あらすじ)
(出 演)
指揮:鈴木恵里奈
演出:粟國安彦
再演出・振付:立花寶山
蝶々夫人:小林厚子
ピンカートン:澤﨑一了
シャープレス:折江忠道
スズキ:但馬由香
合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京
上記は主な出演者です。指揮の鈴木さん、蝶々夫人の小林さん、ピンカートンの澤﨑さんについては、下記にプロフィール(購入したパンフレットにありました。)を掲載しました。
(感 想)
プッチーニの名作「蝶々夫人」については、ストーリーが現実離れし過ぎていて、映像で観ても親近感はわかないのですが、実際の舞台を観ると、現実にありえるかもしれないという気にさせられました。このへんは、オーケストラによる音楽、演技、舞台美術の力が大きい。
指揮者の鈴木恵里奈さんとパシフィックフィルハーモニア東京は、もう少し起伏があってもよいかとは思いましたが、手堅い伴奏ぶりでした。最近、沖澤のどかさんや、八嶋恵利奈さんなど女性指揮者が話題に上りますが、鈴木さんも活躍が期待されます。
蝶々夫人を歌った小林厚子さんは、アリアでは声もよく出ているし、演技もよかったように思いました。ご当地(伊那市の隣の駒ケ根市)出身ということで、関係者の方も大勢聴きにきていたと思います。澤﨑さんのピンカートンも遊び人風な感じが漂っていて面白く聴けました。
(出演者のプロフィール)
【藤原歌劇団ホームページ】