慣れれば便利、知らねばそれまで、それが小技ですが、なかでも [F・] の活用は、ポップアップメニュがないだけに、いちいち試してみてないので、知らなかったこともたくさんあります。
順におさらいをしてみようと、MPSnet のサロンで話題にのぼりました。
ここでは、そのまたおさらいをしてみようと思います。
まず [F1] です。
パソコンを動かしているとき、どこかで [F1] キーを押せば、そのときいちばん手前に出ていて最上位のバーの色が濃くなっているアプリケーション・プログラムの「ヘルプ」が動き始めます。
この現れ方にはふたとおりあります。
1.そのパソコンの中に、もう組み入れられているヘルプが動き出す。
2.ネットを通じて呼んでくるペルプが現れる。
1はお抱え医者、2は救急車のようなものです。
1はすぐ出てきますが、2は探し出して呼び出し、ダウンロードする時間がかかるので、じれったさを感じます。
瞬間、パッと現れるというわけにはいきません。
1にするか2でいくか、どちらか選べる仕掛けは、アプリケーションごとにどこかにあります。
方法を選んでおけば、[F1] キーを押したとき、お好みに従ってヘルプが動きだします。
ただし、ヘルプはその場を見とおして「こうしなさい」と手順を教えてはくれません。
「天は自ら祐るものをたすく」といわれているとおりです。
ヘルプは、こうしたい、これが知りたいという意思がなければ、何も教えてくれません。
言うままビギナーのように、言われたとおりにポツンポツンと押したりこづいたりしているだけの人には、何の役にも立たないということがわかりました。