書類に綴じ穴をあけるとき、折り目をつけてパンチの目印と合わせる。
事務の仕事をした人は、どこかでめぐり合っている場面だ。
エクセルで書類を作るときに、しるしが印刷されるようにしておけば折り目をつけなくてよい。
うまい方法はないかと質問があった。
折角の思い付きをふみ潰すのはよくないから、こんな方法はどうかと答えておいたが、紙の中央を見つけるぐらいのことは、印刷に頼らなくてもよいので、自分では使う気はない。
1.A列のところにもう一つ列を挿入する。
2.新しい A列の 行1 からデータの入っている最終行までを結合し、一つのセルにする。
3.この縦長のセルに「-」と記入する。
4.[セルの書式設定]→[配置]で、[垂直方向の配置]を「中央寄せ」にする。
水平方向は標準のまま、左寄せ。
5. A列の 幅を画面を見ながら適当に調整する。
6.[ページ設定]→[余白]で上下を同じにする。
左はゼロに、右は試し印刷して調整する。
ものごとには、実用価値と、考案道楽の価値との両方がある。
しるしつけは、考案道楽の部類に属する。
考案道楽は、政治に持ち込まれると困ったものになるが、パソコンの世界なら、頭のスポーツとしての価値は認められるだろう。