安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

藤岡幸夫指揮 群馬交響楽団演奏会 ショスタコーヴィチ交響曲第5番、ヴァイオリン協奏曲

2021-06-30 19:30:41 | クラシック演奏会

6月26日(土)に開催された群馬交響楽団第569回定期演奏会を聴いてきました。指揮者は渡邊一正さんの予定でしたが、藤岡幸夫さんに変更になりました。演奏された曲は、渡邊さんの選曲によるものです。

   

(出 演)

指揮:藤岡幸夫
ヴァイオリン:川久保賜紀
管弦楽:群馬交響楽団

藤岡さんは、現在、関西フィルハーモニー首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者。BSテレビ東京「エンター・ザ・ミュージック」に指揮・司会として関西フィルと出演中。昨年12月に「音楽はお好きですか?」(敬文舎)を出版。川久保さんは、2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキーコンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、国内外でソリストとして活躍しており、N響、日フィル、都響などと共演。小菅優(p)との室内楽などにも取り組む。桐朋学園大学院大学(富山校)教授。

(曲 目)

ワーグナー / 歌劇「タンホイザー」序曲
ショスタコーヴィチ / ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77

〈休憩〉

ショスタコーヴィチ / 交響曲第5番 ニ短調 作品47

(感 想)

意欲的で豪華なプログラムがまず目を惹きました。いずれも大型の編成を要する曲で、指揮者は渾身の力を求められそうです。僕は、藤岡幸夫さんの出演するBSテレビ東京「エンター・ザ・ミュージック」のファンですが、藤岡さんの実演に接するのは今回が初めてです。

ショスタコーヴィチは、暗くて重い曲想の曲が多く、苦手な作曲家です。それでも、今回の2曲はポピュラーな方なので、いくらか親近感が湧きました。ヴァイオリン協奏曲は、川久保さんの端正で美しい演奏により、重苦しさが薄められたようで、意外と聴きやすかった。

交響曲第5番では、コンマス伊藤さんのソロをはじめ弦楽器陣がよく、第3楽章のラルゴもぐっと沈潜していました。第4楽章は、金管とティンパニが活躍するなど豪快ですが、藤岡さんの指揮も威勢がよくて、迫力満点でした。全体に、楽器間のバランスにこだわった熱演だと感じました。

(チラシにある出演者の詳細な紹介)

   

   

【あらかじめ聴いたアルバム】

   

ヒラリー・ハーンのCOMPLETE SONY RECORDINGSより、ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」を聴きました。ヒラリー・ハーン(vn)、マレク・ヤノフスキ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

   

ルドルフ・バルシャイ指揮ケルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲全集より第5番


湯の丸高原を後にして、リストランテ「フォルマッジオ」で昼食 (イタリアン 長野県東御市新張)

2021-06-29 19:33:00 | グルメ

6月25日(金)に湯ノ丸山・烏帽子岳登山に行きました。下山後、湯の丸高原ホテルの温泉に入り、続いて少し下りてきて、リストランテ「フォルマッジオ」で昼食をとりました。

当店は、チーズ製造・販売のアトリエ・デ・フロマージュのレストラン部門です。ランチのコースを注文し、美味しくいただきましたが、ピザを注文している人が多かったので、次回はピザを食べてみたい。

外観

入口

店内は天井が高く広々としています。お客様二組が帰ったあとです。

ランチのコースとは別に、ノンアルコールワインをいただきました。意外にいけます。

本日の前菜盛り合わせ

生ハム、チーズ、野菜やお魚など。

このカマンベールチーズは、柔らかすぎず固すぎずの絶妙な食感で、味もよく、さすがに製造しているだけあると感心しました。

パン。柔らかめで、しっとりとしたパンでした。

メインは、信州「峰村牛」で、三角バラのグリル 赤ワインとブルーチーズのソース。

量も質もよい肉でした。付け合わせの野菜も素朴でよかった。

デザート(ドルチェ)と珈琲

チーズケーキのような感じでしたが、しっとりとして美味しい。

珈琲は濃い目のものでした。

レストランから出てきたところです。晴れていれば千曲川なども見えるかもしれません。

レストランの横には、アトリエ・デ・フロマージュの建物があります。

レストランの建物の左側にはケーキ工房があります。

【リストランテ フォルマッジオ】

住所:長野県東御市新張682-2
電話:0268-63-0121
ホームページ:https://www.a-fromage.co.jp/archives/shop/folmaggio/

