海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動と大浦湾・埋立工区の様子

2022-08-09 23:59:17 | 米軍・自衛隊・基地問題

 9日(火)は午前9時頃に辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 沖縄は明日から旧盆に入る。忙しい時期だが10人の市民がゲート前に座り込んだり、歌やシュプレヒコールで新基地建設反対の意思を示した。

 今日は長崎への原爆投下の日で、こういう日にも工事をするのかと、沖縄防衛局を糾弾する声が上がっていた。

 1回目に入ったダンプトラックの荷台はすべて空で、砕石を積んだ車両は見られなかった。

 ほかに生コンのミキサー車や、新品のショベルカーを積んだトレーラー車、空のトレーラー車などが入った。

 午前10時39分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 K9護岸から運ばれてきた土砂が、②-1区域に投入されていた。

 ②区域の中央部では、山積みになった個所の土砂をほかに移動する作業も行われていた。

 午前11時16分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸にはランプウェイ台船が2隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 N2護岸にはランプウェイ台船が1隻接岸していたが、積んでいる土砂にはブルーシートがかけられており、土砂の陸揚げは行われていなかった。

 ガット船は2隻(清明、第五十一進宏丸)が停泊していて、清明がデッキバージに土砂を積み替えていた。

 K8護岸では先端部の砕石の上に根固め用袋材を置き、保護する作業が行われていた。お盆休みの間、高波などで崩れないようにする措置だろう。

 砕石の投入はしばらくないので、ゲートから採石が入れる必要がなかったわけだ。

 K9護岸の奥の森はさらに切り崩され、ブルーシートが掛けられていた。

 午後2時頃、羽地内海を見るとガット船が数隻、停泊していた。お盆休みに入ったようだ。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« K9護岸でランプウェイ台船... | トップ | 辺野古弾薬庫の新ゲート建設... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事