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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

「モーツァルト:ピアノ協奏曲」などキース・ジャレット(p)のクラシックのアルバムを聴きました。

2025-04-11 19:30:00 | クラシック

2025年2月9日付日経新聞「名作コンシェルジュ」に、鈴木淳史さんのキース・ジャレット「モーツァルト:ピアノ協奏曲」の記事が掲載され興味を惹いたので、改めて、キース・ジャレットのクラシック関連のアルバムを聴いてみました。

(日経新聞の記事の一部)

 

(鈴木淳史さんの書いた日経の記事から)

『彼のクラシック演奏からは、いわゆる「ジャズらしさ」をことさら感じさせるのはものはない』と記し、ピアノ協奏曲第20番の両端楽章最後にあるカデンツァは、『キースの(ものの)ほうが、よりモーツァルトの音楽に親和性が高い。やけにしっくりと全体に溶け込んでいる。』と評しています。また、第17番の演奏も含め、『その演奏に通底しているのは、音楽に真摯に向かってこそ紡ぎだされる繊細な抒情だ』と総括。

【鈴木淳史 ホームページ】

鈴木淳史|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」

 

(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第17番、第9番。

   

キース・ジャレット(P)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団。(ECM 1998年録音)。3曲とも極めつけの名曲なので、それだけで楽しめました。キース・ジャレットの演奏も、テンポの揺れもなく、真摯で自然体という感じで、好感もてます。

録音時の写真

(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、第27番、第21番。

   

キース・ジャレット(P)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団。(ECM 1994年、95年録音)。第2楽章が映画「短くも美しく燃え」で用いられた第21番が最も有名だと思いますが、3曲ともうっとりとして聴きました。キース・ジャレットと、指揮者のデニス・ラッセル・デイヴィスや室内管弦楽団とのコラボがうまくいっている感じです。

録音時の写真

(3)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集

   

カール・エマヌエル・バッハ(C. P. E. バッハ):ヴュルテンベルク・ソナタ集。キース・ジャレット(p)。(ECM 1994年録音)。キース・ジャレットが1994年5月に自宅スタジオで録音。未発表であったが、30年の時を経て陽の目をたみたもの。曲がロマン派寄りでメロディアスなことに加え、ジャレットの演奏もリズミカルで、聴いていて気持ちが良い。

ジャケットにある写真

(4)キース・ジャレット:ザ・ケルン・コンサート

   

ザ・ケルン・コンサート。キース・ジャレット(p)。(ECM 1975年録音)。ケルンのオペラ座で開催された、ピアノソロの公演を録音したもの。即興による演奏で、クラシックの楽曲を演奏したものではありません。このCDは、タワーレコードの企画によるSACDで、音質も良いです。友人でオーディオファンのTさんが、安曇野市宅で聴いて、驚いていました。

キース・ジャレットには、バッハやヘンデル、ショスタコーヴィチの作品集もあるので、また聴いてみるつもりです。


セミヨン・ビシュコフ、トマーシュ・ネトピル、カレル・アンチェル指揮チェコ・フィルによる演奏など最近聴いているCD。

2025-03-05 19:30:00 | クラシック

東京藝大学長の澤和樹さん著「教養として学んでおきたいクラシック音楽」という本に『管弦楽団のお気に入りはチェコフィル』と記されてあったのが、頭から離れず、チェコフィルのCDをたまに購入しています。

タワーレコードの2024年輸入盤売れ行きランキングでも、セミヨン・ビシュコフ指揮チェコフィルのドヴォルザーク交響曲集が25位に入り、そのCDなどを聴いたので、簡単な感想を記します。

   

澤和樹著「教養として学んでおきたいクラシック音楽」表紙。以前、この本の感想をアップしました(その記事へのリンク)。

(上記の本の第6章 クラシック音楽に触れるヒント 巨匠で選ぶ~指揮者・楽団編から)

   

(チェコ・フィルハーモニー管弦楽団について)
『音程の美しさ、ハーモニーの見事さはベルリン、ウィーンに決して引けを取らず、レパートリーによってはむしろ上ではないかと感じています。』と記しています。

(タワーレコード クラシックベストセラー2024年間TOP40の冊子)

表紙

   

25位に、ビシュコフ指揮チェコ・フィルのドヴォルザーク交響曲7~9番が入っています。前後もコピーしました。

(聴いたCDとその感想など)

   

ドヴォルザーク:交響曲第7~9番他、セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィル(PENTATONE 2023年録音)   

   

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」。セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィル(PENTATONE 2021年録音)

   

CDのライナー写真から、チェコ・フィルを指揮しているビシュコフ。

(セミヨン・ビシュコフの略歴)

