goo blog サービス終了のお知らせ 

美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

危険なテーマ…by カァサン (サイエンス教室14回目)

2008-10-12 | 教わる
昨日は先週に引き続き今月2回目のサイエンス教室
先週は日曜日に「振り替え」だったので、今回は通常の土曜日のクラスに。
そんなこの日のテーマはカァサンによるとちょっと「危険」らしいのですが…



確かにこんなテーマは今の坊ちゃんにはとっても「危険」かも。
でも、この日はその前に先生が先週のノーベル賞で日本中が騒いだことに触れて。
その中から一つ面白い物を見せてくれることに…

 

いつものように教室の壁に向けたプロジェクターからパソコンの画像を映します。
すると壁面に映し出されたのはこれ。
「メダカ」の稚魚ですね、これに特殊な光を当てると…

 

そうです、「緑色蛍光タンパク質(GFP)」です。
メダカの赤血球の遺伝子にGNPを組み込むと、このように血管が緑色に光るのだそうです。
目の周りの血管から心臓までハッキリ分かりますね。

 

尻尾だってホラッ!この通り。
どこまで血流があるのかはこれを見れば一目瞭然。
人間の毛細血管と同じように、ヒレの部分にまで血流があることが分かります。

 

孵化する前の卵だってホラ!
卵の中のメダカにもすでにしっかり血管が出来ていて。
まさに生命の神秘ですね。



もちろん1年生に「GFP」とか言っても理解できるわけはないので。
DNAは設計図、これを見つけてノーベル賞がもらえたというお話に。
まぁ、その程度でしょうね。

でも、実際にこうして発光しているところを見られるのはこの教室ならでは。
テレビのニュース番組以外ではなかなか目にすることも出来ませんから。
やっぱり是非「大人のサイエンス教室」も…トォサン通いますから。

 

さて、ここからはグライダーの話になります。
紙一枚がそのままでは飛ばないので…飛行機のようにしなければなりません。
って、この飛行機…どこかで見たような…ねぇ?



ということで、一枚の紙を飛ばす基本はこれ!
つまりは紙飛行機が一番手っ取り早いので。
まずは、紙飛行機を作り始めて。



この段階まで来れば基本の要素は満たしているわけで。
この状態でも投げれば真っ直ぐには飛んでいきます。
でもフワッ!っと飛ぶというイメージからは程遠いですね。



ということでまずはきちんと翼まで作って飛ばしてみます。
まぁ、それぞれなんとなく飛ぶんですが。
更によく飛ぶように先端にクリップをつけて重くしてあげる工夫を。

「トォサンにも紙一枚下さい」って感じですが。
まだねぇ、上手に真っ直ぐ左右対称に折れないんですよね。
微妙に芯が出てないのでなかなか綺麗な飛行曲線とはいきません。

 

で、いよいよ一人一人にグライダーのキットを受け取り、先生と一緒に作っていきます。
キットだからそれなりに簡単に作れるようにはなっていますが、やはり飛行機なので翼に上反角があったりとかするわけで。
それを貼ったりするのがねぇ、ソコソコ器用な大人でも?と思う時もあるくらいですから。

でも先生に手伝ってもらったりしながら、何とか完成したみたいです。
一応こういう模型飛行機系は触ったことがあるだけに、それなりに形にはなったかな?
まっ、真っ直ぐ飛ぶかどうかは別問題ですけどね。



まずは順番に飛ばしてみます。
がっ、そんなに振りかぶって力入れても飛ばないんですけど…
室内だし、紙飛行機と同じだから前に向かってフワッ!ってね。

で、ここからがホントの実験。
水平尾翼や垂直尾翼に折った紙を貼って、その折った紙の向きを変えて飛ばすとどうなるか?
もちろんこれは室内だから分かりやすく動くように紙を貼っているわけで。

 

大きく上に向けて曲げてやれば急上昇するし。
左右のバランスを上手に変えてやると右に曲がったり左に曲がったり。
もちろん上手に飛ばさないと胴体を中心にクルクル回って落ちるだけですけど。

羽根をどうすると飛行機がどうなるかは宿題。
「お家で飛ばしてどうなるか、試してみてください。」ということに。
ということは…

ここのところ、飛行機づいているので。
来週も…
その前に明日はまた別のお楽しみが。



『今日の山猿君』

相変わらず「巨食」?な猿君です。

もちろんまだ時間はかかりますが、下手するとそこらのOLさんのランチ分ぐらいは確実に食べてるかと。

土日や祝日などお休みの日は、何だか一日中「お腹空いた~」。

もしかしたら「若年性健忘症」なんじゃ…
ホント、そう思っちゃいます。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

ひょうめんちょうりょく… (サイエンス教室13回目)

2008-10-05 | 教わる
スポーツ界では色々なことがあった先週です。
毎日話題があると言うことはそれだけ盛り上がっていると言うこと。
良い話題、悪い話題、様々ですが…

いずれにしてもその盛り上がりが底辺拡大とかに繋がればねぇ。
メジャーリーグもプレーオフに入り、NFLも開幕。
欧州サッカーもシーズンインして話題には事欠かなくなってきました。

でもまだNBAもスキーのワールドカップもNHLもあります。
国内では駅伝のシーズンが始まるし、ラグビーのトップリーグも開幕したし。
そういえばbjリーグ、田臥効果で盛り上がってるらしいです。

久し振りに高校時代の友人と、見に行ってみようかな?
彼は身長198センチ、トォサンと1フィートも違います(苦笑)。



さて、本来は毎月第1・第2の土曜日の午後の「サイエンス教室」ですが。
昨日はお祭りだったので、今回初めて日曜に「振り替え」して。

それも日曜日のクラスは1年生は午前中。
11時からなので10時過ぎにはバスに乗らないと…ということで。
朝からバタバタと出かけてきました。



なぜか今日は坊ちゃんがホワイトボードに日付と天気を…。
落書きついでに書いたんですが、結局そのまま使われました。
でも残念ながら右上の隅っこに書けたわけでなないので、ちょっと邪魔かも?



