COCOA

memorandum&curiosity

京都の大階段

2005年10月30日 17時47分12秒 | exploration
都会の喧騒を嫌う人にとっては苦手かもしれませんが、京都の大階段とその周りの建造物は、存在感があるように思います。京都駅の建設時、これらの建築物は京都の美観を損ねるという批判が多数あったようですが、その反面、有名スポットにもなっているので、複雑ですけど、見てみたいと思っています。

初のサッカー観戦

2005年10月29日 19時24分53秒 | Weblog
ひょんな事から浦和レッズの観戦チケットが手に入り、その日に観戦することになりました。
事の経緯は、親戚がチケットを余らせてしまったということで、記念に行ってみないか?と誘われたことがきっかけです。

聞くところによると、このチケットは、簡単に手に入れたわけではなく、観戦を希望しても抽選になり、その抽選に当選した結果、浦和レッズ vs 川崎フロンターレ を観戦することができたということなので、ありがたい気持ちで観戦させてもらいました。

さいたまスタジアムに到着すると、独特の雰囲気と臨場感で、ボルテージも上がってきました。更に、レッズサポーターの赤と芝生のグリーンが映えてきれいでした。サッカーに限らずライブには、迫力があります。とてもテレビでは、伝えることのできない部分です。

私個人としては、さいたまスタジアムという建築物を見れただけでも、満足でしたが、応援していたレッズも勝利し、いい事尽くめで、大勢の人ごみの中に混ざって夕暮れ(ほぼ夜でしたけど)の中消えて行きました。

共謀罪

2005年10月22日 20時56分02秒 | legal
新聞を読んでいますと、「共謀罪法案」の国会審議が始まったと書いてあるので、世間の安全を考えるなら大変良いことだなぁ・・・と感心していました。ところが、どうやら自分が考えているほど物事は単純ではないようで、他紙の社説等も読んでみたところ、いろいろと批判もあるようです・・・。

日本弁護士連合会によると、「共謀罪は、思想を処罰することにつながる」との批判があるようです。一体これはどういうことなんでしょうか?

この話では、仮にこの法案が新設された場合、会話やメールのやりとりが捜査の対象となるようで、捜査機関による不当な監視の強化につながると懸念を示しているようです。(そうなると、ちょっと怖いなぁ)
たとえ話をすれば、マンション建設反対の住民が、自治会で反対運動をしようと、話し合っただけで、共謀罪の対象になるということは、人権問題にも影響します。さすがにこれは、問題なのでは?

それを問題視している中で、修正案も出ているようで、成立しない場合として、①団体の活動や縄張りと無関係に友人や同僚と共謀、②犯罪の実行部隊のない市民団体や会社の人の共謀、③マンション建設に反対する住民グループが工事の妨害を話し合うなど・・・共謀罪に適用されないケースを具体的に示しているようです。

ここまでの流れでは、修正されたことによって、法案が通過するのでは?と安易に考えました。ところが、刑法のところで問題がありまして、「中止犯」の定義があいまになるという指摘があります。
これはどういうことなのかというと・・・「中止犯」は刑法43条で「自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減刑し、または免除する」と規定されています。ということは、犯罪を思い立っても自己の意思で中止をすれば、減刑されたり、免除される可能性が残されていました。しかし、「共謀罪」については、共謀してしまったら即、既遂になります。これでは、刑の減免措置によって未然に防げる犯罪に歯止めをかけることができなくなり、世間の安全を脅かすことになりかねません。

そもそもどうして、「共謀罪」という法案を通過させる利点はどこにあるのでしょうか?
新聞には、2000年の国連総会で、テロ・暴力団、マフィアなどの組織犯罪の撲滅を目指す「国際組織犯罪防止条約」が採択され、日本は、条約に署名し、国会で承認していることから、テロなどの未然防止に効果的な共謀罪について創設を義務付けられているそうです。

そして、頭が痛いのは、国内法の整備ができず、条約批准が遅れ続けるようでは、テロや麻薬密輸など組織犯罪に対する国際共闘の足並みを乱すことになりかねないところに、国益を損ねる場合も考えられ、非常に心配です。

