goo blogのサービス終了に伴い
俳句と短歌をAmebaに引越します
https://ameblo.jp/ashimbo1122/
また、noteの活用も始めます
風のささやき https://note.com/lofty_gnu2102
ぜひ、ご覧ください。
長い間、本blogをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
A. Shimbo
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心より感謝申し上げます。
A. Shimbo
水場に遊びに出かけました
小さな滝の側までゆくと
体を冷気が包み
汗も止りました
冷たい風が時折
かたまりになって顔に当たり
クーラーよりもヒンヤリとします
この滝で禊を済ませて
綺麗になった風でしょう
僕は友人と言葉も無く
滝の前に涼み
体の火照りが消えた頃
来た道を戻りました
「初夏の風」
横たわる僕に風の吹く
甘く澄みきった草原の真昼
初夏は涼しさ弾く
透明な指の連弾
まつげも髪も
風の遊び道具に貸し出したまま
頭は涼しい青空で一杯だ
氷河のような白い雲が流れて
木陰にこのまま眠ってしまおうか
眠気を誘う耳の奥の子守唄
風は白樺の森に帰る
眩しさをまた取り戻すために
葡萄の一粒を唇に軽く
噛むような感触を忘れられずに
飛びたてない傷ついた小鳥の
閉じた瞼にしみる陽射しに
にじみ出す涙は昔見た
夢の轍をまたなぞり
物憂い痛みが心に広がっていく
僕が僕であることの
言葉にしっかりと光りを含ませて
愛した人の忘れよう
普段は化粧をしない人が
その日はうっすらと化粧をしていました
二重まぶたの上にうっすらと
ピンクのアイシャドウを入れて
それに合わせたようなルージュをさして
ちょっとした変化なのですが
随分と印象も変わるものですね
その人の周りがとても華やいだ感じがしました
その日は
深夜近くに事務所を後にしました
傘を差すか迷うほどの雨がふり
でも暖かなので寒さは感じません
まだ胸には仕事の
興奮が残ったままだったのですが
柔らかい春雨の闇の中を歩いていると
少しずつ気持ちも落ち着いて
その隠れ家の中で
素の自分に戻るような
感覚を覚えました