ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

きょうは1千万円を持って・・・

2012-03-16 | よもやま話
春のKボタ農機具展示会へ。
さて、きょうは何を買おうかな。



と言ってみたいですね。

冗談はさておき、
実はこの勉強会を兼ねて行ってみた。

「鉄コーティング湛水直播栽培」



鉄コーティングとは・・・
稲作の生産コストにおいて、約4割が育苗と田植えにかかっている。
育苗せずに種子を直接圃場に播種する栽培方法で、
生産コストを抑え、苗箱運搬の労力を軽減できるKボタ独自の新農法。



苗箱播種(籾蒔き)と同じ浸種処理した種子を
鉄粉(右)と焼石膏(中)を被覆(コーティング)する。
使い捨てカイロの原理で酸化(錆)反応による放熱が発生する。
これが病害虫を抑制することにつながるらしい。



錆で包まれ強固になったコーティング層が乾燥すれば完成で、
鳥害の軽減や浮き苗の発生を解消する新技術として注目を集め、
長期保存も可能のため一番農閑期に準備ができるとか。



次に活躍するのがこの鉄コーティング直播専用機「鉄まきちゃん」。
なーるほど!ここに繋がってくるわけか。



環境にやさしく、省力・軽労化。
低コストな稲作を実現できる「水稲鉄コーティング直播栽培」
今から先の規模拡大には打ってつけの新農法に違いない。

ただ、西日本では「ジャンボタニシ」が幅を利かせているので、
こいつを何とかしないと普及は難しいだろう。



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コメント
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