ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

農業Vs漁業決戦の様相に-諫早湾

2011-07-07 | よもやま話
NHKのニュースから

☆☆☆☆

 国に開門調査を命じた判決が確定している諫早湾の干拓事業を巡り、
 今度は開門に反対する農家らが起こした開門差し止め訴訟が
 長崎地方裁判所で始まり、国はこれまでと同様に開門調査を行う考えを示しました。
 諫早湾干拓事業の排水門の開門調査を巡っては、
 去年、国に開門調査を命じた福岡高等裁判所の判決が確定した一方で、
 長崎地方裁判所は、先月、開門する必要はないという逆の判断を行っています。
 この裁判とは別に、排水門の開門を求めている漁業者らは、
 先月の長崎地裁の判決を不服として控訴する方針ですが、
 今回の裁判も同じ裁判長が担当していて今後の審理の行方が注目されます。

☆☆☆☆

有明海の漁業不振に伴う因果関係の調査のために
排水門の開門で1千億もの巨費を投じる価値があるのか。
開門5年後に因果関係を否定するデータが出る可能性もありうる。

昨年末の突然の上告断念は菅首相のいう政治主導なのか、
地元にも説明なしで独断専行で福岡高裁の判決を受け入れた。

いま開門の賛否に伴い3つの訴訟がねじれの様相で進行しており、
最終的に農業対漁業という決戦になるのでは。

国はどうはどう決着をさせようとしているのか。
また先送りで時間だけが過ぎていくのではないか。
今こんな無駄遣いをしている余裕はないと思うのだが。



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コメント
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