読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「乱世を生きる/市場原理は嘘かもしれない」(橋本治著)

2006-01-07 16:29:14 | 本;ノンフィクション一般
集英社新書による「上司は思いつきでものを言う」、「『わからない』という方法」の続編。第一章/乱世と勝ち組み、第二章/たった一つの価値観に抗する、第三章/悲しき経済、第四章/どう生きていったらいいんだろう?、おまけの一章/「世襲制度」について。 橋本氏は、「勝ち組・負け組」という二分法の危険性を問う。「勝敗の結果」に依っているこの二分法が、実は「勝ち・負け」を言われる競争の当事者の外側にいる人達、 . . . 本文を読む