あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

おでんやで

2009-11-13 08:21:06 | Weblog
「おでんやでなにたべてるのおでんやで」

今朝の新聞にのってた俳句。大人の世界が気になる作者は、堀口将吾くん(作句時、小学5年生)という少年だそうな。なんかかわいかった…。
つーか、おとうさんがおでん屋さんで一杯やって、よい心持ちで帰ってくるんだろうね…。


そう言えば、一度父親に、小さな飲み屋さんにつれてってもらったことがあるよ…。(犬の散歩の途中だったかな?)いつだっけ、高校生の時かな…。わたしは、とにかくまだこどもだった。薄暗いカウンターで突き出し食べたんだっけ…。もちろん、おさけは飲まなかったと思う。
そしたら、おとうさんの同僚が酔っ払ってやってきて、うちの犬に話しかけて去っていった。みなさんの行きつけの店だったらしく…。
途中で、そこのおかみさんは、湯に行って来る…と言って、父とわたしを残して洗面道具など持ってお風呂やさんに行っちゃった。
おとながお酒を飲むところって、華やかできれいなお姉さんがいるんだろうと思ってたんだけど、そこのおかみさんは、ちょっと生活に疲れたっぽい、やせたおばさんで、お店の中には、寂寥みたいなものが漂ってた。

今だったら、突き出しだのおでんだのの原価を頭のなかで計算して、そこのお店の家賃なんかも計算して、やっていけてるのかしら…なんてことを考えるんだけど(おせっかいなひと…)そのときは、外におさけを飲みに行くのって、そんなに楽しいものでもなさそうだな…って思ったんだよね。
コメント
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