風のささやき 俳句のblog

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柚子色や満月の夜明日の春 【季語:明日の春】

2024年02月03日 | 俳句:冬 時候

夜に自転車で走っていました

まだまだ風は冷たく
露出した顔の部分は
少しピリピリと感じる程でした

街灯も少ない暗い道を走っていたのですが
空には明るい満月がかかり
それが薄い柚子の色をしていて
空全体が薄黄色をして暖かな感じでした

冬の満月とは言え、1か月前の満月とは
随分違って見えるのだなと感心しながら
春の足音を確かに感じていました

空にかかったままの満月は
とても心強い道標のようでした



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