あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

ガマズミとほおずきと、並河靖之展

2017-10-13 22:19:31 | アート・クラフト

先月焼いた七宝焼のご紹介です。ほおずきを焼きました・・。ゆるい・・。

開いたところを、不透明釉薬のオレンジ(がくの部分)と透明釉薬のオレンジ透(実の部分)で仕上げました。

 

 

それから、赤い実のペンダントをつくりました。参考にしたのはガマズミの実です。

いつものように銅板を切り抜いてつくりました。線を出すのに、書き割りの技法も使っています。

 

 

あっ、それから、念願の並河靖之七宝展に行きました。行ったのは9月9日だったっけ・・。

伊丹市立美術館でやっていたので、ほとんど誰にも言わずに、朝からぱっと出かけて、三時過ぎにはもう家に帰って落ち着いてたかんじでした・・。展示見た後は、となりのタリーズでサンドイッチ食べて、ほとんどすぐ帰途についちゃったからね・・。やー、なんか圧倒されちゃって・・。

作品は、細かかった細かかった・・・。明治の有線七宝の重鎮・・という方ですが、ほんと、こんな線よく立てたなあ・・と。もちろん、工房で、分業で、腕の良い職人さんをたくさん使っていたのだと思いますが・・。

あっ、下絵も見られてよかったです・・。

図録を買いました。

 

 これ、立体の壺に、全部銀線立てて、藤の絵柄描いてるんでごわす・・。あばばば・・。

はー・・。さすがにモチベあがりました。

あ、でもね、まだ初期の、あんまり色の綺麗でない泥七宝とか、なんとか商会と契約結んだのはいいが、質が良くないから契約はなかったことに・・的な時代のお話も知ることが出来て、ああ、やっぱあそこまで到達するのには、いろいろなご苦労があったんじゃなあ・・と思ったよ。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わーん・・すっかり放置気味... | トップ | 2017年10月のできごと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート・クラフト」カテゴリの最新記事