美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

たまにはオジサンも小洒落たカフェで、カフェ飯なんぞ…

2009-07-21 | 街ごはん
解散…しましたねぇ、普段はあまり政治ネタは触らないようにしてたんですけど。
何だかなぁ?って感じですね、どっちもどっちなような気もするし。
まぁ、流れがそういうこと(ってどういうことなんだか、よく分かりませんが。)らしいので。

それにしても、そろそろいい加減に解散の時の「バンザイ」はヤメにしませんかねぇ?
それなりに「筋の通った」解散ならまだしも、もうほとんど権利を行使しただけという感じで。
さてさて、これでどうなるんでしょうか?

本当に「民○党」で大丈夫なんでしょうかねぇ?



そうそう、しばらくセカンドオピニオンで通っていた別の病院も6月一杯で終了。
その行き帰りの間に西荻周辺でのランチを楽しんでいましたが、この間に懐かしいお店や新しく見つけたお店も何軒かありました。
そんな中から、通りを歩いていて見つけたお店がココッ!



南口の飲食店街の一角のビルの1階にある「空ナナ」というデリのあるカフェです。
最初は全然気付かなかったんですが、ある日女子大の女の子たちがグループで入って行くのを見かけて。
「あっ、こんなところにカフェがあるんだぁ。」って…何しろ隣が「珈琲館」だったリするので。



で、そのお店の前に出ていたこの立て看板にね、「イベリコ豚のハンバーグ」なんて文字が。
これが自分のことを呼ぶわけですよ、「いらっしゃい!」ってね。
そんなわけで西荻通い最後のランチに思い切って行ってみたというわけです。



外にはテラス席のようにテーブルもあったりして、そこはワンちゃんもOK。
店内にはショーケースに色々な手作りのお惣菜が並んでいて、テイクアウトして行く近所のOLサンの姿も。
もちろんデリの中からチョイスするお惣菜のプレートなんかもあるし、店内の壁にもサイドメニューになりそうなものが黒板に手書きされてたり。

カウンターが5席程とテーブル席の店内は白が基調で、明るくウッディな作り。
もちろん「イベリコ豚」に惹かれてきたわけですから、「ハンバーグプレート」をお願いしました。
ちなみに「空ナナ」の「ナナ」はオーナーの女性の飼っているワンコの名前なんだそうです。



というわけで、「イベリコ豚のハンバーグプレート」(980円)です。
さすがに女性向けのカフェのカフェ飯ですから、ガッツリ系のようなボリューム感はありませんが量はそこそこあります。
雑穀米のごはんにサラダが添えられていて、見た目にもなんだかお洒落なプレートですね。

ハンバーグはフンワリ系でナイフを入れるとちゃんと中から肉汁が。
「ハンバーグ」と言えば「豚」な我が家ではこういうハンバーグは理想に近い、お肉のモチモチ感があってね。
つなぎはタマネギだけでシンプルに、イベリコ豚のお肉の味を生かすように作っているみたいですね。

なかなか美味しかったですよ、しっかり手をかけているって感じで。
これでもうワンサイズ大きめだと嬉しいんですけどね。
まぁ、自分たち向けのお店じゃないからこれでいいんでしょうけど。

たまにはこんな小洒落たカフェでカフェ飯なんて言うのもいいもんですね。


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ネットで見つけたっ!

