海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

「季刊 目取真俊」38回

2024-08-12 22:32:53 | 政治・経済
 以下の文章は2024年7月30日付琉球新報に掲載されたものです。  1988年の10月から翌年3月までの半年間、関東の某工場で期間従業員として働いていた。ベルトコンベヤーのそばに立って流れてくるプリンターの部品を組み立てるのだが、かなりきつい労働だった。人が動けるぎりぎりで生産ラインの速度は設定されている。昼食や休憩の時間があるとはいえ、8時間立ちっぱなしで部品をビスで取り付けるため、膝の痛み . . . 本文を読む