なお、アトリエ・デ・フロマージュ全体のホームページは次のとおり。

アトリエ・ド・フロマージュ | 1982年n創業。長野県東御市のチーズ工房 (a-fromage.co.jp)


レンゲツツジ満開の湯ノ丸山・烏帽子岳登山(3)【湯ノ丸山~烏帽子岳山頂、下山して温泉】

2021-06-28 19:30:15 | 登山・ハイキング

湯ノ丸山、烏帽子岳登山の3回目です。烏帽子岳山頂までと山頂から登山口まで、日帰り温泉を記します。烏帽子岳も眺望がよい山ですが、残念ながら、四阿山や根子岳はじめ北アルプスなど全て雲の中でした。それでもたいへん楽しめた登山・ハイキングでした。

【行 程】

湯ノ丸山登山口 7:12 → つつじ平 7:29ー43 (散策) → 鐘分岐 7:52 → 湯ノ丸山山頂(南峰) 8:47 → 北峰 9:03 → 南峰 9:16ー34(休憩)

湯ノ丸山山頂(南峰) 9:35 → 鞍部 10:04 → 烏帽子岳山頂 10:57ー11:26(休憩) → 鞍部 12:04 → 駐車場 12:46

湯の丸高原ホテル(入浴)12:56ー13:34  リストランテ フォルマッジオ(昼食) 13:55ー14:40

(湯ノ丸山南峰~北峰往復)

南峰から北峰へ行ってみます。

ここだけ岩が重なっています。

三角点。背後には、根子岳や四阿山が見えるはずですが、本日は雲の中でした。

見えている南峰へ戻ります。

(湯ノ丸山南峰~鞍部)

休憩の後、烏帽子岳へ向けて出発。鞍部へ下りていきます。見えている山は烏帽子岳です。

ほぼ樹林帯の中を行きます。やや傾斜はあるものの歩きやすい道です。

北斜面にもスズランがありました。ツツジやイワカガミも観ることができます。

鞍部に到着。ここで、右折して烏帽子岳に向かいます。

(鞍部~烏帽子岳山頂)

鞍部は「小梨平」と言われます。小梨の木があって、白い花のトンネルをくぐることができます。尾根までは岩もほとんどない歩きやすい道が続きます。

烏帽子岳の登山道脇にも花がたくさんあります。これは不明。花の名前がわかる方いたら教えて下さい。→「ベニバナイチヤクソウ」です。(気まぐれ親父さんに教えて頂きました。)

ハクサンチドリ

ムラサキヤシオツツジでよいでしょうか。

尾根が近くなってきました。

右折して山頂へ。

見えている峰は、小烏帽子岳。

アマドコロでしょうか。

小烏帽子岳

慰霊碑

山頂が近づきました。

山頂標識

目の前の湯ノ丸山は見えました。

やはり視界がききません。

休憩後下山します。後で気づきましたが、烏帽子岳にはコマクサがあるはずです。咲いているかはともかく、探せばよかったと、反省。

稜線から左折して下りていきます。

鞍部。地蔵峠までは2.6kmです。

こちらも歩きやすい道が続きます。

中分岐

キャンプ場のある場所に到着。

 

キャンプ場からは車道を少し歩きます。

烏帽子岳登山口に到着。

朝は、2~3台しか車はなかったのですが、増えていました。リフトが運行しているので、レンゲツツジを観にきた方が多いのでしょう。

(日帰り温泉 湯ノ丸高原ホテル)

住所:長野県東御市新張湯 の 丸1270
電話:0268-62-0376
ホームページ:宿泊予約 | ★花高原★湯の丸高原2021 (yunomaru.co.jp)

ホテルの玄関

日帰り温泉と記した看板が出ています。

貸し切りでした。

このあと昼食に入ったリストランテ フォルマッジオについては、グルメの項目で書きます。

 


レンゲツツジ満開の湯ノ丸山・烏帽子岳登山(2)【湯ノ丸山山頂まで。スズランなどの花】

2021-06-27 19:38:52 | 登山・ハイキング

レンゲツツジ満開の湯ノ丸山・烏帽子岳登山の2回目で、湯ノ丸山の山頂までを記します。湯ノ丸山は花の宝庫で、今の時期にスズランはじめ多くの種類を観ることができ、感激しました。行程を再掲します。