2009-07-20 | 道具
さて、TheOpen(全英オープン)も終わり、7月も残すところあと10日となりました。
そしてツールはついにアルプスの山岳ステージへと突入です。
明日の休養日を挟んで今日からの4日間が実質的な総合優勝争いにとって、文字通りの大きな「山場」となります。

またシャンゼリゼに帰りたい選手、シャンゼリゼのゴールで各賞のジャージを着ていたい選手にとってもミスの出来ない4日間ですね。
このアルプスの山岳ステージ3連戦を上手く乗り切った選手だけが、パリへの権利を得ることが出来る。
まさにふるいにかける試練の山登り、スイープ(掃除=タイムアウトで失格)されてしまっては元も子もないのですから。

ランス・アームストロングも好位置につけて、復活の優勝を虎視眈々と狙っています。



デジタル一眼を使い始めて数年、Blogを始めてからは遊びに行く時はほぼ確実に持ち歩いています。
まぁ、普段は短いレンズを付けたものを肩からかけるなりして持ち、長いレンズをウェストバッグやディパックに入れてというのがほとんど。
たまに車の時などは小さめのトートバックにカメラだけを入れてということもありますけど。

かといって専用のカメラバックって使い勝手も含めて、なかなかデザインのいいのが無くてねぇ。
今は普段使っているOAKLEYのディパックに、上手く工夫して詰め込んで持ち歩いているのですが。
リュックタイプは大き過ぎるのがほとんどだし、あとは普通にショルダータイプのものがほとんどで気に入らなくてねぇ。

もちろんバッグ類もお気に入りのブランドもあったりして、ヘビーデューティーなものなら山用のメーカーとかね。
OAKLEYがカメラ用のリュックでも作っててくれれば、それが一番なのは間違いないのですが。
そんな中、たまたまネットで見つけて即買いしてしまったのがコレッ!



「Mountain Smith(マウンテンスミス)」の「zip-top tote(ジップトップトート)」というモデルのXSサイズ。
スミスのカメラバックのシリーズで唯一のトートバックタイプのラインナップです。
一時期スミスのカメラ用にリュックの購入を本気で考えたことがあったんですけど、どうにも大きさが中途半端に大きくて使い勝手が悪くてねぇ。

もちろん両手があくということは移動にはとても楽なんですが、背中に背負ってしまうとイザという時にすぐ出せないのが難点でもありまして。
そんな中このようなトートバックのタイプなら、すぐに前にまわして取り出すことが出来るのが便利な訳ですね。
それに普通のアウトドア用と違ってカメラバッグのシリーズのモデルなので、カメラ用のクッションもしっかりしていて安心なのももちろんです。



作りはさすがにスミスですのでカッチリしていて、上下2段の作りやポケットの使い勝手もなかなか秀逸です。
ジップトップという位で上にあるジッパーを開くとまずは一室目、ここはそこを開いて下の荷室とつなぐことが出来ます。
下の段にはレンズなどを支える仕切りも付いていてレンズやボディーをしっかりホールドしてくれるし、上とつなげば長さのあるレンズを付けたままでも収納が可能なんです。

ちなみにこの写真の状態は借り物の100-400の白レンズを付けたままで入れた状態。
下段の仕切りの中央にフードを逆に付けたままのレンズを突っ込めば、仕切りがきっちり支えてくれますし左右のスペースには短いレンズやテレコンも入っちゃう。
上段のスペースにはまだ余裕があるのでその気になればもう1台のボディと、単焦点のレンズぐらいなら入りそうです。

そこの部分はしっかりとした樹脂製で出来ているので置いても安心だし、安定しているので倒れる心配も少ないでしょう。
予備のバッテリーやケーブル類にメディアなどは2つのポケットで十分だし、裏側や中にもジッパーの付いてポケットがあるので財布などもちゃんと入ります。
これ一つで散歩には十分過ぎるだけの機材を身につけることが出来て、我々レベルが使うには必要十分です。

それになんと言っても値段がねぇ…
スミスのカメラバッグで6,000円という超お買い得なお値段でしたから。
お店でも見たことなかったし、仮に取り寄せ出来たとしても時間がかかったりするだろうし。

いやぁ、ネットって…ありがたいですねぇ。



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ついに大泉でもホンモノのバーガーが食べられるようになった!