1952年、ロシアのサンクトペテルブルクに生まれ、イリア・ムーシンに師事して指揮を学ぶが、75年にアメリカに亡命。西側諸国のオーケストラで客演活動を行ない、コンセルトヘボウ管やニューヨーク・フィルなどの仕事で高い評価を得た。85年からバッファロー・フィル、89年からパリ管弦楽団の音楽監督、97年、ケルンWDR響の首席指揮者、2018年チェコ・フィルの首席指揮者、音楽監督に就任。

 

   

ドヴォルザーク:伝説、3つのスラブ狂詩曲。トマーシュ・ネトピル指揮チェコ・フィル(PENTATONE 2021年、2023年録音)

   

CDのライナーにある写真。トマーシュ・ネトピル。

(トマーシュ・ネトピルの略歴)

1975年生まれ、チェコ出身の指揮者。スウェーデンのストックホルム王立音楽院で指揮をヨルマ・パヌラに師事。2002年にフランクフルトのゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクールで優勝。2004年に「プラハの春」、ザルツブルク音楽祭にデビュー。2009年よりプラハの国民劇場の音楽監督に就任し、ベルリン・フィルやウィーン国立歌劇場にデビュー。2012年~2023年、独・エッセン市立劇場音楽総監督。チェコ・フィルの首席客演指揮者も務め、2025年からプラハ交響楽団首席指揮者。

 

    

管弦楽名曲集(グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、チャイコフスキー:序曲1812年、スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲、ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲など)。カレル・アンチェル指揮チェコ・フィル(SUPRAPHON原盤→タワーレコードSACD、1958~1965年録音)。

(カレル・アンチェルの略歴)

1908年、チェコのトゥカピ生まれの指揮者。1973年カナダにて没。プラハ音楽院でターリヒに指揮を学び、1933年プラハ放送響の音楽監督に就任するが、1939年にナチス・ドイツによりプラハが占領され、ナチスの非協力者として家族全員がアウシュビッツ強制収容所に入れられ、そこで父母、妻子は虐殺された。1947年からプラハ放送響の指揮者、1950年にチェコ・フィルの常任指揮者に就任。1969年チェコ・フィルとのアメリカ演奏旅行中にプラハの春事件が起こり、そのまま亡命し、亡命後はトロント響の常任指揮者を務めた。

 

(チェコ・フィル演奏のCDの感想)

カレル・アンチェル指揮の「管弦楽名曲集」は、1960年代前半のチェコ・フィルの華麗なサウンドが、SACD化によって際立っていました。当時の楽団員のソロも良く、こういう名曲集としては屈指のものだろうと思いました。

セミヨン・ビシュコフ指揮の「ドヴォルザーク交響曲7~9番」と「わが祖国」は、録音の良さともあいまって、絹のように柔らかくて美しい、チェコフィルの管弦楽の素晴らしさを味わうことができます。特に、「わが祖国」は、普通のCDですが、定位や音の分離がよく、SACDと勘違いするくらいの高音質で、驚きました。

トマーシュ・ネトピル指揮の「伝説、3つのスラブ狂詩曲」は、曲自体がなかなかの傑作なので、是非、演奏会で聴いてみたい曲です。ここでも、ヴァイオリンをはじめ弦楽器の演奏が流麗で素晴らしく、録音もよい。

 

(他にも、最近聴いたCDがあります)

   

チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ。沼尻竜典指揮トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(EXTON 2000年録音)。力強い演奏でした。

   

弦楽のための小品集。ジュリアード弦楽四重奏団(SONY 1968年録音)。ガーシュインの「子守歌」を聴きたかったので購入したのですが、プッチーニの「菊」とか、他の作品も楽しめました。
(収録曲)ガーシュウィン:子守歌、ハイドン:アンダンテとメヌエット(弦楽四重奏曲第83番より)、シューベルト:弦楽四重奏曲断章 ハ短調 D103、メンデルスゾーン:変奏曲とスケルツォ、プッチーニ:弦楽四重奏曲「菊」、ヴォルフ:間奏曲 

(参考)セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルのドヴォルザーク「交響曲第7番~9番」のPR  

PENTATONEのPRページ(youtube)


鈴木優人指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン「バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集」、鑑賞予定の鈴木優人さんのコンサート。

2025-02-05 19:30:00 | クラシック

昨年12月21日に開催された鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによるヘンデル「メサイア」の演奏も良く(その記事へのリンク)、鈴木優人さんは、僕の中で注目すべき音楽家となっています。最近購入したCDや聴きに行く予定の演奏会について記します。

(購入したCD)

鈴木優人(チェンバロ&指揮)「バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集」(第1集) 2018年録音

   

(メンバー)

