U字型磁石の原則の天敵は3数字固定の可能性の有るユニットです。三つの数字のどの二つを組み
合わせても磁石候補になるからです。このユニットは避けて別に移ります。
インターネットに下図の問題の解法の質問がありましたが、仮置きしないと答が出ないと回答され
た方が居りました。私も挑戦したのですが。
解き易くして、
驚いたことに上段・中段・下段・左側・中側・右側の全てのユニットが3数字固定の可能性が有り
ます。超難問といわれる問題でも最低一か所は異種を見つけることが出来るものなのですが、これ
では突破口が有りません。高等な原則も知りませんのでお手上げです。
仮置きしないで解ける方は相当な達人だなと思っていました。
ところがです。発想を変えてみました。全6ユニットに3数字固定の可能性が有るということは、
全6ユニットが3数字固定ではないのだろうかと。そこでタテとヨコを3数字固定にする方法を探
し出しました。ブロックの数字の合計が45ですので、タテの3数字の合計もヨコの3数字の合計
も15にすれば良いのです。
3数字の合計が15ですから、A(1-5-9・2-6-7・3-4-8)とB(1-6-8・2
-4-9・3-5-7)の2グループをタテとヨコに振り分けるだけです。
□のブロックは下図になります。
3数字固定で進めると、
答は出ましたが、これも仮置きの仲間なのでしょうね。
原則を使用しようとすると非常に難しく、仮置きすると難無く答がでます。これって難問?
終わりに、このような問題を「いちご(15)ナンプレ」と呼ぶそうです。