2009-07-19 | 街ごはん
まだ先生から病理の検査の結果が知らされません。
もう明日で術後2週間ですからねぇ?ちょっとかかりすぎてるような気もするんですが。
もしかしてこっそり嫁さんが呼ばれてたりとかして…(そんなこと無いか?)

何しろ「癌」がとりあえずまだ体内にあるのか無いのかの判断基準ですからねぇ。
陽性にしろ陰性にしろ、まさに「白黒」付けてもらいたいというのが本音。
それなりに最悪のケースも覚悟はしてあるので、早いとこ知りたいんですけどねぇ。

連休明けには分かるのかなぁ?



さて、そんな中(って、どんな中だ?)地元大泉でも、「ちゃんとしたホンモノの」バーガーが食べられるお店が出来たとの情報が。
地元の徒歩圏内、それもいくつかの散歩コースの途中となれば寄らない訳にはいかないのが「手掴かみ」(バーガーにタコスにホットドッグ)好きな自分です。
ということで早速行ってきたのがココッ!



大泉街道からOZへと向かうバス通り、ユニクロの隣に出来た「BUTCHER'S TABLE(ブッチャーズテーブル)」です。
ユニクロの手前あたりからチャコールグリルの何とも言えないいい香りが漂ってきて、もう堪りませんね。
横田や厚木、横須賀のオープンデーなんかに、兵隊が外で作ってたあのバーベキューの匂いです。

マックやバーキンも確かに「アメリカ」な食べ物の象徴ですが、ホンモノのバーガーはやっぱり「グリル」じゃないとねぇ。
グリドル(鉄板)で焼いたものよりも確実に香ばしくて濃厚な香り、パティ自体の焦げ具合なんかもチャコールグリルがベスト。
まさにホンモノの「アメリカン」なスタイルのバーガーが地元大泉で食べられるようになるなんて夢のようです。

店内はアイランドのオープンキッチンをコの字に取り囲むようなテーブルの配置。
2面が大きく窓になっていて、バス通りに面した側にはテラス席もあります。
これでキッチンに面して横長にカウンター席でもあるとまさに「アメリカの田舎街のダイナー」なんですけどねぇ。

バーガーはスタンダードな「ブッチャーズバーガー」(850円)からダブルサイズのBigな「ブッチャーズママ」(1,800円)までバリエーションも豊富。
また09:00から11:00までは「モーニング」メニューとして「厚切りチーズトースト」や「パンケーキ」なんかもあって、そんなのも「アメグラ」な世界。
夜はビールがメインの「アメリカンバー」として営業しているぐらいで、ビールに関しては世界中から10数種類が常時用意されているといった具合です。

で、ランチタイムには通常にバーガーの値段でフレンチフライとドリンクがセットになるということで。
「ブッチャーズママ」も気になりましたが、まだ検査入院が明けたばかり。
ということで、少々自重して「スモーキーベーコンチーズバーガー」(1,150円)ということに。



店内の様子を眺めつつグリルでパティを焼くいい匂いを楽しみながら待つこと10分少々。
やってきた「スモーキーベーコンチーズバーガー」はなかなかのサイズ。
フレンチポテトもタップリで、ランチには十分なボリューム感です。



しっかり焼かれたフワフワなバンズにグリルしたオニオン、ジューシーなパティ、厚みのあるベーコンの上にトロ~リとチーズが。
そしてその上にトマトとタップリのレタスが挟まっていて結構いい感じ、しっかり潰してから串を抜いて両手で持ってかじりつくのが一番。
しっかりとした肉感のあるパティはペーパーシートに肉汁がタレるほど。

スモークが効いたベーコンもグリルすることでさらに香りが立ち、厚みもあってしっかりした歯応えがあります。
オニオンもグリドルで香ばしく焼かれていて、食感と甘みが上手く出ていて好きです。
なんと言ってもチャコールグリルで焼いているのでパティの香りがいいし、ベーコンのスモークもしっかりしていてこういうの大好き!



