11日は午後2時55分頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ新工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
10人の市民が抗議の声をあげた。10月に入ったのに沖縄は蒸し暑く、立っているだけで汗をかいた。
久しぶりに辺野古の抗議行動に参加したが、元国語教師として、この1ヶ月余のことを10字以内でまとめると以下の通り。
いろいろあった。(参考/清水義範「国語入試問題必勝法」)
生コンプラントの材料やN1護岸建設用の石材、再生材などが搬入されていたが、工事車両が増え、しかも間をおいてダラダラやってくるので、苛立ちの声が発せられていた。
こんな工事をチンタラ10数年かけてやっても、滑走路が短いので普天間基地がすぐに返還されるわけではない。
難工事であればあるほど工事費は膨らみ、ゼネコンと防衛族の政治家、官僚は儲かる。
国民なんて馬鹿だから、と鼻で笑っている奴らがいるわけだ。
衆議院選挙が実質的に始まっているが、辺野古新基地建設なんて、国民をなめている奴らの金儲けの手段であり、茶番にすぎない。
それに付き合わされる沖縄人の腹立たしさよ。
死にくゎれ、腐り日本政府が。
午後3時26分頃、新工事用ゲートの近くから大浦湾を見ると、ガット船・第八太海丸がランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
午後4時29分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見ると、土砂の仮置き作業が続けられていた。
土砂を運んできたダンプカーは、新工事用ゲートから入ったものと思われる。
午後4時51分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
作業は終わっていたが、A護岸の工事現場では、鋼管杭を途中まで打ち込んだままになっていた。
鋼管杭は手前の横一列だけで九本が打ち込まれているようだ。
A護岸やN1護岸の工事が行われているため、K8護岸だけを使って4隻のランプウェイ台船が接岸していた。
護岸の上はダンプカーがやっとすれ違えるだけの幅しかない。ランプウェイ台船を集中させても、ダンプカーの運行には限界があるのではないか。
沖縄防衛局が一つの護岸に無理に台船とダンプカーを集中させ、安全性を無視して事故を起こさないか注意したい。
N1護岸の建設がかなり進んでいる。完成するとN2護岸と繋げられ、内側の埋め立てが始まる。
政権交代を実現して、この工事をいったんは止める政治状況を作らないといけない。