風のささやき 俳句のblog

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我先にケーキの蝋燭消している年取ることがまだ嬉しき子 【短歌】

2021年11月24日 | 短歌
子供たちが誕生日を迎え
丸いケーキを買ってきて
お祝いをしたのですが

蝋燭をつけてあげると
我先にと火を消そうとします

二人いることだし
一回ではつまらないだろうと思い
もう一度つけてあげたのですが
これまた懸命な顔で火を消していました

お兄ちゃんだねが
褒め言葉の二人
年をとることがまだまだ嬉しい年頃を
うらやましく思ってみています

来年の今頃には
もっと色々なことが
出来るようになっているのでしょう

その反面
赤ちゃんらしいあどけなさが
姿を消すのかなと思うと
ちょっと寂しい感じもします

ケーキを食べて満足そうに眠った二人
その寝顔は健やかでした