美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

駅から離れた住宅街の民家で頂く、中々な出来の蕎麦は趣味の域を越えて…

2009-07-17 | 蕎麦
まだ病理の結果が届きません。
術後一週間程度と聞いていたのですが、遅いのはもしかして…などと不安にもなりますが。
何しろステージ2とステージ3(この辺は解説しないので、興味のある人は自分で検索してね!)では、気分的に大きな違いですからねぇ。

ただ、最近の抗ガン剤は副作用がほとんど無いものもあるそうで。
その辺はあまり気にしてないし、高校時代に一時期スキンヘッドも経験済みなのであまり抵抗もありません。
などと、一応最悪のケースも視野に入れて、想定済みな自分です。

でも、やっぱりあまり遅いと気になるなぁ…



そんな訳で(って、どんな訳だか…)、病院で病院食(それもまだ流動のね)食べてる自分がサボっていた間の「食べ物ネタ」って言うのもどうかと思いますが。
裏メニューの方は連動と言っておきながら、連動せずにそれでも細々と進行していて。
それだけじゃなくて「新プロジェクト」まで進行し始めてたりもしていまして。

なので、そろそろこちらの「街ごはん」ネタも進めないとねぇ。
そういうことで、入院中に少しづつでもアップしていくことにして、病院に持ち込んだPCに画像はしっかり取り込んで来てあるんです。(何だ、初めからその気じゃん>自分)
ということで、まずはこんなときだからこそ大好きな「蕎麦ネタ」で、今回のお店はココッ!



ひばりとも保谷とも離れていて、ちょっと不便な住宅街にお店があります。
こんなとこ子供と散歩でもしてなきゃ、絶対に見つけませんよねぇ。
「そば」と書かれた幟(のぼり)がなければ、たぶん気付かず通り過ぎてしまうでしょう。

定年後にお店を始めたというご主人と奥様のお二人で切り盛りされています。
まぁ、お店としてはオペレーションに難があるとも言えますが、こうした形態の「リタイヤ後」も悪くないのでしょうか?
自分の場合は趣味を商売には出来ないタイプですから、商売を趣味には出来るでしょうけどね。

路地を入り一番奥へ進んでいくと、看板が指し示すのは本当に普通の民家です。
玄関先の暖簾を潜り中へと入ると、案内されたのは坪庭を臨む板張りのスペース。
テーブルも3つだけという風通しのいい明るい部屋です。

 

さすがにメニューもシンプルで、お値段が良いので「鴨汁せいろ」(950円)を選択してみました。
お茶と「揚げ蕎麦」が出され、それを摘んでいると8分程でやってきました。
丸い笊にしっかりと量がある蕎麦が盛られタップリの薬味葱が添えられています、つけ汁の方も見た目に具沢山でファーストインプレッションとしては「安い」ですかね。

ほんのりと緑がかったつやのある蕎麦は結構しっかり細打ちで見た目にはきれいです、そのまま手繰ってみれば香りはそれ程ではないもののしっかりした味と甘みがあります。
ツルッとした喉越しのいい蕎麦で中々好感が持てます、滑らかで舌触りのいいお蕎麦です。
お蕎麦を頂きながらご主人にお話を伺っていると、どうやら秩父のあのお店でお世話になっていたらしいです。



薄切りの鴨肉と葱がタップリのつけ汁には、香りのいい「新ゴボウ」がたくさん入っていて歯触りのいいアクセントにもなっています。
こういうところもなんだか家庭的な感じがして、黒姫や戸隠の民家の蕎麦屋を彷彿とさせます。
返しも甘過ぎず辛過ぎず醤油の香りがしっかりとして、出汁に負けないしっかり感があり悪くないです。

「まだまだ素人で…」とおっしゃいますが、蕎麦はなかなかです。
徒歩圏内にまた1軒、今度は少し毛色の変わったお蕎麦屋さんを見つけました。
散歩って、してみるもんですねぇ。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村