☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

通崎睦美木琴コンサート♪

2011-04-19 00:00:33 | アートライフ

4月15日、、「通崎睦美木琴コンサート」が
京都芸術センター(旧明倫小学校)で 
「東日本大震災への支援」を目的として開催された
この企画を思い立ってから1週間余りと言うが

会場の「講堂」は満席…
案内はすぐ頂いたがNHKのラジオの生出演で

話されたのも功を奏したのだろう

昭和6年に改築され今は京都芸術センターとして

機能している旧明倫小で、
昭和10年製の往年の日米で大活躍した名木琴奏者

平岡養一氏が愛用した木琴の音色を…
ピアノは大正時代この学校に寄贈された「ペトロフ」…

しばしほっこりした気分を
京都から「義援金」として被災地に届けたい…

そんな思いで実現したコンサート

木琴の音色ってこんなに温かく優しく

また力強くもあったんだ…と思える
本当にその音色に演奏テクニックに酔いしれる

とっても素敵なコンサートになった

通崎さんが平岡氏のご遺族から木琴等を
譲り受けられた話等は良く知っていたが
演奏を聞く機会は今回初めて…

木琴の響きがリズムがとっても心地よく心身に広がってゆく  
「お江戸日本橋」で平岡氏の記憶のどこかにあったであろう

その木琴の音色が蘇り
「ラ・クンパルシータ」では平岡氏の演奏している姿が

通崎さんとダブって見えた…
私には平岡氏の明確な記憶とてないのに

どこかにイメージといては残っている…
とってもとっても不思議な体験だった…

東北の地にちなんで山田耕作の「松島音頭」や

福島民謡の「相馬流れ山」も演奏され心に沁みた…

通崎さんと知り合って「もう20年近くになるんだなあ…」と

演奏を聴きながら思っていた
今では「アンティーク着物」の発信者として

またエッセイストとして有名な彼女だが
知り合った頃(芸大を出られたばかり)から

天性のリズム感覚と卓越した技巧を持つマリンバ奏者だった
久しぶりに今回演奏を聴いて柔らかさや円熟味が加わった気がした

 (トークもなかなか落ち着いた感じで良かった…)
 
以前は友人知人を誘ってよくコンサートにも出かけていたし

お宅におじゃましたりご両親とも親しくさせてもらったり
家人の展覧会にもよく来て頂いたりしていた…
自宅に来てもらって私の着物を見てもらったこともあったなあ…

と思い出した
近いうちに、案内を貰っていた最近出たエッセイの

中心となった「新しいおうち」にも是非行ってみたい…

アンコールのショパンの「ノクターン」はまた違う感じで

とても優しくステキだった
京都から発信された優しさと温かさは

きっときっと響きとなって届くだろう…
                                              
 
 

コメント
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