で、本日のテーマは「アメンボをつくろう」。
これだけじゃ何が何だか…「アメンボ」ですから水に浮かべる物でしょうけど。
また水使用の実験ですので、少々心配です。

 

カァサンが開いた副読本ではこんな感じ。
銅線とストローで作る「アメンボ」を浮かべてみる実験ですね。
さて、無事に浮かべることが出来ますでしょうか?

 

まずは実験の第一段階としてビーカーに水を一杯に入れて、そこに1円玉を一枚づつ沈めていきます。
何枚か沈めるともちろん水が溢れるんですが…
それよりもみんなは水の中の1円玉が大きく見えるのが面白いらしく。

なかなか上手に限界まで1円玉を沈めて水が溢れる瞬間を観察するのは難しいようで。
それに一枚づつ沈めていくって言うのも、彼らにとっては…結局そういうわけでして…
先生がテーブルを回ってみてくれることに。



一円玉が大きいのが面白いからって、そんなに顔を近づけて覗いたら…
ホラ、鼻がビーカーの水に入っちゃったでしょう。
いくらなんでも、そこまでおバカだとは思いませんでした。



溢れる直前のビーカーの水はこんな感じ。
これが「ひょうめんちょうりょく(表面張力)」。
水の分子が互いに引っ張り合って、溢れるのを防いでいる状態。

これを彼等向けに説明するには、「お水の粒が手を繋いで支えている」ということに。
そうか!結合とか引っ張るとかは手を繋ぐと言う表現をすればいいわけですね。
確かに彼等のレベルでは一番分かりやすいかも。

 

ということで、改めて実験開始!
今度はある程度頭で理解が出来ているので、一枚づつ慎重に1円玉を沈めていきます。
そうすればちゃんとどこかで溢れるのが確認できます。



ということで、「ひょうめんちょうりょく」がある程度頭に入ったところで次の実験に。
用意するのは大きなお椀、それに水を八分目ほど入れて。
今度はそこに1円玉を浮かべてみます、上手に浮かべられるでしょうか?



上手に浮かべることが出来ると、こうしてまた水の粒が手を繋いで。
ということですね。
じゃぁ、今度は1枚ではなくて何枚も浮かべてみましょう。



こんなにたくさん浮かべられた子も。
まぁ、この大きさのお椀ですからね、彼等の手の大きさで巧くやれれば。
何枚も浮かべることが出来るとまた違った結果が出てきます。



複数枚浮かべると離れていた1円玉同士がだんだん近付いて、全てがくっついて浮かぶようになります。
これは表面張力が出来るだけ小さな力で作用するように表面積を小さくするから。
でも彼等には「隙間があると手を繋げないから」ということになるんですね。



これは「魔法の水」、じゃなくて石鹸水。
スポイトで石鹸水を垂らすと表面張力が失われて1円玉は沈みます。
水の粒々の仲が悪くなるってこと…かな?

 

さぁ、ではいよいよ「アメンボ」ですが…
時間がないので作り方だけ見せてもらって、材料は持って帰って家で作ることに。
で、実験はすでに先生が作っておいてくれた物でやることに。

でもね、ちゃんと作り方を見ておかないと。
先生がやるようにやらないと「アメンボ」じゃなくて「ボウフラ」になっちゃうからね。
しっかり作り方見ておいてください。



浮かべた「アメンボ」がコレッ!
「アメンボ」と言うより「タコ」みたいな足ですが…ちゃんとみると足の数が6本でしょう?
イメージとしては「アメンボ」というよりも「ミズグモ」っぽいかな。

後ろから追っかけている爪楊枝は「魔法の水(石鹸水)」が付いています。
これで表面張力の強さを変えることで、「アメンボ」が水の上をスイスイ泳ぐと言うわけ。
実験は大成功でした!

材料と出来ている「アメンボ」1体をお土産にもらって。
初めての振り替えでの授業はおしまい。
来週はちゃんと土曜日に…

さぁ、お昼食べに行きますか?



『今日の山猿君』

お昼を食べて井の頭公園でもと言っていた猿君ですが…

「やっぱり帰る」と言い出して。

B型だからということだけではないようですけど。

帰ったらもうどこにも行かないよ!



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

遊んでちゃ…ダメッ!  (サイエンス教室12回目)

2008-09-13 | 教わる
何だかまた夏の暑さが戻ってきたようで。
やっぱり一旦涼しいのを経験しちゃうとねぇ…
暑がりトォサンにはキツイです。

台湾では台風の影響で大変なことになっているようで、3連休どころじゃなかったようです。
何しろこの台風、進むのが遅い!っていうかもうほとんど「停滞」している感じ。
黙って通り過ぎるのを待つしかないのは分かってるんですけどね。



この週末のリアルタイムでアップできなかったネタを…



まずは、先週に引き続きつき2回、第1・第2土曜日の「サイエンス教室」です。
先週は何だか水遊び状態になっていましたが、今週はどうでしょうか?
一応今回は対策として「着替え」持参です。

で、今回のテーマは…



「くうきでっぽうをつくろう」
どんな材料で作るのか?
トォサンたちは「山吹鉄砲」でしたけどね。

まずは先週の復習を、それぞれ注射器を使って。
空気は縮んだり伸びたりするんだったよね。
その力で玉を飛ばすのが「空気鉄砲」ですからね。

 

