じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「鮨の魚政」再び。

2012-11-26 | 寿司
まず、朝の五時前に起床。

身支度をしたら、まだ真っ暗な中、最寄りの駅へ。

始発の電車に乗って、桑園駅下車。

ようやく明けて来た空を見上げつつ、徒歩で札幌中央卸売市場に向かう。吐く息も白い。

しばらくして「朝市」の看板の文字が。ここは一般人も入られるエリア。建物の中は、市場独特の活気。

しばらく歩みを進めると…


紫の暖簾。

「鮨の魚政」です。

三回目の訪問。

………来ちゃいました。
(^_^;)

見れば入口には「本日は予約で満席です」の貼り紙。

朝の六時半過ぎに店に着いたのですが…

この店は早朝に来なければいけない店。皆さん、ご承知と言うことです。

オープンと同時に客が押し寄せ、良いネタから順番になくなり、昼前には売り切って閉店。市場には、朝、来なければ意味はないのです。

暖簾をくぐると、何度かお会いしている常連さんが。「聡咲」のマスターを通じてお知り合いになった方です。朝からいつもの笑顔。ご挨拶をしてから席へ。

AMラジオの朝の情報番組がBGM。この雰囲気がこれまたたまりません。

まずはビール。朝からビール。道中、寒かったけどビール。

ほぼ起き抜けの乾いた体に、一気にアルコールと共に水分が染み込み、ホップの苦味が食欲を奮い立たせます。

注文票に一通りオーダーを書いてご主人に。

恍惚の時間の始まりです。

で、いつもならここでお寿司の写真が並ぶんですけど…

寿司はやはり、職人さんが握って目の前に出して下さったものを、即座に自分の手で口へ放り込んでこそ旨いわけです。箸を使うのももどかしい。

実際ですね…

こちらのご主人、完璧なタイミングで寿司を出してくださいます。

目の前に来た寿司を口に入れ、噛み締めてその旨さを確かめ、飲み込んでその余韻を楽しんでしばらくすると、ズバッと次の寿司が目の前に現れています。

この小気味良いリズム。たまらないです。

ご主人が寿司を握る姿も相変わらずの美しさ。その華麗な職人技に見とれてしまいます。

とある有名なフレンチのシェフも、料理人は料理を作る姿も美しくなければいけない、と話していました。その通りです。

そんな訳で。

写真を撮る時間すらもったいなかったので、今回は写真無しで…
m(__)m

最初に伺った際の写真は以前の記事にありますので、そちらもご覧ください。
m(__)m

なんせ。

同じレベルの寿司をススキノで食べようとしたら、とんでもない値段になります。

まさに、鮨の概念が変わるお店。

大企業の社長さんなども、然り気無くカウンターにいらっしゃったりしてます。

当然ながら、今回も大満足。

熱燗なんかもいただいて、ホロ酔いでお店を出たら…

朝日が。

何とも幸せな気分。贅沢な朝飯でした。

ふと気づくと…

「聡咲」を紹介してくださった、Twitterのフォロワーさんが目の前を歩いていました。市場で働いてらっしゃる方なんですが、偶然にしてもすごい。
(^_^;)

何かと縁深いなぁ…と思いつつ、市場を後にしました。
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