近頃は殺虫剤が強力になって虫が住みにくくなったが、昔は本にも虫がついた。
本についた虫は紙魚、衣類についた虫は衣魚、両方とも「しみ」と呼ぶ。
虫なのになぜ魚という字を書くのか。それは、身をくねらせて動き回る姿態かららしい。
パソコンに虫がついたという話は聞かないが、筐体を穀物から取ったもので作るようになったらどうだろうか。
固いものでも、食べて毒にならなければ、それを何とかして齧ってやろうとする虫も現れると思うのだが。
賞味期限切れのトウモロコシなど畜産飼料にしていた穀物からも、デンプンを採取して繊維質を結合させれば、難燃性バイオプラスチックができるという。
カシューナッツの殻も、もっている油けが都合よいらしい。
Nucycle と呼ぶ新種の植物性プラスチック、実用技術の完成も間近いそうである。
http://www.nec.co.jp/environment/features/28/index.html
頭も、風通しが悪くなれば虫がつくから、せっせと使ったほうがよさそうである。