なんと言っても気に入ったのがテーブルに置かれたボトルに入った、自家製のケチャップの旨いこと。
ほんのりスパイシーでトマトの舌触りを感じることが出来るこのケチャップ、これだけ分けてもらいたいぐらいです。
これをフレンチフライにタップリかけて、そしてバーガーの間にもタップリ挟んで食べればもう言うことなし!

マヨネーズも好きですが、男の子はやっぱりケチャップですよねぇ。
「ナポリタン」好きな自分としてはトマトケチャップには結構な思い入れがあって、わざわざハインツを買ってきているぐらいですからねぇ。
このケチャップにはもう大感激です。

個人的には大好きなタイプのバーガーが家の近所で食べられるのはありがたい、富士の裾野にお気に入りのお店もありますがここならすぐ行ける。
スタンプカードまで貰っちゃったしもうリピートは確実ですね。

退院したら絶対に「ブッチャーズママ」…だな(苦笑)



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今年の夏の「秘密兵器」になるはずだったのに…

2009-07-18 | 道具
石川遼クンは残念でしたねぇ。
まだ彼にはターンベリーの風は厳しすぎましたか?
残念ながら今年は予選落ちしてしまいましたが、タイガーより初日のスコアは良かったんですからよしとしましょう。

また来年もその次も出場権を獲得すれば来られるんですから。
10何年か経って次のターンベリーでリベンジです。
まだまだ若いんですからねぇ。

日本人最年少でのメジャー制覇だって…ねぇ?


さて、そんな世間は夏休みに入って、今日から3連休ですね。
朝から行楽地へと向かう各高速の下り線は大渋滞だったようで。
中央道は午前中に相模湖ICを先頭に、最大で50キロもの大渋滞になったそうです。

自分も元気で坊ちゃんもウチにいれば「どっか行こうよぉ!」となったんでしょうけど。
残念ながらこんな状況ではどうにもなりません。
折角春からのアウトドア用に手に入れた「新兵器」もいくつかあったんですけど。

特にこの夏に向けて「山に川に…」という確率は高かったはず。
そのためにしっかりオフのうちに「秘密兵器」を調達していたんですけどね。
その「秘密兵器」というのがコレッ!



ビブラム社製の「fivefingers」という5本指のモカシン系の水陸両用シューズ。
去年の年末にサンプル品を見て「これは…!」と、まさに一目惚れ状態。
まさかこんなことになるなんて思っていなかったので、夏は山でも川でも大活躍してくれるのではないかと速攻で予約して。

それがついに届いたのですが…残念ながらこの夏は「山だ!川だ!」とは言っていられない状況になってしまい。
この夏の「秘密兵器」としてのデビューも見送られるかという状態ですが。
とりあえず面白いのでご紹介します。



特徴はなんと言ってもこのつま先の「5本指」。
これでガッチリと地面を捉えることが出来るという「裸足」の感覚。
水の中や岩の上でもしっかりとホールドしてくれて、まさに「第2の足の裏」のような設計になっているんですね。

いくつかあるモデルのうちから選んだのは開口が広く甲にストラップが付いているタイプ。
全体に作りは細めでタイトですがソールの面積はしっかりあるし、アッパーの生地自体がウォーターモックのように伸縮性が高くピッタリとフィットします。
開口が広いので踵が小さい自分的には踵が浮いてしまいそうな気もしましたが、ヒールにもストラップがあるのでアキレス腱の部分までちゃんとホールドしてくれます。

もちろん「5本指」ですのでそれぞれに指を入れなければなりませんから、履く時にはそれなりの「儀式」が必要になります。
履く時に多少手がかかりますがその分フィット感と軽さが際立っていて、履いてしまえばもう「裸足感覚」そのもので履いていることを忘れてしまいそう。
渓流釣りなどで草鞋を履いたことがある人や、地下足袋の経験者ならこの感覚はよくわかると思います。



