買取はお金をもらえる、回収はお金を取られる、行く先は会社か自治体、自治体は回収だけでお金のやり取りなし、違いといえば大雑把にこんなところでしょうか。
気になるのは、買い取られたあと、回収されたあとの、そのものの行方です。
個人所有のパソコンの場合には、消したつもりの情報が、どれほど入っていようと使い道はないのですが、企業で規模の大きい入れ替えがあったときに、管理者あるいは担当者が、ハードディスクの破壊まで完遂してから送り出すことはしないでしょう。
行き先で、データが跡形もなく消されるかどうか、廃棄パソコンの処理はいわば汚れ仕事ですから、善良厳正な処理がされるかどうかの保証は得にくいものです。
ことによると、廃棄パソコンのハードウエアより価値の高い情報が入っているかもしれません。