北海道は稚内で初雪、札幌の手稲山では初冠雪を観測したそうです。
いよいよ来たか?と言う感じもしますが、それでも去年より2週間も遅く。
平年よりも稚内で5日、手稲山でも11日も遅いんだそうです。
大雪山系の朝日だけで初冠雪が観測されたのが9月24日。
平年と同日で昨年より1日早かったのですが、それから平野部での初雪までに一月。
これもやはり温暖化の影響なんでしょうか?
東京でもここ数日級に朝晩の寒さが気になり始めました。
体調管理をしっかりしておかないと…
そんな中、昨日の日曜日にまた「空」系のお楽しみに出かけてまいりました。
ずっとタイミングが合わず昨日を逃すと、今年はもう無理。
来年の春まで「お預け」になってしまうということで…
やって来たのはまたまた「航空公園」。
飛行機飛ばしに行ったり、幼稚園の遠足でお馴染みの航空公園ですが。
今回の目的はコレッ!
年に数回しか行われない公園の入り口に展示されている「YS-11」の特別公開。
次の公開日の「県民の日(埼玉)」は金曜なので、今日が今年最後のチャンス。
雨だと公開は中止になってしまうので朝の雨が気になる所でしたが、9時に電話で問い合わせてみると「行う」ということで。
電話を置いてすぐに出発。
航空公園までは所沢で乗り換えて一駅、大泉学園からは30分ほどで到着します。
電車を降りて駅舎の2階から見るとすでに準備が始まっているようで。
普段は入れない柵の中でスタッフの人たちが準備をしています。
タラップが取り付けられて、ドアも開けられているのが分かります。
もうすぐ時間(10時~)なので早速並びましょう!
後5分で10時という段階で行列はこれだけ。
朝少し雨が降ったので中止だと思ってるのかな?
まぁ空いてるに越したことはないので。
列に並んで機体をしたから見上げると「尾灯」がついていました。
もちろんエンジンは動かないしバッテリーなども積んでいないはずなので、電線を引き込んでいるのでしょう。
当然空調だって動かないので雨が降ると公開できないんでしょうね。
はい、時間になったので中へとご案内。
タラップを上がって今時の飛行機からはふたまわり程小さなドアを文字通り「潜り抜ける」ようにして中へ入ります。
最近はタラップから飛行機に乗ることも少なくなりましたが、YSはタラップも低かったんですね。
中に入ってみても「こんなに狭かった?」って感じで。
ドルニエやアイランダーと大して変わらないような気もしますが。
確かこれは64人乗り、ドルニエの19人から比べれば全然大きいですけど。
座席も何だか華奢な作りだし座席の間隔も狭いです。
窓もこんなに小さいしねぇ。
設計年次が古い機体だし、もちろんジェットじゃないし。
手荷物置きだって観光バスの網棚状態で。
蓋も付いていなかったわけですから、乱気流の時なんか荷物も飛んだでしょうね。
何だかノンビリした空の旅という感じですね。
機内では航空インストラクターの方々(もちろん元航空関係の方)が解説などをしてくれます。
席に座って話を聞いたりすることも出来て、マニアでなくても十分楽しめます。
こういうのも航空公園の施設ならではです。
ちょうど座ったところが機体中央部、主翼の上の非常口のところで。
非常口のドア(窓?)も開いているので、翼やエンジンが見えて面白いらしいです。
彼にとってはベストポジションですね。
反対側の非常ドアから普段はまず見ることが出来ない景色を。
ドアが開いているからこそ撮影可能な貴重なショットです。
窓越しでは絶対に見ることは出来ませんからね。
毎年機体は洗っている(6月とか7月に)らしいですが、鳩などが多い公園の入り口なので汚れは仕方ないですね。
塗装もやり直したそうですがやはり飛んでいるわけではなく雨ざらし状態なので、所々傷んでいます。
これだけのものを維持するのはそれなりに大変でしょう。
では、いよいよ坊ちゃんが一番楽しみにしていたコクピットを見に行きましょうか。
着ないの狭い通路を前方に向かって行き、全部のドアを過ぎると更に通路が狭くなります。
そしてその先には…
もう今では見ることが出来なくなったなんともアナログな「計器」が並ぶ風景。
いやぁ、いかにも飛行機らしい操縦席の景色ですよね。
今時の操縦席はデジタルで計器といってもほとんど液晶パネルのディスプレーでしょうから。
モニターに数字が映るものよりはこうした針が動く丸い物の方が「計器」らしくていいですよね。
車だってデジタルメーターは味気ないですし。
なんとも「プロの職場」らしい雰囲気であります。
解説の方も「是非撮影しておいて下さい」と仰っていましたがまさにその通り。
これはしっかり残しておきたいワンショットです。
レシプロからジェットへ低空から超高高度へ、音速から超音速への過渡期を知っている世代には残しておくべき1枚になりました。
外へ出て機体を眺めてみると操縦席の下に郵便マーク。
これは航路によっては郵便の委託を受けていたため。
これも船から航空機への輸送の過渡期ならではの名残でしょうね。
こうして背比べをしてみると結構プロペラは大きいんですね。
坊ちゃんの身長が123.5センチですから。
それにしてもこういうときはいつでも敬礼なの?