【行 程】

湯ノ丸山登山口 7:12 → つつじ平 7:29ー43 (散策) → 鐘分岐 7:52 → 湯ノ丸山山頂(南峰) 8:47 → 北峰 9:03 → 南峰 9:16ー34(休憩)

湯ノ丸山山頂(南峰) 9:35 → 鞍部 10:04 → 烏帽子岳山頂 10:57ー11:26(休憩) → 鞍部 12:04 → 駐車場 12:46

湯の丸高原ホテル(入浴)12:56ー13:34  リストランテ フォルマッジオ(昼食) 13:55ー14:40

鐘分岐のところです。ここから登山の支度が必要と書いてありました。

穏やかな道です。

樹林帯というよりも、開けた場所を進むところが多いような気がしました。

種類は不明ですが、あちこちにありました。

イワカガミの群落

イワカガミ。鮮やかな色です。

これはコケモモでしょうか。

前にレンゲツツジ、後に花の白い樹木と、色彩のコントラストがよかったので、撮影。

スズラン

スズランのアップ。

コケモモかな?。

ツツジは登山道脇のいたるところで観ることができました。

ツマトリソウ

白い花は、マイズルソウでしょうか。

不明

ツマトリソウが二輪あったので、撮影。

樹林帯を通過するところもあります。

シャクナゲ

シャクナゲ。ハクサンシャクナゲだと思います。

ここを上れば、草原のようなところにでるはず。

山頂が見えています。

山頂到着。誰もいませんでした。

蝶。ヒョウモンチョウでしょうか。→「ヒオドシチョウ」です。(Coffee Windsさんから教えていただきました。)

三角点でしょうか?。

湯ノ丸山、2,101mと記された標柱。

(3)へ続きます。(3)は湯ノ丸山から烏帽子岳への行程などについて記します。


レンゲツツジ満開の湯ノ丸山・烏帽子岳登山(1)【湯ノ丸山登山口~つづじ平~鐘分岐】

2021-06-26 19:23:10 | 登山・ハイキング

6月25日(金)にレンゲツツジなど花を観ることを主眼に、湯ノ丸山(2,101m)と烏帽子岳(2,066m)に行ってきました。梅雨の時期ですが、当日は昼頃まではまずまずの天候が見込まれたので、出かけました。

満開のレンゲツツジを観ることができ、登山道脇にはその他の花もあり、写真をたくさん撮りました。ゆっくりペースで、歩行時間は、約4時間40分です。ホテルで入浴、レストランで食事と、登山後も楽しみました。

【行 程】

湯ノ丸山登山口 7:12 → つつじ平 7:29ー43 (散策) → 鐘分岐 7:52 → 湯ノ丸山山頂(南峰) 8:47 → 北峰 9:03 → 南峰 9:16ー34(休憩)

湯ノ丸山山頂(南峰) 9:35 → 鞍部 10:04 → 烏帽子岳山頂 10:57ー11:26(休憩) → 鞍部 12:04 → 駐車場 12:46

湯の丸高原ホテル(入浴)12:56ー13:34  リストランテ フォルマッジオ(昼食) 13:55ー14:40

(湯ノ丸山登山口~つつじ平)

駐車場からすぐの湯ノ丸山登山口。

レンゲツツジの幟

リフトの横を上っています。リフトの運行は8時30分からなので、まだ動いていません。

ハクサンイチゲ

リフトの終点

つつじ平まで600m

つつじ平に入ります。登山道の右側になります。

(つづじ平)

満開です。

アップ

湯ノ丸山をバックにして撮りました。

少し白っぽいものもありました。

白樺などの樹木

湯ノ丸山とつつじ平をおさめてみました。

(鐘分岐まで)

散策のあと、登山道に戻り歩いています。白樺が美しい。

東屋が整備されています。

鐘分岐に到着

湯ノ丸山(南峰)まで800mという表示。

ここからは登山道で、登山の支度が必要とあります。

(2)へ続きます。(2)では、湯ノ丸山や烏帽子岳の様子を記します。花がたくさんあって、驚きました。引き続きご覧いただければ幸いです。