ということでまずは原理をしっかり理解してもらって。
最初はボールペンを使って「空気鉄砲」を作ってみます。
ボールペンの芯を抜いて筒にして、押すのは芯を使って。

で、玉は「ジャガイモ」。
先生がジャガイモをスライスしてくれて、それぞれ配ってくれます。
それをボールペンの筒の両端に詰めて、ボールペンの芯で後ろから押します。



標的はホワイトボードに書いた的。
でもね、ボールペンの軸の空気鉄砲でジャガイモの玉ですからなかなか旨く飛ばないんですよね。
狙いにくいし空気は漏れるし。

ということで、本日の教材が登場。



今はこんな教材が売っているんだそうです。
これを組み立てて実験?してみます。
っていうか、もうほとんど縁日の射的状態ですが…

的は2つのホワイトボードにそれぞれ一つづつのはずなんですけど。
そこらじゅうでポンッ!ポンッ!って音がしてて。
もう収集がつかなくなりそうです。



そこで、本日のまとめ。
なかなか頭では理解できていないと思うんですけどね。
それよりもやってみて結果がでればというレベルでは実験が一番ですから。

ただね、今回もらって帰る教材はこの「空気と水」に注射器。
ということはもちろんお風呂で…
とりあえず考えないことにしておきましょう。



『今日の山猿君』

バスの中から八幡様のお祭りを発見した猿君です。

どうやら行きたいのかな?

考えときましょう。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

水浸しですが…  (サイエンス教室11回目)

2008-09-06 | 教わる
お天気がハッキリしない週末ですが…暑さだけは戻ってきました。
毎日32度超という厳しい残暑に加えて、連日のゲリラ豪雨的な夕立。
ホント、嫌んなっちゃいます。

毎日折り畳みの傘が欠かせません。
おかげで常に大き目の鞄で出かけるハメに。
これってやっぱり「エコ」じゃないですよね。



そんな中、毎月のお楽しみに吉祥寺へと出かけてきました。
月に2回、第1第2の土曜日はお馴染みの「サイエンス教室」
先月は夏休み中で変則の1日2時間でしたが、今月からはまた通常通りです。



教室が場所を借りているのが藤村女子中学・高校。
先に走っていってしまった坊ちゃんの後から校門まで行ってみると…
そこにはこんな案内が。

 

こんなサイエンス教室があるんだそうです。
なんと言ってもこんなことでもないと藤村の「カフェテリア」に入ることなんかもなさそうだし。
カァサンと「行ってみる?」という話になってます。



ということで、本日のお題は「くうきと水」。
う~ん、どんな展開で進むんでしょうか?
何だかちょっと嫌な予感というか…なんとなく想像がつくというか、ねぇ?



副読本ではこんな感じなんですが…
まずは見えない空気を形として見えるようにしないと、というのは展開上分かっていましたが。
ここでみんなに配られたのはジッパー式の食品保存袋、その中に口を開いて空気を溜めたり息を吹き込んだりして膨らませます。

こうなるともう予想通り始まるのが叩いたり投げたり。
方向的には悪い予感の方向へと…
まぁ、ある意味彼等にとっては必然とも言えますが。



で、やっぱりというか案の定というか。
目に見える空気を実験でということで、水の中で袋の口をあけて空気をブクブクと…
いや、もうすでにこの状態で、予感的中であります。



余りひどい状況になる前に次は分かりやすいようにコップで。
これならまぁそれ程まわりが大変なことにはならないで済みそうかな?
でも男の子達は先生の見本もちゃんと見てないですけどね。

ということで空気を目で見ることが出来たので次はその特性を。
で、実験に使うのは樹脂製の注射器、トォサンもDiscブレーキの整備なんかでいくつか使ってますが。
まずは注射器で空気を吸い込んで顔に風を当ててみたりとかして。

次は栓をするキャップを渡されて、それで中に空気を閉じ込めてピストンを押したり引いたり。
当然密閉してしまえば中はエアサス状態、押せば縮むし引けば伸びます。
でも引くときに力を入れ過ぎると…あちこちで「ポンッ!」とやってますが、それがまた彼らには楽しいらしく。

 

遊んでても仕方ないので次は中身を水にして、同じように押したり引いたり。
もちろん空気のように見た目には縮んだり伸びたりしないわけで。
でも引いたときに水とピストンの間には空間が出来て…それが何なんだろうね?

 

ということでそろそろ時間なので、ノートを出して本日のまとめ。
穴埋めではなかなか正解が出なかったりもしましたが、中には「真空」が答えられた子も。
それに「水」とか「空」は漢字で書ける子もいたりして。

次週はどういう展開になるんでしょうかね?


授業の間、トォサンの後ろのテーブルでは主宰の山崎先生が何やら実験道具の製作中。
4ミリぐらいがあるような銅の丸棒を直径10センチ近い空き缶と一緒に万力で咥えて丸く曲げていたり。
こうして実験道具を作るのが先生の一番の楽しみなんだそうで。

分かりますよねぇ?そういうの。
トォサンもBikeや山の道具なんかを自分が使いやすいように手を加えたりするのが一つの楽しみで。
男の子は必ずプラモデルとかに一度は必ずハマりますからね。

次に先生が始めたのは実験道具の手直し。
今まで使っていたのを一度バラして…小さな「ヒートン」なんかを出してきて。
何をするのかと思っていたら…



コレ、綿アメの実験用のモーター。
このモーターの軸の先にボールペンの芯に差し込んで、その先に小さな「ヒートン」をねじ込んでいます。
コレだけでは何だかよく分からないのですが…

今まではこのモーターの軸のボールペンの芯の先に直接綿アメを作る道具を接続してたんだそうですが。
道具を掃除する時に一々バラすのが大変だったそうで。
それを接続部分を「ヒートン」にすることでワンタッチで外せるようにということでした。

