先日、この地域ならではの洋菓子をいただきました。飯田市の洋菓子店「ノエル」から発売されている、「清内路かぼちゃ」を使用した、クッキー、マドレーヌ、プリン、シフォンケーキです。「清内路かぼちゃ」は、糖度が16度あり、きめが細かく、色もきれいなので、お菓子作りにいいと店主が話していました。そのかぼちゃは、長野県下伊那郡阿智村清内路だけで栽培されていますが、種の固定と増産が今後の課題のようです。ほどほどの甘さの声を。
SASKIA BRUIN (サスキア・ブルーイン)
STEP INSIDE LOVE (Rip Curl 2009年録音)
サスキア・ブルーインは、オランダ出身で、1987年に英国に移住、サックス、ヴォーカル、ジャズピアノを勉強し、1995年に学校を卒業してからイングランド東部を中心に活躍している歌手です。2004年には自己のクインテットを結成して、スタンダード曲などを録音し、今までに2枚のアルバムを出しています。
伴奏は、Chris Ingbam(p)、Andrew J. Brown(b)、Russell Morgan(ds)、Colin Watling(ss)、Phil Brooke(g)などです。基本的には、ピアノトリオにギターを加えたコンボの伴奏で歌っています。サスキアは、イリアーヌ・イリアスやべべウ・ジルベルト、そしてクール・ジャズから影響を受けていると、彼女のホームページにあります。そのためか、このアルバムでもボサノヴァの曲が多いです。
曲は、スタンダードを中心に新しめのものも入ります。バート・バカラック作「The Look of Love(恋の面影)、ロバータ・フラックのヒット曲「Feel Like Making Love」、「Virginia Moon」、「Comes Love」、「Estate」、ポール・マッカートニー作「Step Inside Love」、「I Got Lost In His Arms」、「And We Will Fly」、ジョビンの「Once I Loved」、「Wondering」、「You're My Thrill」、「Close Your Eyes」、「Call Me」、「I Can't Give You Anything But Love」(捧ぐるは愛のみ)の14曲。
ボサノヴァやジャズの香りがするヴォーカルで、疲れた時や深夜などに心静かな音楽を楽しみたいときにピッタリです。声域は、コントラルトといってよく、ささやくように歌っています。「The look of Love」や「Estate」、「Once I Loved」など、遅いテンポでもだれずに、ふんわりと包み込むような優しい歌が聴けます。「I Can't Give You Anything But Love」は、ギター・ソロも入ってジャジー。このところ深夜にたまに聴いています。
2013年もあとわずかです。本年も拙ブログをお読みいただきありがとうございました。皆さま、よいお年をお迎えください。
【清内路かぼちゃとそれを使った洋菓子店「ノエル」のお菓子】
ノエル洋菓子店 住所:長野県飯田市育良町1-21-10 電話:0265-25-1999
ホームページ:ノエル洋菓子店ホームページ