風のささやき 俳句のblog

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爆ぜ続け子の目焦がして花火かな 【季語:花火】

2023年08月05日 | 俳句:夏 人事

以前見た花火大会は
息もつかせぬように大玉の花火が空に上がり
最初はあまり期待していなかった子供たちも
息を呑むように空に描かれる鮮やかな色彩に
釘付けになっていました

子供の瞳にはその花火は鮮烈な印象だったのでしょうね
そうしたものに見慣れている大人でさえ
感心して夜空を見上げていたのですから

夏のこの時分になると
その時の花火大会の話しが話題に上り
あまりにも鮮烈な物をみてしまったせいか
ちょっとした花火には
心惹かれなくなっている子供たちです



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