いや、なかなか考えましたねぇ。
ということで実験道具は3年生の授業で使うのでその時に。
多分更に進化してるんでしょうね?その時には。



『今日の山猿君』

相変わらず吉祥寺でランチを楽しみにしている猿君です。

でも相変わらず一つ覚えのように「お蕎麦」「ラーメン」「まぐろ丼」。

あのねぇ、他にもたくさんお店あるから…

まだ、何度も来るんだからいつも同じお店じゃなくてね。

ということで、この日のランチはまた別ネタで…



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

やっぱり2時間は…(サイエンス教室9、10回目のその2)

2008-08-06 | 教わる
開会式を前に競技が始まった北京五輪です。
まずは先陣を切って女子サッカーは「なでしこジャパン」から。
前半にニュージーランドに2点先制されながらも、何とか後半に同点にしてギリギリで勝ち点1を掴み取りました。

ニュージーランドの監督が行っていたように、「以前6点取られて負けたチームとは違う」手ごわいチームでした。
男子よりはいいかな?と思っていましたが、やはりそう甘くはないようですね。
決勝トーナメントに進めるかどうか、微妙な所です。

明日は男子サッカーが初戦。
「反町ジャパン」は更に厳しい戦いを強いられると思われます。
ガンバレニッポン!



さて、前回の続きで、「サイエンス教室」です。
「ビー玉」のこまの接着剤が固まるまでは、1時間目の続きで…
物理?のお勉強のための滑り台作りの続きです。



まずはこの滑り台の三角スロープ部分を作るのですが。
そのためにはきちんと長さを測って、そこに切込みを入れなければならないのですが…
ここを切れば…なんて書いてないのがこの教室の教材のいい所。



で、折り目だけがついている滑り台用のレールの紙に長さを測って線を引くところから始めます。
でもね、まだ1年生になったばかりの彼らは、正しい定規の使い方は知らないわけで。
まず定規の目盛りの見方から。

1センチの目盛りと1ミリの目盛りを覚えてもらって。
8センチ5ミリと5センチと10センチのところに線を引いて。
その線に沿ってはさみで切り込みを入れるのですが…

案の定坊ちゃんは切り込みじゃなくて、切り落としちゃったようで…
結局先生に新しいので作ってもらうことになりました。
まぁ、そんなもんですかね。

それにもう集中力がねぇ…
みんなそれぞれ勝手なことやり始めたりして。
そんな感じなので、サッサと作って実験に入ります。



まずはレールの上にビー玉を一つ置いて、滑り台からビー玉を転がすと…
ぶつかったビー玉はその場に止まって。
ぶつかられた方はコロコロと転がっていくはずなんですが。

まぁ、理科室の机が微妙に傾斜してたりとかもするだろうし。
何回かやってみると、上手くいったりいかなかったり(ラジバンダリ)。
レールの上はビー玉も滑りがいいからねぇ。



次はレールの上に置くビー玉の数を2個にしたり3個にしたり。
滑り台から転がすビー玉も1個じゃなくて2個にしてみたり。
やってみれば目に見える結果が出て分かりやすいですからねぇ。

そうこうしているうちに接着剤も固まったかな?
途中で我慢できなくなっていじっちゃったどっかの誰かさんは、結局補助の先生に作り直してもらい…
何とか全員無事に「ビー玉こま」が完成しました。



回してみるとこんな感じ!
なかなか上手く回ってますよね。
ビー玉6個でこんなによく回るこまが出来ました。

でもね、これ遠目にみてるから。
それに回っているから見えてないだけで。
実はよく見ると…



ホラッ!
エポキシはタップリつけ過ぎてはみ出しちゃってるし。
そこらじゅうベトベト状態。

もう乾いちゃったからいいけど。
手は凄いことになってて。
先生が70%のアルコールを用意しておいてくれたんだけど、そんなもんで落ちるわけもなく。

結局100%のエタノールをキッチンペーパーに染み込ませて。
それで指先にこびりついた接着剤をゴシゴシ。
手の平や白衣につけていた名札までベトベトでしたので、それもキレイにして。

作ったこまと実験でたかったビー玉をお土産にもらって。
これで今日の授業は終了となりました。



『今日の山猿君』

オジィチャン家の猿君です。

どうやら昨日は「崖の上のポニョ」を見て来たようで…



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

今日は2時間授業…(サイエンス教室9、10回目のその1)

2008-08-04 | 教わる
開幕まで4日となった北京五輪です。
選手は準備万端で、続々と北京入りしています。
爆破テロなどの心配も取り沙汰されているようですが…

そんな中ボチボチ現地の情報も入るようになってきて。
選手村の食事、「美味しい」んだそうです。
まぁ、基本的に「中華料理」は日本人も食べ慣れてますからねぇ。

本場の「中華」ですから、普通に作ってあれば食べられないことはないでしょう。
下手にLAあたりの郊外の訳の分からない「チャイニーズレストラン」みたいなことにはならないですよね。
ホント気を付けないとエライ目に遭いますからねぇ?

初めての土地で食べるものに困ったら、先ずはチェーン店のファーストフードです。
その店トォサンなんかは北米なら「タコス」と「ホットドック」に「ピザ」OK。
手で食べるのに飽きたら「デニーズ」か「サンデーズサン」でプレート、これでも10ドル程度で済んじゃいますからね。

間違っても知らない所で、和食と中華は避けること。
値段ばかり高くて大失敗ということになりかねません。
その店オリンピックの選手村は安心ですね、美味しい「中華」スタミナつけて頑張って下さい。



さて、毎月2回の「サイエンス教室」ですが。
8月はお盆休みもあるので、1階で2時間の授業になります。
ということで昨日のサイエンス教室は、2時間授業でコレッ!



「ビー玉でこまをつくろう」。
ついでに2時間の枠内で「ビー玉」を使った「実験」もしてしまおうというのが昨日の授業。
さすがにこういうカリキュラムの組み立ても、システマチックにやってくれるのもいいところです。



で、作るのはコレッ!
ビー玉を6個接着剤でくっつけます。
果たして上手に出来ますか…?

