2016年12月25日に軽井沢大賀ホールで、ヘンデルの「メサイア」の公演があったので聴きにいってきました。演奏は、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンです。この曲は、一度だけアマチュア・オーケストラの公演を聴いたことがありますが、今回は極めつけのプロだけに楽しみに出かけました。
鈴木雅明(指揮)
ソプラノ:レイチェル・ニコルズ
アルト(カウンターテナー):クリント・ファン・デア・リンデ
テノール:ニコラス・パン
バス:加耒徹
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
G.F.ヘンデル:オラトリオ「メサイア」全曲 [ソリスト4人の稿(1753年版)に基づく]
(アンコール)
鈴木優人編曲:まきびとひつじを
「メサイア」は、最初のシンフォニーから躍動的で、次々と展開する音楽が、テンポが早かったり遅かったり、穏やかであったり、ドラマティックであったりと、変化に富んでいますが、今日の演奏は、それを描き出して素晴らしかったと思います。また、宗教曲やバロック時代の音楽は、コンサートでは全くといっていいほど聴いたことがないので、そういう点でも本当に新鮮でした。
ハイライトは、2部のハレルヤコーラスとそれに向かって進んでいくところでしたが、1部の終わりの部分も合奏と合唱が一体になっていて、印象深いものでした。独唱の4人はそれぞれよかったのですが、ことにソプラノのレイチェル・ニコルズの清浄な歌声に感銘を受けました。
2016年(平成28年)は、この記事が最終となります。今年一年間、拙ブログをご覧いただきありがとうございました。来年は1月1日から記事をアップする予定なので、ご覧いただければ幸いです。皆様、よいお年を by azumino。
【バッハ・コレギウム・ジャパン】
ホームページ:bach Collegium Japan
【軽井沢大賀ホール】
ホームページ:ohgahall
駅から歩いてすぐです。今日は小浅間山へ登ったこともあり、車で行きました。大賀ホール向かいの町営駐車場に車を停めました。
大賀ホールは、矢ケ崎公園の敷地内にあります。池の対岸からの大賀ホール。
ホールの内部です。休憩時間中です。
矢ケ崎公園から望む浅間山。
矢ケ崎公園からのプリンススキー場。