美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

「調布飛行場まつり」で…(前編)

2008-10-24 | 遊び
剃刀負けが治ってきたなと思ったら、今度は指を切るとついてないこの頃。
まぁ、一時期から比べればねぇ…毎週末転がっただの刺さっただの、そういう時期もありましたしね。
何しろ当時はシーズン中に一人は確実にトォサンの車で身内を病院に搬送してましたから。

外で遊んでいれば多少に怪我は付きもの。
さすがに大人なので「転んで」とかは無いですが、小は虫指されから大は骨折まで様々。
大体は注意してれば防げるんですけど、夢中になっちゃうとねぇ…



さて、先日シュミレーターに乗りに行った「調布飛行場まつり」です。
前回は見に行っただけでしたが、もしかしたら今回はビッグパパ(管制塔)の中に入れるかもしれない(抽選に当たればね)ので。
とりあえず10時開場ということで、それに合わせて8時には出発ということに。

いつも通りバスで吉祥寺にと思いましたが、ちょうど西荻窪行きが来たので西荻窪へ。
そこから電車で三鷹へ出て、またバスで直接調布飛行場へということに。
武蔵境から多摩川線でもいいんですけど30分程歩かなければならないし、大好きなバスに乗るほうが坊ちゃんも嬉しいし。

 

三鷹の駅前のバスの営業所で「飛行場まつり」のチラシを手に入れました。
それによると臨時バスが飛行場まで出ているとのこと、路線バスで行っても10分以上歩くとのことなので。
ロータリーの反対側まで行って待つこと10分、臨時の直通バスがやって来ました。

どの程度の規模のイベントなのかあまり知らなかったんですが。
臨時で直通のバスが出ているぐらいですから、結構な人が集まるんでしょうね。
帰りのバスも確認しておかないと…、でも帰りは電車でもいいのかな?



飛行場についたらまずはターミナルビル?でおトイレに行ってねぇ。
君のことだから中に入っちゃうと夢中になって遊んじゃって、ギリギリになるのがみえてるから。
ということで、とりあえずおトイレに行ってからゲートに向かいます。



バス停から飛行場の横の公園を抜けるとゲートの前にはもうすでに行列が出来ていました。
ちゃんと並んで開場と同時に「抽選券付き案内図」を貰わなければならないのでしっかり並んで。
「抽選券付き案内図」は先着10,000名様、ということは1万人以上来るってことね。



開場と同時に行列がゲートの中へ。
戻ってくる人がいるのはもしかして…「案内図」を再び手に入れるため?
まぁそんなことはおいといて、早速お隣の大きな格納庫に向かうと…



いきなり格納庫の前に置いてあったコレに乗って。
もうこの時点でテンションは相当上がってきているようで。
あんまり今から全開になっちゃわれても困るんで。



まずはお隣の「スカイホーク」の前でパチリ!
無料で制服を着て記念撮影ができると言うので行列が出来る前に。
ちょっと帽子が大きいけど、なかなかカッコイイじゃない?



格納庫の中では「調布飛行場の歴史」を紹介するパネル展示が。
元々は「中島飛行機」が近かったこともあって戦前に陸軍が首都防衛のための飛行場として使用、防空戦闘部隊の「飛燕」が主力戦闘機でした。
戦後の米軍の管理を経て昭和47年に国に返還され「場外離着陸場」という位置づけで利用されてきました。

そして平成4年に東京都の管理になりました。
近距離の航空輸送の拠点としては「場外離着陸場」と言う位置づけでは不十分ということで、
設備を充実し平成13年に都営のコミューター空港として正式に「東京都調布飛行場」となりました。

そんなことしているうちに「案内図」を見ていたカァサン、細かくイベントをチェックしているようです。
すると「整理券」を貰いに行こう!ということに。
カァサンについて会場の一番奥、管制塔の方まで歩いていくと…



「バスツアーチケット配布所」って?
何の「バスツアー」かはまた後で詳しく。
せっかく奥まで来たので、展示してある航空機を見ながら移動しましょう。

 

もちろんここをベースとしている「新中央航空(NCA)」のドルニエや、テレビドラマや映画の撮影などでもお馴染みの「東邦航空」のヘリなんかも展示されていますが。
中にはこんな実験用の機体(ビーチクラフト)に…

 

「JAXA(ジャクサ)」所有の三菱重工製の実験用ヘリに、同じく実験用のドルニエなんていう珍しい機体も。
こういう機会でもないとなかなか「実験機」なんかを間近に見ることはありませんから。
乗り物好きの親子にとっては楽しい一時です。



