風のささやき 俳句のblog

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木陰から木陰へ白の夏衣 【季語:夏衣】

2021年05月29日 | 俳句:夏 人事

お昼どき
食事をとるために外に出たのですが
雲のない空にまぶしい太陽が居座り
強い日差しは肌を刺すよう

準備のいい人はもう
日傘をさしていました

すっかりと茂った木陰
白い夏服の女性は
強い日差しを避けようと
木陰から木陰へと移動していました

涼しげな白い服が木陰には映え
一服の涼しさを感じました


(Haiku)
From shade to shade, white,
Dress flits through towering trees—
Dodging summer's glare.



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