 

まずはビー玉を2つくっつけるんですが…
そのための接着剤をこうして渡されたら、爪楊枝でグルグルと混ぜてすくってビー玉に。
上手に出来るかな?

 

もちろん相手がガラスという素材のビー玉ですから、接着剤もエポキシ系の2液式。
アラルダイトという、急速硬化タイプの接着剤です。
2液式ですのでしっかり混ぜないとちゃんと付かないし、かといって余りたくさん付けてしまうとそこらじゅうベタベタに…

当然彼らがやることですからそうなることは織り込み済みなんでしょうけど。
問題はその特製を彼らがちゃんと理解できるかどうか?
固まれば強いんですけど、その固まるまでの数分が我慢できるかどうかなんですよね?問題は…



2つくっつけた物を2組作って、更にそれを合体!
4つのかたまりを作りますが、もうこの時点でちゃんとできること出来ない子が半々。
1年生なんてこんなもんでしょう?トォサンも子供達のキャンプやスキー教室で苦労しましたから。



4つのビー玉で平面部分は出来ましたから、あとは縦に2個のビー玉をくっつけてこまの形にするんですが…これがまた難しい。
まずはどこに接着剤をつければいいかをみんなで考えます。

7人の中で正解は2人。
もちろんウチの坊ちゃんは…正解ではありませんでした。
出、正解のとおりに接着剤をつけて、片側づつ接着していきます。

時間が掛かるのでその間に次の実験に。
そのためにまずは一つ工作をします。
作るのはコレッ!



こういう「滑り台」を作って、こまが完成するまでの間に「物理」のお勉強ですね。
と、ここで休憩に。
2時間通しではさすがに彼等の集中力が続きませんからね。

ということで、続きはこちらも次回へ。


ちなみにビー玉ですが…正確には「B玉」です。
何で「B」かというとこれまたちゃんと「A」が存在するから…なんですね。
つまり「A玉」ありきの「B玉」なわけで。

子供の頃から下町の子供は必ず接していた「ラムネ」という飲み物。
あれの栓を密閉するために「ビー玉」が使われていますが、実はあれは「B玉」ではなく「A玉」。
そう、ラムネの中身は「エー玉」といわなければいけないんですね。

厳密な「球」は作れないんだそうで、ある規格の中で最上級が「A玉」。
その規格に合格しなかった物が「B玉」として流通しているというわけで。
ラムネビンの中の「ビー玉」は「選ばれたビー玉」ということですね。

何でこんなこと知ってるかというと、今では少なくなってしまったガラス瓶の「ラムネ」。
その製造販売をしていた「宮岡商店」というのが、子供の頃住んでいた家のすぐ近くにあって。
子供心に興味を惹かれるのがあの製造過程、そんなことで工場のおじさんと仲良くなり聞いた話。

気になる方はネットで「A玉」で検索してみて下さい。
なかなか面白いですよ!



『今日の山猿君』

ということで、昨日の教室後に千葉(津田沼)のオジィチャンの家に行った猿君です。

しばらくは向こうで過ごしますが。

いったい何をしていることやら…



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

クルクル… (サイエンス教室8回目)

2008-07-13 | 教わる
連日35度だ34度だという練馬です。
ホント23区内で一番夏暑く冬寒い練馬ならではと言う感じですが。
昨夜はついに熱帯夜です。

机のスタンドもつけていると暑いので真剣にボール型蛍光灯に使用かと考えている今日この頃です。
省エネとかエコじゃなくて…
暑さには勝てないので。



さて、昨日は先週に引き続き「サイエンス教室」でした。
暑くなると言う天気予報の中早めに吉祥寺へ。
このところ早めに行ってお昼を外で食べてからと言うのがパターンになりつつあります。



今回は「かぜとあそぼう」と言うテーマです。
科学の教室で「風」と言うファクターが出てくると空気の流れや「対流」なんていうことが思い浮かびますが。
実験と言うと結びつくのは「風洞実験」ですけどね。

 

授業が始まる前から先週の実験で虹を作った壁に向けてプロジェクターが準備されていました。
どのような展開にしていくのか興味がありましたが。
授業の開始からいきなり始まったのは「種」の話。

「しょくぶつのたね」はどのようにして移動するか。
そんなところから話が始まりました。
ちょっと意外。

 

種の中には果実として獣や鳥に「食べられる」ことによって運ばれる種類。
獣などの体に「くっつく」ことによって移動をするものがあります。
もちろん様々な条件などで全てが移動できるわけではありませんが。



そんな中ある程度の確実性を持ってその場を離れることが出来るのが、この風に乗って「飛ぶ」ことで移動する種類。
ウチの坊っちゃんもタンポポを見かければ必ずと言っていいほど飛ばしますよね。
そうして風に乗ることで拡散することが出来るわけです。



で、まずは「とぶたね」を作ってみようということで。
副読本の隅っこにある紙で羽のある種を作るところからスタートします。
上手に作らないとうまく飛ばないよ。

 

短冊状の2枚の紙を少しずらしてホッチキスで止めます。
この角度で飛び方が決まりますから大きすぎず小さすぎずで。
キッチリ2枚を揃えて止めないとバランスが悪くなっちゃうから。

で、ずらして2枚を止めたら途中からその羽根を外側に折り曲げます。
この折り曲げる角度で風に乗って飛ぶかどうかが大きく影響します。
間違っても内側(右側)に向けて折らないでね。



折ったらその羽根をまぁるく反らせてあげるのがポイント。
ただ折るだけよりも剃らせることでより風を受けるようになります。
これは彼らには上手に出来ないので、先生にやってもらいます。

