猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

相模国総社・六所神社

2006年12月06日 15時17分32秒 | 神社・仏閣

六所神社

神 様

 櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
 
お祭り日

 5月5日・9月1日を除く第1日曜日

場 所

 大磯町国府本郷935

交 通

 JR線「二宮」駅南口から平塚行きバスにのり国府新宿下車徒歩7分

「六所神社前」下車徒歩3分

[いわれ]
  古くは出雲の国から柳田氏族が移住し、当地を開発した際に
櫛稲田姫命を祖神として祀ったのが始まりといわれています。

この「柳田大明神」が六所神社の旧名であり、今から約2050年~2100年前です。

大化改新以来国司は、任国に着くと先づ神拝(しんぱい)と言って、
国中の主たる神々を順拝し国幣(こくへい)を頒(わか)つ制であったが、
順拝は大変な日数と費用と人員を要するため
主たる神々の御分霊をあわせ祀(まつ)る社(やしろ)、即ち総社を設ける習いとなりました。

 相模国の場合、柳田大明神に、一之宮寒川神社、二之宮川勾(かわわ)神社、
三之宮比々多(ひびた)神社、四之宮前鳥(さきとり)神社、平塚の八幡宮

分霊を合わせ祀り相模国総社・六所神社と称されるようになりました。

又、六ヶ所の神社を合わせ祀る所から国府六所宮とも称されるようになりました。

現在もこの頃の神事が「相模国府祭(さがみこうのまち)」として行われています。

 
源頼朝の崇敬が篤く、平家との富士川の合戦の折、戦勝祈願を行った。
北条家の崇敬も篤く、氏綱が永正年間(1501‐1520)に社殿を造営し、
四代目氏政が本殿修復を行ったたのが現在のもの。
徳川家康や家光も特別な祈願と所領の寄進を行っている。


[まつり]

【相模国府祭】
毎年5月5日に行われ一之宮寒川神社・二之宮川匂神社・三之宮比々多神社・
四之宮前鳥神社・一国一社平塚八幡宮・総社六所神社の有力六社が揃い
相模の国の成立と平安朝文化を物語る祭典として神揃山(六所神社社有地)にて
「座問答」等、様々な神事があります。
中でも神輿が「鷺の舞」(さぎのまい)に向かわれて祭場に集結する様子は
壮大であり、多くの人々で賑わっています。
◎現在神奈川県無形文化財指定

【くしまつり】
9月1日を除く第1日曜日に行われ、素箋鳴尊(すさのおのみこと)と力を合わせて
ヤマタノオロチを退治した櫛稲田姫の神話にちなみ家内安全・招福除災として、
参拝者全員に奇魂(くしみたま)祈願の御神礼の配布をしています。
 

 特に女性の災禍除・良縁成就の御守り『湯津爪櫛(ゆつつめくし)のお守り』
県内をはじめ多くの方々に求められています。