そしてまたソールのデザインもこのように、まるで「類人猿」の足の裏のようなデザイン。
ソールの素材もそれなりに摩擦抵抗があるようで、クライミングシューズ代わりにも使えてしまうのではとも思えます。
このまま河原の湿った土の上を歩いたら「原人」の足跡と間違われちゃいそうな気もします。

ソール自体の厚みもウォーターモック程薄くなくて、しっかりとした厚みがあるので安心感はあります。
それに立体成形のソールはちゃんと足の裏のように、部分部分で厚さに変化が付けてあるので歩きやすさも損なわれていません。
夏場の川遊びならこれを履いていれば「ウェダー」なんかは必要なさそうで、ジャブジャブ川の中に入っていってそのまま遊べますね。

ゴアテックスの高いトレッキングシューズもいいですけど、これならその半額程度(このモデルで1万4千円ほど)でこんなのも手に入るんです。
どうせ雨に降られれば濡れてしまうのだからと割り切れれば、夏はこういう靴で裸足で走り回るって言うのはいかがでしょうか?
そういえば自分が子供の頃はよく裸足で走り回ってましたけどねぇ…

最近はアスファルトだから、熱くて裸足は無理ですかね?


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駅から離れた住宅街の民家で頂く、中々な出来の蕎麦は趣味の域を越えて…

2009-07-17 | 蕎麦
まだ病理の結果が届きません。
術後一週間程度と聞いていたのですが、遅いのはもしかして…などと不安にもなりますが。
何しろステージ2とステージ3(この辺は解説しないので、興味のある人は自分で検索してね!)では、気分的に大きな違いですからねぇ。

ただ、最近の抗ガン剤は副作用がほとんど無いものもあるそうで。
その辺はあまり気にしてないし、高校時代に一時期スキンヘッドも経験済みなのであまり抵抗もありません。
などと、一応最悪のケースも視野に入れて、想定済みな自分です。

でも、やっぱりあまり遅いと気になるなぁ…



そんな訳で(って、どんな訳だか…)、病院で病院食(それもまだ流動のね)食べてる自分がサボっていた間の「食べ物ネタ」って言うのもどうかと思いますが。
裏メニューの方は連動と言っておきながら、連動せずにそれでも細々と進行していて。
それだけじゃなくて「新プロジェクト」まで進行し始めてたりもしていまして。

なので、そろそろこちらの「街ごはん」ネタも進めないとねぇ。
そういうことで、入院中に少しづつでもアップしていくことにして、病院に持ち込んだPCに画像はしっかり取り込んで来てあるんです。(何だ、初めからその気じゃん>自分)
ということで、まずはこんなときだからこそ大好きな「蕎麦ネタ」で、今回のお店はココッ!



ひばりとも保谷とも離れていて、ちょっと不便な住宅街にお店があります。
こんなとこ子供と散歩でもしてなきゃ、絶対に見つけませんよねぇ。
「そば」と書かれた幟(のぼり)がなければ、たぶん気付かず通り過ぎてしまうでしょう。

定年後にお店を始めたというご主人と奥様のお二人で切り盛りされています。
まぁ、お店としてはオペレーションに難があるとも言えますが、こうした形態の「リタイヤ後」も悪くないのでしょうか?
自分の場合は趣味を商売には出来ないタイプですから、商売を趣味には出来るでしょうけどね。

路地を入り一番奥へ進んでいくと、看板が指し示すのは本当に普通の民家です。
玄関先の暖簾を潜り中へと入ると、案内されたのは坪庭を臨む板張りのスペース。
テーブルも3つだけという風通しのいい明るい部屋です。

 

さすがにメニューもシンプルで、お値段が良いので「鴨汁せいろ」(950円)を選択してみました。
お茶と「揚げ蕎麦」が出され、それを摘んでいると8分程でやってきました。
丸い笊にしっかりと量がある蕎麦が盛られタップリの薬味葱が添えられています、つけ汁の方も見た目に具沢山でファーストインプレッションとしては「安い」ですかね。