出来たら飛ばしてみましょう。
ということで、上から落とせばクルクルまわって下に落ちます。
羽根の作り方でまわる速さや落ちる速さが違うんですね。

次は指に輪ゴムをはめて、パチンコのようにして羽根を飛ばしてみましょう。
と思ったらみんな中々上手に飛ばせなくて。
教室中大騒ぎになりました。



なぜ羽根をつけると落ちるのがゆっくりになるかというともちろん「空気抵抗」が増えるからなんですが。
彼等にそんな話してもねぇ…ということで。
「空気の粒がたくさんぶつかるから」、なるほどねぇ。



で、空気を受けて飛ぶことの確認として風船に下から扇風機の風を当ててみると…
厳密に言うと風が当たるだけで浮いてるわけではないんですけどね。
でもこういうのは彼らにはウケるんですよね。



最後は教材の風車を作ることに。
こういう教材も上手に活用して、ついでにそれがお土産になる。
これが彼らが喜んで通う大きなファクターでもあります。

 

これが意外に作るのに手間が掛かって。
途中少しづつ先生に手伝ってもらいながら、みんな何とか完成。
扇風機の風を当てて回してみます。

ここでもしっかり今日の復習。
折り曲げた羽根に風が当たるから回るんだよね。
ということで「風」の話題は次回へ続く…かな?




『今日の山猿君』

あまりに暑いので午前中から「お風呂でプール」の猿君です。

でも今からその状態だと夏休みに入るとどうなるんでしょう?

学校のプールもずっとあるわけじゃないしね。
今年の夏から近所のプールが改修工事中、それも屋内と屋外の2ヶ所も!

いざとなったらバスで少々遠出ということになりそうです。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

凸凹(デコボコ)じゃなくて… (サイエンス教室7回目)

2008-07-08 | 教わる
さて北京オリンピックの開会まであと一月になりました。
各国最終的な代表選考も終わり本番に向けての準備も本格的になって。
メダル予想なんていう話題も出てきていますが。

そんな中アメリカの競泳の代表選考会では、41歳のママさん選手「ダラ・トーレス」が100と50で優勝しました。
2度の引退からの復帰でなんと5回目のオリンピック代表になりました。
出産後に選手権に復帰と言うのも凄いですが、勝っちゃうところがまた物凄いですよね。

そんな中、水着で話題になり世界新で代表になった北島選手の最大のライバルであるブレンダン・ハンセン選手。
100は優勝して代表になったものの200ではまさかの4位。
なんと代表になれないという事態になってしまいました。

前回の決勝同様一騎打ちになると思われていましたが、それも見ることが出来なくなりました。
決勝で世界新での金メダル争いになるのではないかと期待していた人には少々残念ですが。
これで200は記録が出ないのではと心配する向きもあるようで…

なんと言っても持ちタイムがねぇ?
北島選手と2秒近くの差がある選手ばかりで、モチベーションが下がってしまうのではないかとの心配も。
北島選手にしても100も200もハンセンに勝って、世界新で金メダルと言うのが目標だったはずですからね。

で、水着ですが…やっぱり全米選手権でも「LZR」でしたね、それも世界新連発で。
特に中村礼子選手のライバルとなるであろう女子の背泳ぎでは100・200共に世界新。
オリンピックで直接対決ということになりそうです。

あと一月でまた忙しい毎日がやってきます。



さて、今月の最初の「サイエンス教室」です。
前回から「ひかり」の話になりましたが今回はその続きで「レンズ」を使った実験です。
ということで、始まり~!



「レンズであそぼう」ということで。
確かに実験とは言うものの、彼等にしてみれば遊んでるようなものだし。
さて、レンズでどのように遊ぶのでしょうか?



副読本には「光を集める・曲げる」とあります。
レンズですから集光というのは分かりますが…
曲げるとなるとねぇ。

ということで、まずは実験実験!
レンズと言えば彼等に一番身近なのは「虫眼鏡」ですね。
ということで、まずは凸レンズの「虫眼鏡」から。

虫眼鏡を覗いて自分の手を見たり、動物の形の消しゴムを見たり。
指紋なんかは拡大してみるのは好都合。
で、見たものははしっかりノートに書いておきましょう。



ということで先生が書いていたのは「指」。
凸レンズは物が大きく見えるわけですからね。
大きく見えたものをそのまま書いてみたと言うわけです。



ちなみに虫眼鏡と同じ形で凹レンズも見てみました。
覗くとみんな「小っちゃく」なっちゃうんですね。
ということで、凸レンズと凹レンズの違いが分かった所で…次の実験。



凸レンズの虫眼鏡に光を当てるとどうなるか。
もちろんレンズを透った光はレンズよりも小さく映りますよね。
コレが「集光」。

 

そしてレンズを2枚、3枚と重ねていくと…
更にその光は小さく集められていきます。
3枚でもうすでに1枚の時の半分程度にまで集光されて。



4枚になるとこの通り。
この原理を応用したのがカメラのレンズ。
長くなると大きくなって、短くすると小さくなっちゃうと言うことの基本がここにあります。

こういうのからカメラなんかにも興味を持ってくれればねぇ。
と、トォサンは思うのですが。
まぁ、せいぜい顕微鏡までかな?



