先月焼いた七宝焼のご紹介です。ほおずきを焼きました・・。ゆるい・・。
開いたところを、不透明釉薬のオレンジ(がくの部分)と透明釉薬のオレンジ透(実の部分)で仕上げました。
それから、赤い実のペンダントをつくりました。参考にしたのはガマズミの実です。
いつものように銅板を切り抜いてつくりました。線を出すのに、書き割りの技法も使っています。
あっ、それから、念願の並河靖之七宝展に行きました。行ったのは9月9日だったっけ・・。
伊丹市立美術館でやっていたので、ほとんど誰にも言わずに、朝からぱっと出かけて、三時過ぎにはもう家に帰って落ち着いてたかんじでした・・。展示見た後は、となりのタリーズでサンドイッチ食べて、ほとんどすぐ帰途についちゃったからね・・。やー、なんか圧倒されちゃって・・。
作品は、細かかった細かかった・・・。明治の有線七宝の重鎮・・という方ですが、ほんと、こんな線よく立てたなあ・・と。もちろん、工房で、分業で、腕の良い職人さんをたくさん使っていたのだと思いますが・・。
あっ、下絵も見られてよかったです・・。
図録を買いました。
これ、立体の壺に、全部銀線立てて、藤の絵柄描いてるんでごわす・・。あばばば・・。
はー・・。さすがにモチベあがりました。
あ、でもね、まだ初期の、あんまり色の綺麗でない泥七宝とか、なんとか商会と契約結んだのはいいが、質が良くないから契約はなかったことに・・的な時代のお話も知ることが出来て、ああ、やっぱあそこまで到達するのには、いろいろなご苦労があったんじゃなあ・・と思ったよ。
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