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memorandum&curiosity

奥が深い明治村

2010年05月28日 13時59分56秒 | exploration
明治村は歩いていて楽しいだけでなく、歴史の勉強にもなるという、本当にお薦めスポット!

こうして明治村内を歩いていると、平然とたくさんの重要文化財が点在していて、「明治村」おそるべし! という気持ちになります。

そして、こちらは、「札幌電話交換局」があります。こちらも重要文化財です。明治時代のものなんですよ。

私的にキュンキュンきたのは、「安田銀行会津支店」。明治時代といえば西洋建築のものをイメージするんですけど、こちらの外観は、土蔵造りなんです。それでいて要所では西洋のデザインなんかも取り入れていて、時代背景からすれば、なるほど頷ける和洋折衷です。

なんでも土蔵造りは、地震大国日本においては、理に適った設計になっているんだそうで、外見からは想像できない中身に「嘘だぁ、ただ単に西洋建築の技術者がいなかっただけでしょ?」と、揶揄したくなりましたが、内部を見るとびっくり!
   
横溝正史シリーズに出てきそうでしょ?(笑) 金田一耕介さんが頭をかきむしりながら、事件を解決する姿が・・・(笑)

まだまだあります重要文化財・・・

三重県庁舎も明治時代の代物
     
凄いですよね、、、
展示物のなかには、なぜか人力車や便器なんかもあって、脈絡が理解不能でしたが(笑)、たくさん見てもらいたいという「明治村」さんの心意気には素直に敬意を払いたいと思います。


まだまだ「明治村」はこんなもんじゃありません!

みてください!これは、森鴎外・夏目漱石が暮らしていたと言われる日本家屋です。
明治の文豪が住んでいて、実際に執筆活動もされていた場所なわけですから、私的にも、テンションが上がりました。学校の教科書に出てくる人物のお家なわけですから・・・

平成の時代では、高級料亭や高級旅館でしか見られないような部屋の造りに、感動しています・・・
  
夏目漱石さんもいるし、森鴎外さんもいました。写真でも分かるように、夏目漱石さんは、「我輩は猫である」を発表されたときに暮らしていた住処でもあるんです。さらに森鴎外さんにあっては、あの「舞姫」という作品をこちらで執筆したとなれば、明治時代の潮流震源地なわけですから、興奮もします・・・それにしても、「明治村」を知らなかったなんて私は損していたなぁ・・・

ネタを小分けにして申し訳ありませんが、次回もまだまだある明治村レポートです。


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