もちろんコレだけの集光力があればこんな小さなランプの光源でも黒い紙に当てればこの通り。
ウ~ン、上手く煙が写っていませんが…
こげた匂いが教室中に漂ってます。



ここまでのまとめ。
前回の光の反射の復習も含めて。
ちゃんと覚えてるかなぁ?覚えていればすぐに書けるはずなんですけどね。

 

次に出て来たのはレンズではなく「鏡」。
といっても樹脂製の銀色の湾曲したもの、コレなら彼等がいじるには最適ですね。
でこの凸面鏡と凹面鏡を覗いてみると…なんだか面白いらしいです。

どの机でも笑い声がしていて。
みんな大ウケです。
それはどういうことかというと…

 

凸面鏡では真ん中が大きくなってビヨ~ンと伸びているし。
凹面鏡では逆に真ん中が小さくなって中心に向かって丸く集まって見えるし。
自分の顔がこんな風に見えるのが面白いらしいです。



同じことがスプーンでも出来るんだそうで…そんなこと覚えたら家でも間違いなくやりますよね。
それにしてもちょっとそれはどうかと思うけど。
白衣の襟も立ってるし、なにも斜に構える必要もないと思うけど。



そして、最後に先生が取り出したのがコレ。
長さが7センチ程の小さなプリズムです。
これを使って今日最後の実験をします。

 

同じ大きさのプリズムが発泡スチロールの台に置かれて。
スライド用の光源がセットされています。
この角度がとっても大事なのでみんなは触らないで見てるだけね。

 

で、光源のスイッチを入れて教室を暗くすると…
この通り、教室の反対側の壁には「虹」が出来ました。
これからみんなで順番にこの「虹」の中に入ってみよう!ということに。



内側から「虹」の中に入って片方の目を塞いで。
少しづつ外側に向かって動いていくと紫から順番に藍・青・緑・黄・橙・赤と変化していくのが見えるはず。
これはまさに体験したことがない世界。

実際に中に入って見た人にしか分からないですよね?
みんななんだかとても不思議そう。
でも、いい経験が出来ました。

トォサンも入ってみたかったなぁ…

と言うわけでこの続きはまた来週!



『今日の山猿君』

お天気が不安定なせいで、今日も学校のプールが中止だった猿君です。

まぁ、昨日・一昨日あたりに比べれば涼しかったからねぇ。

明日も朝の気温は低そうだし。
今週一杯はプールが出来るかどうか微妙なお天気で。

水遊びが出来ずに少々不満気味の猿君なのであります。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

光と影…(サイエンス教室6回目)

2008-06-15 | 教わる
ユーロ2008は各グループで2試合目を終えました。
すでにグループAではポルトガルが2勝で準々決勝進出を決め。
開催国スイスは2敗ですでに敗退が決まってしまいました。

グループBではドイツが2戦目のクロアチアに1-2で負ける番狂わせ?
クロアチアが2勝で勝ち点6、準々決勝進出が確定。
優勝候補の一角といわれていたドイツが不覚です。

グループAの残り一枠はチェコとトルコが勝ち点3で並び。
グループBはドイツが勝ち点3で一歩リード。
それぞれ第3戦が勝ち上がりをかけたゲームになります。

グループCは初戦でイタリアがオランダに負け、フランスはルーマニアとスコアレスドロー。
2戦目で再びオランダが今度はフランスに完勝、イタリアはルーマニアと1-1の引き分け。
オランダが勝ち点6で早々に勝ち上がり、2位はルーマニアが2引き分けの勝ち点2でフランスとイタリアが勝ち点1づつ。

グループDも前回(2004年)の覇者ギリシャが2敗で1回戦敗退。
順当に2勝したスペインが勝ち点6で首位、それを勝ち点3のスウェーデンとロシアが追う展開。
次の第3戦でそのスウェーデンとロシアが対戦、その結果で価値上がりが決まります。

グループAのもう一つの勝ち上がりはチェコのなるのかな?
グループBはやっぱりドイツが来るでしょうね。
グループDも多分順当にスペインとスウェーデンで決まりそう。

ただグループCはねぇ…イタリアもフランスも2戦を見る限りではあまり良くはなさそうだし。
第3戦でルーマニアがオランダと引き分けたりすると、イタリア・フランスどちらが勝っても得失点差でルーマニアが2位になってしまいます。
下手するとイタリアもフランスも勝ち上がれないなんていう事態にもなりかねないということですね。



さて月2回の「サイエンス教室」です。
まぁ、彼の場合は「実験」が楽しいというのもありますが、それ以外に月2回吉祥寺へ出かけてあわよくばお昼を外でという考えも。
でも残念ながら昨日は、お昼はなし。

最初はランチの予定だったんですけどね。
午前中チョイと出かけたカァサンと坊ちゃんは、時間が押したためトォサンとの待ち合わせには間に合わず。
トォサンも待たされた挙句に時間がない中で狙ったお店はどこも行列で。

結局双方ともテイクアウトに、自販機の菓子パンなんてお昼で…
ブログのネタにもな。りゃしな…
ということで時間ギリギリで到着した今日のテーマはコレッ!



「ひかりをとおすものと、とおさないもの」
段々と科学らしい内容になってきたという感じかな?
磁石なんかはお風呂で遊んだりしますけど…ただそれだけって感じでねぇ。



今回は先に副読本を。
光の性質ですからどういうものには透過するのかとか、光のエネルギーは何に変換されるのか?
そういうことをお勉強していくんでしょうかね。

ということで、「ひかり」の第1回目です。

 

まずは教室の半分を電気を消して暗くして、500Wの投光器のスイッチをON!
天井にはその光が当たっています。
その光にガラスや赤いセロファンなど、色々なものをかざしていきます。

ガラスは光を「とおす」から、光はそのままだし。
赤いセロファンは天井に赤い光が。
「火事みたい」って、火事を見たことあるのかな?



今度は黒い厚紙。
これは光がとおるのかな?
天井には大きな黒い影が出来ました。



今度は反射を見てみます。
最初はアルミホイル。
これは微妙に反射してるのかな?



