まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

知床観光船 おーろら 知床岬航路

2015-09-02 11:44:14 | お出かけ 北海道


知床半島は陸路で行ける場所が限定されています。
せっかくならば「知床旅情」でも歌われる
知床半島の最先端の知床岬を見てみたいと思うもの。

それを叶えるのは、クルージングだけです。
午前10時、ウトロ港を出港する知床観光船の
「おーろら」は、1日1便の運行です。





宿泊した「知床グランドホテル北こぶし」です。
オホーツク海を見下ろす屋上の露天風呂に朝も入浴し、
しっかりと朝食をいただいてチェックアウト。
ウトロ港にも近いのでとても便利です。





知床半島の海岸は断崖絶壁が多く、
ウトロ側の西海岸は80~200mもある
荒々しい海食崖や奇妙な形の海食洞の連続です。

それらを間近に見ることができるのは小型船で、
ヒグマに遭遇する確立も高いとか。





まるみが選んだのは大型船で、揺れが少なく
冷暖房完備で快適、特別室でゆったりくつろぎながら
切り立つ断崖とつづら折りに続く奇岩群が織り成す
3時間45分の海上の旅を楽しみました。





数々の滝が海に直接落下しています。
絶景ポイントでは流れるアナウンスに耳を傾け、
知床岬を目指して進んで行きます。





硫黄山や知床岳など知床連峰の山並みを
楽しみながらの船の旅となります。





運が良ければヒグマ、トドやオシロワシ、
イルカの大群なども見かけることができるとか。
この日は、残念なことに
何も見かけることはできませんでした。





可哀想と思ってやってきてくれたのか…





人を寄せつけない知床を船上ウォッチング。

知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥か国後に 白夜は明ける

知床旅情の曲のように丘にのぼることはできませんし、
北海道に白夜はないのですが、この曲なしには
知床の旅は語れないのかもしれません。





知床岬の突端は高さ30mほどの海岸段丘で、
無人の灯台がぽつんとあるだけで、
はるか彼方に国後島の島影がかすんで見えます。





知床岬灯台を見上げて船は引き返します。

ポツンと立っている灯台、おわかりいただけるでしょうか?
こちらが一番のフォトスポットとなるため
乗客が一斉に記念撮影となるため混雑します。
譲り合って写真を撮れると良いのですが…

上陸することはできず、船からのみ
眺めることができるのが知床岬なのです。





知床観光船「おーろら・おーろら2」の
航海期間は、4月28日~10月25日、定員400名。
展望デッキ、コーヒーラウンジ、
売店などもあります。

知床岬視察証明書もいただけます。

日本最後の秘境 知床半島の最突端・
知床岬を知床観光船の船上から
視察したことを証明するものです。

北海道斜里町

2006.7.6

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4 コメント

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大型船 (キハ58)
2015-09-02 22:51:02
20年以上前、自分が乗船したのは小っちゃい船でよく揺れました^^;
大型船があるんですね、世界遺産のおかげでしょうか。
久しぶりに知床岬がみることできて、嬉しかったです!
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小回りが利く小型船 (まるみ)
2015-09-03 00:27:00
一長一短があるので、次は小型船に乗船したいです。
大型船ができたのは団体客が増えたからかもしれませんね。
懐かしんでいただけて幸いです。
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人が行ける一番奥なら・・・ (よっチィ)
2015-09-12 01:00:02
16年前の10月に、羅臼側の方で行き着く果てはどうなっているかと行ってみたことがあります。
道路がなくなり、あとは獣道を歩いていましたが、食欲旺盛のクマにでも遭遇したらと思い、途中でやめました。
無謀かもしれませんが、いつかこの続きをしてみたいもんです。
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ワオ~!! (まるみ)
2015-09-12 09:15:44
この当時でも羅臼の街中にもクマが現れていましたから無謀ですよ。
でも、気持はわかります。
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