上越市のジャズが流れるピザ屋・カフェの「びんのかけら」のマスターは、北アルプスに登りますが、その際撮影した写真を製本してお店に置いてありました。スリリングな写真ばかりです。スリリングなジャズを。
CHARLES LLOYD (チャールス・ロイド)
THE FLOWERING (ATLANTIC 1966年録音)
チャールス・ロイド(ts, fl 1938年生)は、近年も新作を発表して健在ぶりを示していますが、60年代にキース・ジャレット(p)やジャック・デジョネット(ds)を擁したカルテットで録音した諸作が忘れられません。キース・ジャレットが2025年5月8日に80歳のお誕生日を迎えることもあり、連休中に何作か聴いてみたうちの一枚です。
メンバーは、チャールス・ロイド(ts, fl)、キース・ジャレット(p)、セシル・マクビー(b)、ジャック・デジョネット(ds)。トラック1~4が、1966年10月29日ノルウェイのオスロでのライブ録音、トラック5が、1966年7月23日、24日のフランスのアンティーブ「ジュアン・レ・パン・ジャズ祭」におけるライブ録音。
(英文表記)Charles Lloyd(ts, fl)、Keith Jarrett(p)、Cecil McBee(b)、Jack DeJohnette(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Speak Low (Ogden Nash, Kurt Weill)
2 Love-In / Island Blues (Charles Lloyd)
3 Wilpan's (Cecil McBee)
4 Gypsy '66 (Gabor Szabo)
5 Goin' to Memphis / Island Blues (Charles Lloyd)
チャールス・ロイドの自作が2曲、セシル・マクビーとガボール・サボのものが1曲づつに、スタンダード曲の「Speak Low」という選曲。
1966年から68年にかけて活動した、キース・ジャレット入りのチャールス・ロイド・カルテットは、アトランティックレーベルに8作品を残していますが、本作は、活動休止後3年経った1971年になって最後に発売されたもの。内容は飛び切りで、ロイド(ts)のコルトレーンライクなプレイも優れものですが、キース・ジャレット(p)の演奏が素晴らしく、特に「Love-in~Island Blues」におけるR&Bテイストのプレイには痺れました。
(参考)本作から「Speak Low」が聴けます。
Charles Lloyd Quartet — Speak Low
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるのは、いずれもチャールス・ロイド・カルテットのアトランティックレーベルのアルバム。右から、「Forest Flower」(オリジナルではなくて、多分、セカンドくらいのレコード)、本作「The Flowering」(CD日本盤)、「In The Soviet Union」(CD日本盤)、「Journey Within」(CD日本盤)。
(参考)
このレコードは、1968年くらいからのアトランティックのラベルが使われています。「Forest Flower」は、1967年の発売で、オリジナル盤のデザインは異なります。
飾ってあるCD2枚。せっかくなので、ジャケットをコピーしてみました。
【びんのかけら】
住所:新潟県上越市大字大貫4237-106
電話:025-525-8885
ホームページ:びんのかけら (食べログのページです。)
お店の外観。駐車場は、他にもすぐ右手にあります。
店内。他の3つのテーブル席はいっぱいでした。
CDでジャズをかけていました。
天井近くに設置してあるスピーカーから、控えめの音量ですが、デューク・ジョーダン(p)の演奏が流れていました。
カウンター席に着席
マスターの後ろ姿。ピザを焼く窯が右手にあります。
ブレンドコーヒーとケーキを注文。
お店のロゴマークが入っている器を使っています。
手作りケーキ。栗のタルトです。美味しくいただきました。次は、ピザを食べに寄るつもりです。
マスターの登山の写真集です。初めて見ました。
すごい厳しいところも歩いていますが、ここからは、黒部源流域に行った際の記録。3泊4日コースでいったそうですが、普通は、4泊5日のコースかと思います。
昨年の10月に北穂高岳に行った際の記録など。登山ルートが普通のところではなかったです。