天井は一応ほんのりと反射した光が。
まぁ、アルミホイルだと表と裏で違うし、皺の出来方にも左右されるから。
それでもこれだけ反射してるんですね。

 

そして最後は鏡。
これ誰でも「写る」のを知っていますからねぇ。
天井もこの通り、アルミホイルよりもはるかに明るく。



ということで、まずはここまでのまとめ。
ひかりをとおすもの、とおさないもの。
光を通さないから反射するか、反射しないのか。



次は投光器の光を白と黒の紙に当ててみます。
最初は1分、次は1分半。
触ってみると黒い方は結構熱くなっています。



まだ光エネルギーが吸収されて熱エネルギーになって…なんて説明しても分からないからね。
でも、夏は道路(アスファルト)が熱くなるのは知ってるしねぇ。
理論的なことは大きくなったら追々覚えていけばいいわけで。

 

次は墨汁で黒く色を付けた水と、何もしてないそのままの水。
黒と透明の液体に光を当てるとどうなるか?
それを「温度」で検証していく実験です。

観念的に熱いとか冷たいということだけでなくちゃんと数字でね。
教材のノートには表もあるので、しっかり活用です。
で、ビーカーに入れた2つの水を投光器の前に置き10分間待ちます。

 

その10分間を利用して「温度計」の使い方をお勉強。
取り扱いの仕方から目盛りの読み方の説明ですが…ちゃんと聞いてる?
遊んでてちゃんと聞いてないと、あとで困るのは君だよ。

 

測る順番はこの4つ。
それを表に記入するわけですね。
さぁ、10分経ったので測ってみましょう!



上手に測れるかな?
さっきの先生の説明をちゃんと聞いていれば出来るはずなんですけどね。
はじめはお水の上の方で次に下のほうを測りますが、正確に測るには絶対に「かきまぜない」こと。

結果は一番温度が高くなったのは黒い水の表面、次が普通のお水の表面。
3番目が普通のお水の下の方で、一番温度が上がらなかったのが黒い水の下の方。
ということで表にその温度を書き入れて先生の説明を聞きます。



結論としては、光を吸い取るか吸い取らないか。
光を吸収する黒は表面温度は上がるけど、そこで吸収されてしまうため底の方は温度が上がらない。
逆に水のほうは光が透るために黒のように温度は上がらないものの、水面と底の方の温度差は少ないというわけですね。

段々難しい話になってきました。
これを1年生に上手く教えるのは難しいかもしれません。
でも理論的には理解できなくても、「実験」で結果を直接見たり感じたり。

今、小学校では理科の専門の先生が少なくて。
「実験」もなかなか出来ないんだそうです。
だからこそこういう教室の存在は、貴重ですね。

さぁ、来月はこの「ひかり」の続き。
今度はどんな「実験」するのかな?



『今日の山猿君』

髪の毛が伸びるのが早い猿君です。

で、今日は午後から予約を取って切ってきました。

今週からプールも始まることだし、サッパリと短くね。

ということは…はい、当然午後は石神井公園で。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

ハウスネイル (サイエンス教室番外編)

2008-06-12 | 教わる
NBAファイナルは第3戦がロサンゼルスで行われ、ロサンゼルス(レイカーズ)が参戦目にして初勝利。
対戦成績を1勝2敗として今夜の第4戦に臨むこととなりました。
5分に戻すか、王手をかけられることになるのか大事な1戦になります。

第3戦ではホームのコービーが36得点の大活躍。
ボストンのアーロン・ピアースをわずか6得点、KGを13得点に抑えての勝利で。
まさに理想的な展開での試合運びが出来たわけです。

4戦以降以下にしてこのような戦い方が出来るかがロサンゼルスにとっては鍵になります。
逆にボストンはシーズン中もプレーオフに入ってからも追い詰められてからが粘り強い。
ロサンゼルスでも残り2戦をしのぎきれば、地元に戻れるというのも有利な条件。

セルティックスの黄金時代再びとなるスタートが切れるかどうか…



毎度お馴染みの「サイエンス教室」です。
毎回とても楽しみに通っている坊っちゃんですが。
坊っちゃん以上に楽しんでいるのはトォサンかも知れません。

もちろん授業も楽しいんですけど。
もう一つトォサンが楽しみにしているのが教室の隅のキャビネットの上。
ここに毎月様々な「小ネタ」があってね。

前回「ミジンコ」でした。
そして、今回もまたなかなか面白いお話が。
それがコレッ!



高校1年生からの質問で…
「カタツムリのカラをとると、ナメクジになるというのは本当ですか?」
食べられるのがカタツムリで、食べられないのがナメクジじゃなかったんだぁ。



答えは…
別の生き物なのでカタツムリの殻をとっても、ナメクジにはならないんだそうです。
食べられる、食べられないじゃなかったんですね。



しっかりと色付きでカタツムリの体の構造も解説してあって。
確かに、殻の中自体が体の構造部分でもあるんですね。
フムフム、こういうところがさすがサイエンスであります。



ナメクジのご先祖様がカタツムリなんだそうです。
巻貝が進化して陸に上がったものがカタツムリ。
そのカタツムリの一部が進化して、殻を少しづつ小さくしていって。

最後にはその殻をなくすことができた物がナメクジということで。
先祖は同じでも待った区別の生物。
太古の昔まで遡れば人間と出所は同じということですか。



それにしても最後のこの解説。
「せまいところも通りぬけ、遠くまで旅をすることができるようになりました。」
まさに進化のポジティブな部分。

我々は「乾燥に弱い」とか、ネガティブな部分ばかりに目がいってしまいますが。
こうして進化の歴史を直接比べることができる物が身近な題材だとありがたい。
今度の散歩の途中にでも見つけたら教えてあげましょうかね?



『今日の山猿君』

まだ完全に学校生活に慣れたわけではない猿君です。

昨晩もお風呂を出てきてから「宿題やるの忘れてた…」と。
慌ててやって、今日の支度をしていました。

今日もトォサンに「宿題は?」と聞かれて。
「ないよ!」。

それならいいんですけどね。



ブログランキング参加中です。
↓この2つ、クリックしてくれると嬉しいです。

日記@BlogRanking

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