チェンバロ&指揮:鈴木優人
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
     三宮正満(オーボエ)、若松夏美(ヴァイオリン/コンサートマスター)、高田あずみ(ヴァイオリン)、
     竹嶋祐子(ヴァイオリン)、山口幸恵(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)、西澤誠治(ヴィオローネ)

(曲 目)

J.S.バッハ(1685~1750):  

1  チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調  BWV1052 (消失したヴァイオリン協奏曲からの編曲)
2  チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調  BWV1056 (消失したヴァイオリン協奏曲からの編曲)
3  チェンバロ協奏曲第8番 ニ短調  BWV1059R (鈴木優人による復元)
4  チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調  BWV1053 (消失したオーボエ協奏曲からの編曲)

鈴木優人(チェンバロ&指揮)「バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集」(第2集) 2019年録音

   

(メンバー)

チェンバロ&指揮:鈴木優人
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
     アンドレアス・ベーレン、水内謙一(リコーダー)、若松夏美(ヴァイオリン/コンサートマスター)
     高田あずみ(ヴァイオリン)、山口幸恵(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)、西澤誠治(ヴィオローネ)

(曲 目)

J.S.バッハ(1685~1750):

1  チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調  BWV1057 (ブランデンブルグ協奏曲第4番BWV1049からの改作)
2  チェンバロ協奏曲第4番 イ長調  BWV1055 
3  チェンバロ協奏曲第7番 ト短調  BWV1058 (ヴァイオリン協奏曲イ短調BVW1041からの改作)  
4  チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調  BWV1054 (ヴァイオリン協奏曲ホ長調BVW1042からの改作)

(CDの感想など)

J.S.バッハの協奏曲は、主にヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮ケルン室内管弦楽団のCD(NAXOS)で聴いていましたが、鈴木優人さんのものは、全体にリズムが躍動し、早めのテンポのものなどスイングしているようで、気に入りました。

第5番BWV1056は、独奏チェンバロの動きがよくわかり、ラルゴの美しい旋律も登場して、曲、演奏ともに印象に残り、ブランデンブルグ協奏曲からの改作の第6番BWV1057や第3番BWV1054も楽しい。第8番BWV1059Rは、鈴木さんにより復元されたもので、多才なことに驚きました。

(CDのジャケット内側にある演奏写真)

第1集のもの。

第2集のもの。


(今後聴きに行く予定の演奏会)

有難いことに、この春に長野市で鈴木優人さんの演奏会が2回開催されるので、聴きに行く予定です。そのチラシ2枚を掲載しました。

   

鈴木優人指揮読売日本交響楽団の演奏会。村治香織(g)さん独奏のアランフェス協奏曲、べ―トーヴェンの英雄も楽しみです。

   

鈴木優人(チェンバロ)によるバッハのゴルトベルク変奏曲が聴けます。こちらも楽しみ。

【鈴木優人さん 関連ホームページ】

(20+) Facebook

鈴木 優人 | クラシック音楽事務所ジャパン・アーツクラシック音楽事務所ジャパン・アーツ


ピアニストのフリードリヒ・グルダ著「俺の人生まるごとスキャンダル」(筑摩著房)を読み、彼のCDを聴きました。

2025-01-25 19:30:00 | クラシック

フリードリヒ・グルダ著、田辺秀樹訳の「俺の人生まるごとスキャンダル」(ちくま文芸文庫)を読みました。

   

表紙

(帯裏に記載された本書の内容)

(感想など)

本書は、2023年3月発行の文庫本ですが、もとは、1993年に発行された『グルダの真実ークルト・ホーフマンとの対話』(洋泉社)です。入手困難本だっただけに、この文庫化は、ありがたいもので、僕も書店で見つけた時には、小躍りしました。

グルダは、言うこともいうが、やることもやるという言行一致の人だったと、本書を読んて改めて感じました。ジャズを習得するために、数年間、各地のクラブに出かけてジャムセッションに参加していますが、名声を得たあとなのに、徹底してやっていて、凄い。

クラシックの演奏家の評価や女性遍歴など、この本ならではの著述も多く、最後まで興味深く読めます。グルダの書いた曲がもっと聴かれるようになれば良いなと思いながら、訳者の田辺さんによる後書きを読みました。日本語訳がこなれていて、その点も素晴らしい。

 

(著者、訳者について)

      

筑摩書房のホームページ:『俺の人生まるごとスキャンダル』フリードリヒ・グルダ | 筑摩書房

 

(本書を読んで、改めて聴いたグルダのCD)   

   

モーツァルト:ピアノソナタ第11番、13番、15番。ピアノ学習者なら、弾いたことのある曲ばかり収録されたCD(タワーレコード限定、アマデオ原盤)です。グルダの装飾音をつけた自由な解釈は、当時、賛否両論を巻き起こしたものです。日本の評論家吉田秀和さんは肯定的にとらえています。

