俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

レビュー

2008-09-27 22:28:59 | レビュー

映画『陰日向に咲く』★★

おならをしてお金を取る犬はなに?「プードル」。これにつきる映画です。なんでしょうね、この薄っぺらい人のつながりは。『嫌われ松子の一生』のドロドロ具合を薄っぺらく軽くしてみましたって感じです。まー簡単に言えばキャストで持ってる映画な気がします。特に見る価値はないでしょう。


映画『ディープ・インパクト』★★

地球最後の日を描いた映画。アルマゲドンの引責爆破失敗版だと考えてくれればいい。そして選ばれた人間だけが生存できるという状況になって、一悶着と人間ドラマが展開される。だからどうしたという話なのだが、こういう状況になっても生きようとする生物としてのサガがかいま見られる。なんでこういう状況になって、みんな公平に死にましょうという話にならないのか疑問。とくにキリストを信じてやまないアメリカ国民がこの有り様ときたもんだ…そんな世界の終末にどうしたらいいか考える材料としてこの映画を見て欲しい。


和書『斎藤世代―流しのブルペンキャッチャーが見つめた青春』★(日本放送出版協会 著:安倍昌彦)

全部は読まなかったんですけど、例えるなら私のブログと変わりません。もっと正確な感じで言うと、うちの部活のウェブ記事と同じです。すごい話が薄いんですよね。そりゃぁそうだと思う。まだ20歳そこらの人間に何か語れることがあるかと言ったら、そりゃあない。うちの部活だとまだ選手に対しての必要以上の熱を持っているのでカバーしますが、実績だけでセレクトして上手にまとめるにはそうとの感受性のあるライターでないと難しいんじゃないかなと思った。


映画『ツインズ・エフェクト』★★★

B級ホラーコメディアクション映画。取り敢えずホラーなんですよ、吸血鬼の話なんで。それでコメディなんですよ、ジャッキー・チェンも出てくるし。でアクションなんですよ。めちゃめちゃ戦います。すごい肉弾戦です。くだらない話ですが、くだらないを笑える人はお勧めかもしれません。


文庫『ナ・バ・テア』(中央公論新社 著:森博嗣)★★★

「スカイ・クロラ」シリーズ第2段。前作のスカイ・クロラ自体がそれほど面白くなかったんですけど、この本を読んで分かることがいくつかあります。というかこれを読まないとスカイ・クロラはわかんねぇよ…。時代設定としてはスカイ・クロラが一番最後だったのに対して、『ナ・バ・テア』は一番はじめ。人間関係がはっきりしてて、読んでみて『あーなるほどねぇ』と思う。作風自体は面白いか微妙ですがね。

茨城新聞読んでます

2008-09-27 00:39:15 | 社会問題
水戸市議会特別委 市議ブログで一時紛糾
2008/09/25(木) 本紙朝刊 第3社会 A版 21頁

倫理条例を可決
 水戸市行財政改革および議会改革等調査特別委員会(小松常則委員長)は二十四日、議員提案として本定例会に提出されている市議会政治倫理条例案を審議し、全会一致で可決した。特別委に先立って開かれた会派代表者会議では、同条例案について触れた、ある市議のブログの内容が「議会の品位をけがす行為だ」と問題視され、約六時間にわたって議案審議が行われずに空転した。

 市議のブログは今月二十日付で更新され、同僚議員に同条例案の共同提出者になってもらうため各会派を回った時に、ある議員から「こんな議案を出すならけが人を出すからな」「ウチの社員と家族をどうしてくれるんだ」と言われた、などと書き込んでいた。
 会議では会派代表らから「採決前に自由な意見をブログで口封じしようとする行為だ」「記事の削除と謝罪を求める」との批判と、「ブログの発言は私も同席して本当に言われ、恐怖感を覚えた。記事の削除は本人の判断だ」などと擁護する意見が対立。結局、ブログを掲載した市議は当該記事を同日中に削除し、謝罪した。


茨城県議会では居眠りを撮影した写真をブログに書かれて問題になったけど、こういうことで地方議会は紛糾してしまうあたりがアマチュアというか、庶民的というか。政治のあり方もインターネットが導入されてかわってきたよなぁ…変わったというか、それについて行けない虚しい老人が淘汰されてきてるんだろうなぁ。