ほんのりと緑がかったつやのある蕎麦は結構しっかり細打ちで見た目にはきれいです、そのまま手繰ってみれば香りはそれ程ではないもののしっかりした味と甘みがあります。
ツルッとした喉越しのいい蕎麦で中々好感が持てます、滑らかで舌触りのいいお蕎麦です。
お蕎麦を頂きながらご主人にお話を伺っていると、どうやら秩父のあのお店でお世話になっていたらしいです。



薄切りの鴨肉と葱がタップリのつけ汁には、香りのいい「新ゴボウ」がたくさん入っていて歯触りのいいアクセントにもなっています。
こういうところもなんだか家庭的な感じがして、黒姫や戸隠の民家の蕎麦屋を彷彿とさせます。
返しも甘過ぎず辛過ぎず醤油の香りがしっかりとして、出汁に負けないしっかり感があり悪くないです。

「まだまだ素人で…」とおっしゃいますが、蕎麦はなかなかです。
徒歩圏内にまた1軒、今度は少し毛色の変わったお蕎麦屋さんを見つけました。
散歩って、してみるもんですねぇ。



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入院生活のために…

2009-07-16 | 道具
現実社会からはなれて早10日、唯一の情報源であるテレビでは早くも「関東甲信」は「梅雨明け」だそうで。
毎日「暑い」日々が続いているのだそうですねぇ?自分はエアコンで管理された隔離施設の中。
幸いにも外の暑さを知らずに過ごしております。

そんな中、引退を撤回してツール・ド・フランスに参加中のランス・アームストロング。
総合成績の上位一桁台にいるとかいないとか…「癌」を克服して7連覇した彼が、また現役復帰して頑張っているというのはファンとしても嬉しい限り。
日本人の2人は…是非シャンゼリゼまで走り切ってもらいたいと思います。

それにしても、また機材が劇的に「進化」してるんだろうなぁ?



さて、そんな入院生活が決まり輪がまま言って仕事も片付け、少し時間を作って挨拶回りなどをして過ごした間に手放したものがたくさんに手に入れたものが少し。
もちろん手放してしまった土地が再び手に入れられる保証はない訳で、夢の実現には5歩も10歩も後退してしまいましたが。
そんな中、数少ない手に入れたものがまさにここ数年で劇的な進化を遂げたコレッ!



そう、「イーモバイル」契約しました。
もちろん病室では繋げませんが、これさえあれば玄関を出ればネットに繋がる。
メールも取れれば、こうしてBlogも更新が出来る訳で。

一瞬同時契約で「100円」のミニノートにも惹かれましたが、この機種だとのぼりも早いんだそうで。
2年契約が前提で月額「4,980円」が上限という「使い放題」。
端末自体も最上級機種のこのモデルでも1万円チョイということで、合間を縫って契約に行ってきました。



で、このモデルの利点はこうして「立つ」こと。
USBに刺したまま外で使うときも真横に長いよりはこの方が安全だし。
テーブルからも離れるので、発熱に対しても多少は強いはずだしね。

で、しばらく移動時に使ってみましたが東京近郊ならまさにピッチ感覚でサクサク繋がります。
メールやネットならほぼストレスなしで、中央線でも立川あたりまでなら電車が動いていても切れる心配なし。
特急レベルでの利用ならほぼJR全線で使えるんじゃないかな?

それに「イーモバイル」のカバーエリアはなんと原村PV(ペンションビレッジ)までらしくて。
これならしばらくはお山行きにも「使えるぞ!」なんて言う思惑もアリでありまして…
転んでもただ起きない>自分であります。

まぁ、このくらいは付加価値がないとねぇ。

そんな訳で、これからは出来る限りベッドの上でテーブルに向かえるようにして。
サボってた分のネタも含めて更新していかないとね。
何しろ早くてもまだ3週間は先ですからねぇ…退院は。



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無事生還?

