風のささやき 俳句のblog

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秋の夜や毛布にくるまる蓑虫か三匹川の字その間に眠る 【短歌】

2024年09月24日 | 短歌

朝夕が大分肌寒くなってきました

いつもの如く夜遅くまで眠らない三男を
眠らせようと一緒に眠っていました
本当は一番早く眠らせたいのですが
夜になるとハイテンションになって
子供たちの中で一番遅くまで起きています

俺、夜行性だからと言うので
昼に生活をしろと怒るのですが
それを聞いてゲラゲラと笑っていたりします

特に週末は遅いことが多く
その日も11時を過ぎていました

声を出さずに静かにしていると
やがて静かな寝息が聞こえてきました
ようやく寝たようです

それを確かめようと枕元のスタンドの灯りををつけると
毛布にくるまって首だけ出している三男の姿
まるで首だけを出している蓑虫のように見えました

そうしてその向こうには
同じような姿で寝ている長男と次男も

僕はその三人に挟まれて
窮屈な思いをしながら眠りにつきました



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