個人情報とは、任意の一個人に関する情報であって、その情報に含まれる記述によって特定の個人を識別できるものとされています。
「わたし、こんなこと知ってる」「それ、教えてよ」「個人情報だからダメ」というやり取りは、ダメの理由がダメということになります。
小さなことでは、パソコンに貯め込んだいろいろな情報の束も、大きなことでは国会議員がそれぞれに持っているさまざまな情報も、個人情報として保護される部分はごくわずかです。
大事な機密事項がニョロニョロと流れ出したり、政治組織に潜り込んだ外国機関の工作員に簡単に持ち出されたりすることを防止する法律はどうやらなさそうですが、これまでなくてすんでいるからいらないという理由も、やはりダメでしょう。