大阪にいる間に一度はやってみたいと思っていた,「六甲全山縦走トレイルラン」にチャレンジしてきました。
全縦コースは,六甲山系が瀬戸内海に落ち込む,須磨浦公園をスタートし宝塚温泉をゴールとする約 56Kmの長丁場です。距離の長さが注目されますが,スタートからゴールまでの累計高低差(登る高さ)は,3,000mにもなります。
トレランといいながらほとんど歩いていました。というか,前半のアップダウンで既に足にきていました。更に,摩耶山山頂で休憩しすぎたこともあって,氷雨のなか最後は,暗くなりヘッドランプで走る羽目になってしまいました(ヘッドランプを用意していなければ,途中からバスかケーブルで降りていたでしょうね)。
結局,昼の休憩を除いたネットの所要時間でも,10時間を大きく超えていました。しかし,「加藤文太郎」さんに少しは近づけたかな(笑)。 ~足はパンパンでっす。~
こんなコースを,6時間44分で駆け抜ける「レオちゃん」は凄すぎ 今度は往復を16時間で走ろうとしているし・・・。
<左>神戸市発行の「六甲全山縦走マップ」,これがあれば,コースの道標もしっかりしているのでほとんど迷うことはないです。でも,天候の急変や私のように夜になることもありますので過信は禁物です。お気をつけください。このマップは,ハローステーションKobeか市役所市政情報室で入手することができます(一部 400円)。
<右>全コースの高低差のイメージです。
<左>須磨浦海岸から見た朝陽です。
<右>天まで続いていそうです。これでも中間付近から写しています。
なんとか最上段まで上って,振り返ると「明石海峡大橋」と「淡路島」が目の前に・・・
ここが「須磨アルプス」です。この「馬の背」は,なかなか楽しいのですが,幅が60~80cmしかないので一歩間違うと・・・。
こんなところばかりなら気持ちよく走られるのですが・・・。
<左>そうですね,ここが頑張りどころです。
<右>単独行動が多いので自分の写真はほとんどないのですが,山ガール(?)のお母さんが写してくださいました。・・・お願いしたわけじゃないんですけど。
<左>garminの残電池が30%以下になったので,いろんな人が紹介されている方法で充電します。105分で100%になりました。でも,こんなコースですから,距離も時間もまともには計測してくれません。
<右>こんなところ,走れるわけがありません。
<左>昭和39年,大阪空港を飛び立ち,遭難(墜落)した飛行機の乗客を助けようとして殉職されたスチュワーデス(キャビンアテンダント)さんの慰霊のために建立された「みよし観音」です。
<右>六甲には「六甲山」という山はありません。そのために「六甲山最高峰」という言い方をするようです。雨とガスでよく見えません。