2009-07-15 | 身体のこと
えっと…
オペは無事、終了しました。
傷の回復がイマイチでなかなか痛みが消えず、まだベットの上で長時間テーブルに向かえませんが…



今のところ腸壁の外側部分や周辺部位には見た目の「転移」と思われる病巣は発見されず。
後のことは病理に回った細胞の検査結果を待つだけ、まぁ、「俎板の上の鮭」状態なのは変わりませんね。
取り敢えずは大人しく傷の回復を待つことだけが唯一の自分に出来ること。

その間に少しづつ「サボッていた間」のネタでもアップしていければとは思うのですが…



そんな訳でメールをくれた人、このページのサイドバーからメッセージを頂いた方、そしてコメントを下さったみんな。
この場をお借りして「ありがとうございます!」。
まだ、個別にお返事できる余裕がないのでいずれまた改めて。



そんな中、一つだけ「朗報?」が…
実は昨日から「流動食」が出ています。
「お腹のホース」はちゃんと繋がっているようです。



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最後の更新…?

2009-07-05 | 身体のこと
11時に寝て、6時半に起きるという非常に健康的な病院生活です。



例の薬も苦労して先程2リットルを飲み終えました。
後は効いてくるのを待つばかり、お腹が水分でパンパンです。
もう固形物は口にすることは出来ません、水分も今夜までですね。



点滴も始まりました、今回は手術前ということで一番太い針が刺さっています。
血管が硬く「看護士泣かせ」の血管だそうで何度もやり直しました。
でも今回は針が太い分、自分も泣いています。

とっても「痛い!」ですっ。



いよいよ明日は手術当日。
もうどうにも逃げられないので開き直るしかありませんね。
まぁ、腸の外側への「癌」の浸潤や転移、3年前の手術の影響による他臓器との癒着などがないこと、そして合併症などが起きないことを願いましょう。

無事なら次の週末までには何かしら更新できるとは思います。
ということで…

思わぬプレゼントが届きました

2009-07-04 | 道具
入院初日。
今日から絶食、点滴生活かと思っていましたが今日の晩ご飯までは通常食の病院食。
固形物が食べられる幸せともこれでしばらくお別れでありますか…

明日になれば絶食・点滴に加えてまたあの下剤も2リットル飲まなければならないし。
丸一日かけてお腹の中を空っぽにする訳で、そのための絶食と強制的な排泄です。
なんだかもったいないような気もしますが、栄養は点滴で十分補給されちゃうので。

カロリーだけがないし運動量も極端になくなる訳で、体重だけは確実に減っていきます。
3年前の手術のときは術後に動けるようになって量ったら、8キロも減ってましたから。
痩せたい人は苦しくない病気で入院するのが一番かも。



さて、そんな「癌」発覚で落ち込んでいたときに、思わぬ人から思わぬプレゼントが届きました。
今は遠くてなかなか会うことも容易じゃない、たまに思い出したようにメールや手紙のやり取りがあるだけですが。
もう多分四半世紀近い付き合いの若い頃の仲間から届いたのは…



アルティザン&アーティストの小さな箱でした。
最近あまりこうしたデザイナー系のメーカーとは縁遠くなっていましたので、何が届いたのか全く想像がつきません。
ちょっとワクワク気分(古っ!)で蓋を開けて、中の不織布の袋から中身を取り出してみました。



すると、中から出てきたのは黒い革に赤いステッチが施されたコンデジ用のカメラストラップ。
それもマップカメラがA&Aとコラボしてオリジナルで作らせた、マップカメラでしか買えないモデル。
わざわざ一度マップカメラから通販で買って、それを再びラッピングして送ってきてくれた訳ですね。

