郵便の宛名は毛筆できれいに書きたい、けれども自分では筆が立たないという人のために、宛名書きを引き受けてくれるところもあるようですが、メールの宛先は自分で書きこまなければなりません。
ここにメールをくださいと、書いたものを渡された場合は、しかたなく一字一字間違いのないように気をつけて、ポツンポツンと打ち込みます。
ポツンポツンがよいか、4文字ぐらいつづけたほうがよいかは、人それぞれです。
ポツンポツンはリズムに乗せられませんが、4文字続きは、電話番号のように記憶のリズムのはたらきで覚えやすいものです。
4文字2組の8文字くらいなら、一度に読んで覚えても、ポツンポツンより間違いが少ないかもしれません。
メールアドレスは、全部半角英数、使えない記号もあって、全角の文字か記号が混じってもだめ、ドットをコンマに間違えてもだめ、ハイフンとアンダーバーの混同もだめ、スペースも記号のうちなのでこれもだめ、間違いは一つでも決して許してくれません。
もらったアドレスが印刷の場合はほとんど間違いありませんが、手書きの場合はあてになりません。
書くほうにも、読み違い書き違い記憶違いと、間違いの要因は重なって目の前にあるのですから。
アドレスを間違わないためには、メールをもらってアドレスを取り込むか、何かの方法でリンクを使うか、どちらかにすれば完全です。
さて、どの方法がよいのでしょうか。