鈴木優人さんのチェンバロ・リサイタルが長野市芸術館で開催されたので、聴いてきました。近くでやってくれるが有り難い。
チラシ表
(出 演)
チェンバロ:鈴木優人
鈴木優人さんは、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、関西フィル首席客演指揮者。N響、ドイツ・ハンブルク響、オランダ・バッハ協会などに客演。作曲家、鍵盤楽器奏者としても活躍。詳しくは下記プロフィールをご覧下さい。
(曲 目)
J. S. バッハ / ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アリア、第1変奏~第30変奏、アリア
J. S. バッハ (鈴木優人編曲)/ 主よ、人の望みの喜びよ (アンコール曲)
(感 想)
チケット(293席)は予定枚数終了で、鈴木優人さんは人気があります。カジュアルなセーター姿で登場し、変奏にカノンが使われているといった解説を行ってから、演奏に入りました。
アリアは、、典雅な音色による装飾音の多い演奏で、ピアノと異なるサウンドに、まず惹きつけられました。第2変奏から第5変奏くらいまで、左手の低音(ベース)の動きが目立ち、ジャズっぽくて面白く聴いていました。
後半、第20変奏あたりから、音量が大きめになり、華麗な展開で、技巧的にもトリルがあったりしてスリリングでした。集中力が途切れることなく、最後まで見事なチェンバロの演奏でした。
(会場で使われたチェンバロ、鈴木優人さんの持ち込みです。)
(鈴木優人さんのプロフィール)
【鈴木優人 インスタグラム】
Masato Suzuki - 鈴木 優人(@masatosuzukimusic) • Instagram写真と動画
演奏に感激して、会場で販売していた次のCDを購入して、サインもいただきました。
J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻。鈴木優人(チェンバロ)。2024年1月録音。発売されたばかりのSACD。会場で販売されていましたが、よく売れていました。