海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上での作業は悪天候のため中止

2014-11-22 11:39:47 | 米軍・自衛隊・基地問題

 22日は海上での本格的な作業が始まるということで、早朝から多くの人が辺野古のテントに集まった。全体でミーティングをしたあとカヌー隊は瀬嵩の浜に移動。船に曳航されて25艇のカヌーが海上保安庁の浮き桟橋付近に向かい、船4隻と一緒に抗議行動に入った。

 天気予報では晴れだったのだが、朝から小雨が降り、海は風も強くて波が荒れていた。海保の方から船団とカヌー隊に対し、今日は波が荒く危険なので作業はやらない、海保のゴムボートもすべて陸に揚げる、カヌーも引き上げてほしい、という申し出があった。浮き桟橋を囲んでいるオイルフェンスのそばで待機しながら、実際にゴムボートを陸揚げするかを見た。

 クレーン車でゴムボートが陸揚げされるのと並行して、作業員たちが船に乗り、浮き桟橋周辺のオイルフェンスを開かれていたのを、再び閉じる作業を行っていた。カヌーの漕ぎ練習をしたりしながら様子を観察し、今日は作業が行われないと判断して、カヌー隊は瀬嵩の浜に戻った。

 キャンプ・シュワブのゲート前では、午前6時前には抗議のために人が集まり始めていた。瀬嵩の浜に移動する際、ゲート前を通ると集まっていた人達が機動隊に囲まれ、歩道に押し込められていた。片づけを終えたあと、カヌー隊のメンバーもゲート前の抗議行動に参加する。時間の許す人は、ぜひゲート前に集まってほしい。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沖縄の海と森と民意の圧殺を... | トップ | 海上作業中止に盛り上がった... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事