コレは普段ドルニエなんかに給油しているタンクローリー。
タンクの上に書いてある「JETA-1」と言うのはいわゆる「ジェット燃料」のこと。
ドルニエなどはジェット機ではありませんが、高出力のターボプロップエンジンなのでジェット燃料なんですね

そのほかに地元の消防や警察からも車両(パトカーにポンプ車に救急車にはしご車)が来ていて。
記念写真撮らせてくれたり、はしご車の実演があったり。
地域密着のイベントなんですね。



もちろん飛行場のイベントですから、東京消防庁の中型ヘリ「つばめ」も来てました。
消防博物館で小型の機体には乗っていますが。
現役の機体、それも中型機を目の前にして坊ちゃんは釘付け状態です。

その間にトォサンはシュミレーターのチケットを手に入れました。
そして格納庫の見学やくじ引きで当ればセスナに乗れるというので、プラモデルを買ってくじ引きをしたり。
そんなことをしているうちにもうすぐ11時になるのでまた移動を。

 

もちろんそうした間にも定期便のドルニエやアイランダーが着陸してきます。
イベントの最中だって定期航路を止めるわけにはいかないし。
もちろん航空ファンの人たちはこんな近くで離着陸を撮影するチャンスですからね。

 

実は最初にゲットした整理券と言うのは「空港見学バスツアー」のチケット。
飛行場の外周道路をバスで一回りしてくれると言うもの。
つまり普段は見られない飛行場の中の風景を見学できると言うことです。



バスを待っている間にも目の前を体験搭乗のセスナ機が飛び立っていきます。
飛び上がって飛行場の上空を半周して着陸するとほぼ10分の体験飛行が出来るのだそうで。
乗り込んで滑走路の端まで移動して飛び立って、帰って来てハンガーで降りるまで約30分のお楽しみですね。

 

バスに乗って飛行場の外周道路を反対側に行くと、滑走路レベルから管制塔はこんな風に見えるんですね。
そして目の前をドルニエが離陸、こんな近くで迫力満点。
坊ちゃんはバスの窓ガラスにピッタリ張り付いて、もうほとんど声も出ません。

 

エアロテックの格納庫も反対側からはこういう風に見えるんですね。
見学の人と大きさを比べると格納庫の大きさがよく分かります。
小型機専用空港の格納庫だってこんなに大きいんですね。

 

これは滑走路の一番端にある着陸用の「誘導灯」。
有視界飛行での着陸しか出来ない飛行場ですので、この誘導灯が滑走路に進入するときの目標になります。
着陸時に高度が高過ぎるとこの光が「赤・赤」に見えて低すぎると「白・白」に、ちょうどいい高度ならば「赤・白」に見えるんだそうです。

ちょっと小さくてわかりにくいかもしれませんが2枚目の写真の中央左に誘導灯があって。
オレンジの中に白く光って見えるのは滑走路レベルから見ているから。
つまり高度が低いからと言うことですね。



コレは飛行場内を一回りして方向転換して帰るときに見えた味スタ
こんな風にスタジアムの全景が見えるのも飛行場の中からだから。
いや、いいもの見せてもらいました。

さて、バスを降りたら少し遊んでからお昼かな?
シュミレーターの予約もしないと…
と言うわけで、

つづく。



『今日の山猿君』

朝、合羽を着て傘をさして学校へ行った猿君です。

帰りは合羽はランドセルの中。

着てこなかったので、家に着くまでにシャツもズボンも濡れました。

あんなに「ちゃんと着て帰ってきなよ!」って言ったのに。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (谷やん)
2008-10-25 23:11:10
偶然にも面白そうなイベントに遭遇ですね~
大人が行っても面白そう・・・
ジェット燃料って、凄い気化率なんですよね~
空気に触れると自然発火するなんて話も・・・
あんなタンクローリーが横転でもした日には・・・
怖いですね~
車のレースの業界では”アブガス”なんて言いましたっけね~
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Re: (えびパパ)
2008-10-27 02:19:47
最近は「アブガス」とか「ナイトロ(ニトロ)」と言う話題は少なくなりましたね。
今は取って代わって「アルコール系」や「バイオガス」。
コレも時代の変化でしょうか?

ここ数年ル・マンではディーゼルが台頭していますが。
今年あたりからは「ハイブリッド」や「EV(電気自動車)」が参戦と言う噂も。

どうなんでしょう、いっそのこと戦後の時代ぐらいに戻してみるのは。
2リッターぐらいのターボも何もついていないエンジンで。
100~150馬力程度での争い。
面白いと思うんですけどね…エコだし。
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