   

シューベルト:即興曲集、楽興の時。グルダ最後の録音で、亡くなる1年前、自宅のスタジオで収録されたもの。彼は、最後には、ウィーンに還ったと感じたアルバムです。シューベルトの曲とともに自作曲も収録。

2024年タワーレコードクラシック売り上げTOP40、中からビシュコフ指揮チェコ・フィルのものなど2作品を新たに購入。

2025-01-08 19:30:00 | クラシック

タワーレコードでは、クラシックのCDについて、売れ行きのランキングを記した「タワーレコード CLASSICAL 年間TOP40」という冊子を作成・配布しています。

2024年のものも作成され、同社のホームページでも公表されています。中から、気になる2作品を新たに購入しました。

   

冊子の表紙

   

2024年、タワーレコードで最も売れたクラシック輸入盤TOP40。3位までは次のとおり。

1位 ショパン、スクリャービン、矢代秋雄:24の前奏曲。藤田真央(p)
2位 John Williams in Tokyo ジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴ指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
3位 シベリウス&プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲。ジャニーヌ・ヤンセン(vo)、マケラ指揮オスロ・フィル

1位の藤田真央と、9位のユジャ・ワンのCDは、それぞれ発売と同時に購入。クラウス・マケラ(指揮)のCDが、3位、4位、7位に入り、非常に注目されていることがわかります。

    

11位から40位です。このうち、25位のビシュコフ指揮チェコ・フィルのCDを新たに購入しました。あとの方で記します。   

   

最も売れたタワーレコード企画盤。音質向上を目指し、古い録音を復刻してSACD化するなどの取り組みを行っています。

1位 モーツァルト:後期交響曲集。クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(SACD Hybrid)
2位 レスピーギ:ローマ三部作。ムーティー指揮フィラデルフィア管弦楽団(SACD Hybrid)
3位 ロイヤル・バレエ・ガラ。アンセルメ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(SACD Hybrid)

企画盤の中では、クーベリックの指揮したものが人気があるようです。2位のレスピーギ作品を新たに購入しました。あとで記します。

   

最も売れたタワーレコード話題盤TOP10。趣旨があまりよくわかりませんが、国内制作盤売れ行きランキングで良いのでしょう。9位の辻彩奈(vn)さんのものは購入して、聴いています。

【上記冊子に掲載されているCDで、僕が購入した5作品   

   

ショパン、スクリャービン、矢代秋雄:24の前奏曲。藤田真央(p)

世界で活躍を続けるピアニスト、藤田真央のソニークラシカルからの第2作目で、発売と同時に購入しました。前奏曲集ですが、スクリャービンのものが、曲、演奏共に印象に残りました。

   

ウィーン・リサイタル ユジャ・ワン(p)

ユジャ・ワンの2022年に行われたウィーンのリサイタルライブ盤です。発売と同時に購入しました。このリサイタルでは、リゲティやカプスーチンの超絶技巧を要する曲目も演奏していますが、ベートーヴェンのソナタ18番「狩り」も見事です。

(参考)ユジャ・ワン・ホームページ:Yuja Wang | Piano

   

ドヴォルザーク・交響曲第7番~第9番、序曲「自然と人生と愛」。セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィル

2018年10月よりチェコ・フィルの首席指揮者・音楽監督を務めるビシュコフが、2023年9月末から10月はじめに本拠地ドヴォルザーク・ホールで録音したドヴォルザークの交響曲集。チェコ・フィルの音色が美しくて、最高です。昨年末に購入したもの。

   

レスピーギ:ローマ三部作。リッカルド・ムーティー指揮フィラデルフィア管弦楽団(SACD Hybrid)

ムーティ―の指揮したCDでは、「Riccardo Mudi Conducts Italian Masters」(CD7枚組、下記に画像)が気に入っていて、彼のイタリアのものは素晴らしい。このレスピーギ作品は、聴いたことがないので昨年末に購入。実は、これから聴くところです。

(参考)Riccardo Mudi Conducts Italian Masters(CD7枚組)

  
   

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集。辻彩奈(Vn)、阪田知樹(p)

最も売れたタワーレコード話題盤TOP10の9位に入ったアルバム。辻さんの演奏は3回聴いていて、気に入っています。演奏は情熱的なところがあり、往年のチョン・キョンファにちょっと似ているかも。待望の新譜です。

(参考)辻彩奈ホームページ:ヴァイオリニスト | 辻彩奈オフィシャルサイト | Ayana Tsuji

  

【タワーレコードホームページ「クラシック年間TOP40」のページへのリンク】

2024年タワーレコード クラシカル年間TOP40 - TOWER RECORDS ONLINE