今回トォサンの一番のお気に入りの1枚がコレ!
エンジンのカバー部分ですがいかにも飛行機らしい造形の曲線に、飛行機らしいジュラルミンの色目。
そしてスポット溶接やリベットの痕がなんとも一世代前の造形の美しさで。
全長26.3メートル全幅32メートル重量25トンの機体を支える車輪はコクピット下と主翼のエンジンの下にあります。
小さくて軽い機体なのでそれを支えるタイヤも小さくて細いです。
ジャンボとかから比べるととても小さくて可愛いですね。
そしてYSならではの上反角の極端に少ない特徴的な水平尾翼。
近距離用の軽くて小さな機体だからこそのこの形状です。
ほとんど軽飛行機(セスナなど)と同じような作りです。
そして坊ちゃんと「ち○ち○?みたい」と話題になった尾翼下の胴体から突き出たこの赤いパイプ。
これ、尾翼周辺の可動部分から入った水を隔壁の後ろで抜くための水抜きらしいです。
垂直尾翼の方向舵や水平尾翼の昇降舵など動く部分は、必ず機体が結露した水滴や雨水が入り込みますからね。
細かく見ていくと意外にこうしたスキマ的な部分が見つかるんですね。
こういうところも普段柵の外から眺めているだけでは気が付きにくいかもしれませんから。
そういう意味でもこうして公開してくれるというのはありがたいです。
坊ちゃんはトォサンが写真撮ったりしてる間に3周もしてきたし。
インストラクターの方からいろんな話も聞くことが出来たりして、貴重な体験でした。
ということで、そろそろ「次に」行きましょうかね?
『今日の山猿君』
大きな声で「雨降ってきたよぉ!」と言いながら帰ってきた猿君です。
普段は大きな声で騒いでご近所迷惑でしょうけど。
こういうときには便利…かな?
でも、あんまり遠くから大きな声で言わなくていいからねぇ。
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いよいよ来たか?と言う感じもしますが、それでも去年より2週間も遅く。
平年よりも稚内で5日、手稲山でも11日も遅いんだそうです。
大雪山系の朝日だけで初冠雪が観測されたのが9月24日。
平年と同日で昨年より1日早かったのですが、それから平野部での初雪までに一月。
これもやはり温暖化の影響なんでしょうか?
東京でもここ数日級に朝晩の寒さが気になり始めました。
体調管理をしっかりしておかないと…
そんな中、昨日の日曜日にまた「空」系のお楽しみに出かけてまいりました。
ずっとタイミングが合わず昨日を逃すと、今年はもう無理。
来年の春まで「お預け」になってしまうということで…
やって来たのはまたまた「航空公園」。
飛行機飛ばしに行ったり、幼稚園の遠足でお馴染みの航空公園ですが。
今回の目的はコレッ!
年に数回しか行われない公園の入り口に展示されている「YS-11」の特別公開。
次の公開日の「県民の日(埼玉)」は金曜なので、今日が今年最後のチャンス。
雨だと公開は中止になってしまうので朝の雨が気になる所でしたが、9時に電話で問い合わせてみると「行う」ということで。
電話を置いてすぐに出発。
航空公園までは所沢で乗り換えて一駅、大泉学園からは30分ほどで到着します。
電車を降りて駅舎の2階から見るとすでに準備が始まっているようで。
普段は入れない柵の中でスタッフの人たちが準備をしています。
タラップが取り付けられて、ドアも開けられているのが分かります。
もうすぐ時間(10時~)なので早速並びましょう!
後5分で10時という段階で行列はこれだけ。
朝少し雨が降ったので中止だと思ってるのかな?