昔から色にこだわりがあるということを良く知っているからこその心憎い贈り物。
自分の好きな色が赤というのををしっかり覚えていてくれて、新しいデジカメにも似合うようにと選んでくれたんですね。
長野の一番西の端と東京を往復して自分のもとへとやってきたわけで、何とも嬉しいじゃないですか。



早速、取り付けてみました。
長くして首からぶら下げるのはぶつけそうで怖いので、とりあえずは短い状態で使ってみましょう。
大きなループ状になるのでハンドストラップのように掌を突っ込んで使えます。

これなら付属の携帯ストラップ状のものよりも安定して撮影が出来そうだし。
そのままでネオプレーン製のケースにも収まるので、携帯性もいいし鞄に入れるにも安心です。
それになんと言ってもテーブルの上などに置いておいても、ちょっとお洒落な感じじゃないですか。

こういうビジュアルの重要性ってあると思うんですよねぇ。
お気に入りの新しいコンデジが、ますますお気に入りになっちゃいました。
いやぁ、ホント感謝です。

大事に使わせてもらいますからねぇ!
元気になったらまた会いに行きますから。

さぁ、もう面会時間も終わりだし、玄関は閉められちゃうからアップするのに外に行かないと…

俎板の上の鯉はどんな心境なんでしょうかねぇ?(心境があればだけど…)

2009-07-03 | 身体のこと
一つ訂正。
今年のツール.ド.フランスですが、日本人は初めて複数(2人)の参加だそうで。
ちょっと「輪界」から離れて(というか、自分のことで手一杯で)いたので、情報が不正確でしたね。

フランスの「ブイグテレコム」から参戦する「新城幸也(あらしろ・ゆきや)選手」と、オランダの「スキル・シマノ」から参戦の「別府史之(べっぷ・ふみゆき)」選手。
今まで日本人は2回参加していますが、いずれもパリまで走り切ることは出来ませんでした。
今年どちらかが完走すれば日本人初ということになります。

明日の4日にモナコからのスタートです。


さて、いよいよ入院前の最後の一日を終えました。
まさに「俎板の上の鯉」というところでしょうか?
今更「やっぱり切りたくない!」なんて騒いでみたところで、どうにかなるものでもなさそうだし。

今日は最後に一人だけ会いたい人に会ってきました。
「最後の晩餐は何がいい?」と聞かれましたが、イザとなるとやっぱり何も思いつかず。
結局は某所で20数年前(お店自体はもう30数年ですが)から変わらない味を堪能してきました。
(いずれ、Blogのネタにされるでしょう>裏メニューの方が先か?)

普段はまず外で会うことはない、会話の95%はメールという関係の知人ですが。
今回は彼の方から声が掛かりました、「3日の夜は空けとけ」というシンプルなメールでした。
多分彼なりに凹んでいる自分を気にしてくれたのでしょう。

基本、自分がしゃべり彼が聞くというのが20数年前から同じ。
で、取り立てて病気のことには触れず、昔の思い出話を少々と農業の話を少し。
彼は工業系のエンジニアなんですけど、なぜか「棚田」と「里山の生き物」に非常に詳しい。

そんな彼が最後に「もう一度一緒に山に行きたいね」と言っていました。
もう山歩きどころかスキーだって何年も前に「飽きちゃったから」とスッパリやめちゃった癖に。
自分が元気に退院してきても、実現することはないとお互いに分かっているはずなのに。

それともそう思ってしまう自分が、人を信じられなくなっているのかもしれませんね。





写真は今シーズン、最初に見つけた「ミヤマアカネ」(?らしき個体)。
今年はまだ「ヤンマ」系をあまり見かけません(って、探しにいってないだけかも)。
石神井公園の「カワセミ」も成鳥の姿を見なくなったらしいし…



入院のための書類も全て準備できたし、荷物も作ったし。
まぁ、ボチボチ行ってきましょうかね。
なるようにしかならない訳だし、なるようにはなるでしょうから。(もう開き直って、笑うしかない>自分)