https://www.youtube.com/watch?v=tnFhZc0g2vQ&feature=youtu.be
18日は気象条件が悪く、しだいに波風が強まるとのことで、前日に続き海上抗議行動は中止となった。辺野古漁港からぶるーの船1隻を出して、辺野古側沿岸部の工事の様子を確認した。
K1護岸の建設現場では、仮設道路の延長線から護岸の側面にかけて積まれた根固め用袋材の内側に、捨て石を投下する作業が行われていた。石材を積んだダンプカーが方向転換する場所を造成していると思われる。
鉄塔前の取り付け道路建設現場では、N5護岸に向かって工事用仮設道路が伸ばされている。N5護岸の仮設道路と同じく北勝建設が行っており、両側に根固め用袋材を置いて間に石材を投下する形で着実に進められている。
映画館前のN5(中仕切り)護岸建設現場では、先端部に石材を投下して伸ばす作業が進められていた。波風が強くてカヌーは海に出られなくても護岸工事は進められる。ただ見ているだけなのがもどかしい。
石材投下現場の正面にあるオイルフェンスが三重になっていた。カヌーや船による抗議に対する措置だが、作業ヤードには追加のオイルフェンスが用意されている。
フロートやオイルフェンスを大型化し、鉄棒にロープやネットを張ったり、三重、四重にしたり、沖縄防衛局は抗議行動対策に必死だ。そのたびにハードルは高くなるが、のりこえていくしかない。
辺野古岬付近の工事や作業ヤードの様子も確認したが、海から見える範囲では大きな変化はなかった。元海兵隊員の暴行・殺人事件の裁判を考慮したのか、木・金・土とゲート前からの資材搬入がなかった。しかし、作業ヤードには石材が山積みになっている。
大浦湾に戻ったクレーン付き台船は、米軍のレジャービーチの沖に停泊していて、海底ボーリング調査は行われていなかった。
お昼は手作り弁当の差し入れがあった。くわっちーさーびたん。
午後は松田ぬ浜に向かう道路の脇に溜まっている砂を取り除く作業をして、午後5時からは刑特法の学習会に参加した。
ゲート前は国道で資材搬入が市民の目にとまる。だから3日間、資材搬入が止まった。しかし、護岸工事は市民の目につかないから裁判の間も工事が進められていた。18日付の県内紙には、殺された女性の両親が裁判で行った発言が載っている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-615679.html
日本政府・沖縄防衛局は両親に配慮しているのではない。ただ、沖縄県民の怒りに火がついて、1995年のようになるのを気にしているだけだ。反省の色もなく殺意を否定している被告同様、愚劣さの極みだ。