まぁ空いてるに越したことはないので。
列に並んで機体をしたから見上げると「尾灯」がついていました。
もちろんエンジンは動かないしバッテリーなども積んでいないはずなので、電線を引き込んでいるのでしょう。
当然空調だって動かないので雨が降ると公開できないんでしょうね。
はい、時間になったので中へとご案内。
タラップを上がって今時の飛行機からはふたまわり程小さなドアを文字通り「潜り抜ける」ようにして中へ入ります。
最近はタラップから飛行機に乗ることも少なくなりましたが、YSはタラップも低かったんですね。
中に入ってみても「こんなに狭かった?」って感じで。
ドルニエやアイランダーと大して変わらないような気もしますが。
確かこれは64人乗り、ドルニエの19人から比べれば全然大きいですけど。
座席も何だか華奢な作りだし座席の間隔も狭いです。
窓もこんなに小さいしねぇ。
設計年次が古い機体だし、もちろんジェットじゃないし。
手荷物置きだって観光バスの網棚状態で。
蓋も付いていなかったわけですから、乱気流の時なんか荷物も飛んだでしょうね。
何だかノンビリした空の旅という感じですね。
機内では航空インストラクターの方々(もちろん元航空関係の方)が解説などをしてくれます。
席に座って話を聞いたりすることも出来て、マニアでなくても十分楽しめます。
こういうのも航空公園の施設ならではです。
ちょうど座ったところが機体中央部、主翼の上の非常口のところで。
非常口のドア(窓?)も開いているので、翼やエンジンが見えて面白いらしいです。
彼にとってはベストポジションですね。
反対側の非常ドアから普段はまず見ることが出来ない景色を。
ドアが開いているからこそ撮影可能な貴重なショットです。
窓越しでは絶対に見ることは出来ませんからね。
毎年機体は洗っている(6月とか7月に)らしいですが、鳩などが多い公園の入り口なので汚れは仕方ないですね。
塗装もやり直したそうですがやはり飛んでいるわけではなく雨ざらし状態なので、所々傷んでいます。
これだけのものを維持するのはそれなりに大変でしょう。
では、いよいよ坊ちゃんが一番楽しみにしていたコクピットを見に行きましょうか。
着ないの狭い通路を前方に向かって行き、全部のドアを過ぎると更に通路が狭くなります。
そしてその先には…
もう今では見ることが出来なくなったなんともアナログな「計器」が並ぶ風景。
いやぁ、いかにも飛行機らしい操縦席の景色ですよね。
今時の操縦席はデジタルで計器といってもほとんど液晶パネルのディスプレーでしょうから。
モニターに数字が映るものよりはこうした針が動く丸い物の方が「計器」らしくていいですよね。
車だってデジタルメーターは味気ないですし。
なんとも「プロの職場」らしい雰囲気であります。
解説の方も「是非撮影しておいて下さい」と仰っていましたがまさにその通り。
これはしっかり残しておきたいワンショットです。
レシプロからジェットへ低空から超高高度へ、音速から超音速への過渡期を知っている世代には残しておくべき1枚になりました。
外へ出て機体を眺めてみると操縦席の下に郵便マーク。
これは航路によっては郵便の委託を受けていたため。
これも船から航空機への輸送の過渡期ならではの名残でしょうね。
こうして背比べをしてみると結構プロペラは大きいんですね。
坊ちゃんの身長が123.5センチですから。
それにしてもこういうときはいつでも敬礼なの?
今回トォサンの一番のお気に入りの1枚がコレ!
エンジンのカバー部分ですがいかにも飛行機らしい造形の曲線に、飛行機らしいジュラルミンの色目。
そしてスポット溶接やリベットの痕がなんとも一世代前の造形の美しさで。
全長26.3メートル全幅32メートル重量25トンの機体を支える車輪はコクピット下と主翼のエンジンの下にあります。
小さくて軽い機体なのでそれを支えるタイヤも小さくて細いです。
ジャンボとかから比べるととても小さくて可愛いですね。
そしてYSならではの上反角の極端に少ない特徴的な水平尾翼。
近距離用の軽くて小さな機体だからこそのこの形状です。
ほとんど軽飛行機(セスナなど)と同じような作りです。
そして坊ちゃんと「ち○ち○?みたい」と話題になった尾翼下の胴体から突き出たこの赤いパイプ。
これ、尾翼周辺の可動部分から入った水を隔壁の後ろで抜くための水抜きらしいです。
垂直尾翼の方向舵や水平尾翼の昇降舵など動く部分は、必ず機体が結露した水滴や雨水が入り込みますからね。
細かく見ていくと意外にこうしたスキマ的な部分が見つかるんですね。
こういうところも普段柵の外から眺めているだけでは気が付きにくいかもしれませんから。
そういう意味でもこうして公開してくれるというのはありがたいです。
坊ちゃんはトォサンが写真撮ったりしてる間に3周もしてきたし。
インストラクターの方からいろんな話も聞くことが出来たりして、貴重な体験でした。
ということで、そろそろ「次に」行きましょうかね?
『今日の山猿君』
大きな声で「雨降ってきたよぉ!」と言いながら帰ってきた猿君です。
普段は大きな声で騒いでご近所迷惑でしょうけど。
こういうときには便利…かな?
でも、あんまり遠くから大きな声で言わなくていいからねぇ。
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