日曜日は袴腰山だ。
地図を出すのを忘れ、朝にPCを起動。
ついでに、メールチェックをした。
なんと、所属している会の元事務担当者の訃報が届いている。
病気なのは知っていたが、こんなに突然・・・・。
「流星ワゴン」を読み終え「納棺夫日記」を読み始めたところだ。
なんだか、縁起でもないものを読んでしまったようで、申し訳なく思う。
なくなったのは確か1歳下の同世代だ。
「流星ワゴン」風に言えば、彼には心残りはなかったのだろうか。
あの時、別な選択をしていれば・・・・・・。
いや、選択もせず、ただただ傍観者になっていなかったか・・・・・・。
下北では、死者は恐山に行くとされているので、そろそろむつ市を通ることだろう。
初七日に「三途の川」を渡る。
六文を支払い、船で渡るとされているが、恐山の三途の川は橋が掛かっているから楽に渡ることができる。
太鼓橋の上で、新百名山となった大尽山でも眺めながら渡って欲しい。
蓮華八葉と呼ばれる剣山、地蔵山、鶏頭山、円山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山の8峰も見渡せる。
あなたらしく、ゆっくりとゆっくりと渡って欲しい。
(三途の川に架かる太鼓橋と大尽山)
山は中止。
葬式に参列し、久しぶりに会のみんなと合う。
不良会員なので、肩身が狭い。
久しぶりに土・日曜日休むことにした。
土曜日は、午前中自宅から大畑経由で薬研へ行くことにした。
往復約50km。
8時半に出れば、昼前には帰ってこられる。
昼から、しばらく放っておいた庭の草刈ができる。
予定通り8時半出発。
曇り天気で、半袖では寒いくらいだ。
早掛公園の上りでチェーンが外れた。
歩道に移動して、セットし直す。
大畑を抜け、小目名につくと路面が濡れている。
霧雨だ。
パターンがないタイヤを着けているので(これしかないのだが)、スリップしやすい。
一度、マンホールに乗った後輪が横に振れたことがある。
しかし、ここまで来たのだから(山でもよくあるパターンだ)・・・で進む。
工事中の砂利道、約300mは、パンクを恐れて、手押しで進む。
薬研について、少し休憩。
往路を引き返した。
またまた、早掛公園手前の上りでチェーンが外れた。
(工事中の道路から霧にむせぶ薬研の山)
(薬研着)
11時に家に着き、直ぐにギアを調整。
もちろん本を片手の、素人調整だがなんとかスムーズに変速できるようになった。
昼から、予定通り草刈りを終え、気持よくビールを飲みながら日曜日の山の支度をした。
仕事が一段落し、今朝は気分がゆったりとしている。
朝方の雨のせいか、久しぶりに涼しく、すがしい朝だ。
今日も予定がビッシリだが、状況が変われば気持ち変わる。
山での行動もかくありたいものだ。
日曜日は袴腰山に行こうと、万全の準備をして起床。
曇っていたが、朝食を終え天気予報を確かめる。
雨、エッ？雨？
数日前の予報は晴だったはずだが・・・・。
雷が聞こえてきた。
突然ザーッと降り出し、中止決定。
本やテレビにも飽きて、晴れ間をついて、庭の片付けを済ませる。
昼は、メスティンスパの試作。
料理中に、盛岡に行っていた女房が帰ってきた。
「まるでキャンプ気分ね」白い視線に耐えながら、少年ジェットは今日も行くのだ。
昼食後、グダグダのも飽きて、ジョギングへ。
そろそろチャリの練習もせねばと思いつつ、ゆっくりと走るも、体が重い。
30分でダウン。
少年ジェットはいつまでも少年ではなかったのだった。
(いかなる困難危険も越えて・・・・アマゾンより借用)