個人情報保護法

2005年10月21日 15時52分13秒 | legal
「法律の制定というのは、難しいんだなぁ・・・」と考えさせられますね。
この個人情報保護法は、平成17年4月1日に施行された法律で、個人のプライバシーを守ることを立法目的とした法律だそうです。これには、罰則規定も設けられていて、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金(56条)とありました。そして、あまり細かく覚えていませんが、規制の対象となる個人情報を扱う業者さんについても規定されていました(記憶が確かなら、5千件以上の個人情報を扱う業者が対象だったと思います)。

これで、個人の情報が守られると喜んでいましたが、この個人情報保護法のおかげで、捜査に深刻な支障がでていると、新聞に書いてあるのを見ました。
というのも、警察が捜査の過程で、事件の被害者等の搬送先である病院に問い合わせると、個人情報保護法を理由に回答を拒否されるケースが3ヶ月で500件に上っているそうで、立法目的とは違った弊害がでているようです。
これだけだと、「立法者はそんなことも想定できなかったのか?」と驚きましたが、どうやらそうではないらしくて、警察の照会に応じても保護法違反には、該当しないことも明記されているそうです。

しかし、それなら、なぜ、病院側は、渋るのかといえば、条文の一文に、但し書きとして、「本人から損害賠償を求められるおそれがある」と記されていることが要因になっているのでは?と分析されていて、立法の立場からは、「一般論として例示しただけで、過剰に受け取られるのは本意ではない」としています。

一方で、これとリンクして、公開が原則となっている住民基本台帳の閲覧制度のあり方を考え直すような出来事も起きているようです。個人情報保護を目的として「営業目的」は閲覧禁止する限定公開制にする案がでており、成立すれば、来夏にも施行される見通しです。

このようないきさつを見聞きしていると、法律の制定というのは単純ではなく、よっぽど賢くないと立法は難しいと感心しました。

昨日の党首討論

2005年10月20日 07時00分17秒 | politics
昨日は、衆院選後初の党首討論がありました。今朝見た番組では、レベルが低い党首討論だったと辛辣な意見が出ていましたが、僕個人としては、好感の持てる内容だった気がします。(なぜマスコミが落第点を出すのか、真意はわかりませんが・・・)

以前から、民主党の前原さんが安全保障問題を得意分野にしていることは多方面の資料などで知ることはできていましたが、日米安保を軽視していないところは、今までの民主党党首と一味違うように見えました。(日本国民に目を向けている姿勢に安堵感をおぼえました)

さて、党首討論の内容ですが、中国が日米分断作戦を図っている節があるという、びっくりするような内容が飛び出てきました。この中国の動きをどう見るのか、小泉さんに見解を求めたことに対して、小泉さんは、「中国に日米関係を離間させようという動きがあることは承知している。私は、日米関係が良いほど、中国ともより良い環境を維持できると考えており、日米関係を多少損なっても他国との関係で補うという考えはとっていない」という見解を述べていました。(これを聞いて、へぇ~なるほど・・・と思いました)

さらに、付け加えて、「日米離間策に乗ってはいけないということを、前原代表もわきまえて欲しい」とも述べていました。この党首討論はNHKで放送されて、全国の国民も見ています・・・ということは、その党首の人となりも見え隠れするわけで、今回の前原さんの人となりも見られたわけで、自己アピールの場でもあると思いました。そういう意味では、前原さんに良い印象を持ちましたし、全国紙の社説などにも、画期的だったなどと、ポジティブな意見も見られました。

討論の割合は(全部で45分でした)、日中問題に7分、靖国問題に7分、残りの時間は日米同盟の重要性や、安全保障問題でした。個人的にも、安全保障問題を意識していたので、注意深く聞き入っていました。
よくよく聞いていると、安全保障政策については、共通の認識を持っているようで、野党第一党と安全保障政策が共通なのは、画期的だと言えます。

日本橋に越後屋呉服店・・・

2005年10月11日 10時02分36秒 | ニュース
東京日本橋に越後屋呉服店復活?!
それだけのニュースなら、なんとも思わないですが、外観が非常にユニークです。

詳細を見ると、「三井越後屋ステーション」という名称で、三井グループの起源となった発祥の地でもあり、内外装についても、9千万円かけて、屋根瓦やのれん等を施していて、当時の越後屋を忠実に再現したそうです。(凄いなぁ)
スナップに撮っておきたいなぁ・・・なんて思います。店内は、付加価値のあるおむすびや、カフェも入ってるそうで、ますます遊びに行きたくなってしまいます。