下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

縫道石

2018-04-09 07:05:30 | 92山

縫道石山は、全国的に有名だが、南に約7kmの縫道石は静かにたたずんでいる。

家を5時に出発。
畑集落あたりから積雪は増えるが、基本的に0cmだ。
川内ダムを過ぎ、スノーシェルターを通過すると、間もなく国道338号(海峡ライン)との十字交差点に着く。
県道はここまで。
左が脇野沢へ至る国道で、冬季閉鎖中。
直進も国道338号で牛滝から佐井村本村に至る。
右は村道で縫道石山登山口経由で福浦で国道338号と接続する。
この村道も冬季閉鎖中だ。
ここは、右に折れて冬季閉鎖のバリケード前に駐車。
6:30にスキーをザックに取り付けて牧草地へ歩き出す。
今日は佐井村とむつ市の行政界沿いに歩く予定だ。
牧草地から畑を過ぎるとスキー歩行が可能となるが、ヤブの湿地帯で真直ぐには進めず苦労する。
H274m当りから山歩きらしくなる。
林道を横断し、直進するも、小ヤブで帰りのことを考えると、嫌になる。
H458mからブナ林となり、樹間も広く山スキー向けの斜面となる。
ここからは第1峰が見えだすが、雪とガスで霞んでいる。
スタートから2時間で第1峰。
いつ見ても暗く居丈高な容姿は怖ささえ感じる。
左に巻いてすぐに第2峰。
左に第3峰も見える。
地図では一番低い第3峰に「縫道石」の表記がある。
第2・3峰は登ったことがあるが、第1峰はない。
その気にもならない。
第1峰まで戻り、シールを外し、往路へ滑降開始。
予想通りモナカ雪。
安全第一で、斜滑降からキックターンの繰り返しとなる。
広いなだらかな尾根を・・・残念だ。
H458mからのヤブはただただ辛いだけの下りとなった。
林道へ出て、迷わず進路を林道に変えた。
緩斜面だけが原因ではなく、スキーがまったく滑らない。
登りも、シールを付けているように、簡単に歩けた。
海峡ラインに出て、少し進むと雪がなくなり、スキーを担ぐ。
結局、下りも2時間かかってしまった。




(H458m手前。小藪がうるさい。)




(H458m過ぎ。ここから上は快適な斜面だが。)




(第1峰)




(第2峰-よくわからないが奥の高みがそうだ)




(第3峰。この奥に岩の突起があり、オオウラヒダイワタケが生えている。)



帰りに畑周辺をウロウロしたが、積雪計を見つけることはできなかった。
どこを見ても60cmの積雪はない。
一体、どこで計測しているのか。
しかし、峠は標高500mを超える。
まだまだ大丈夫だ。




(ルートはこんなもん)



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