☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

真っ只中の秋色の中・・・わが秋”のうた2022

2022-12-10 00:00:20 | 風歌

晩秋から初冬へ
季節模様は足早に変わり
京の街も師走の装いへ…

一斉に車も人もドーンと増えたお久しぶりの京都の秋
外国の方の姿も多くなり忘れかけていた人いっぱいの
混雑状態に戸惑ってしまう…

ほんとに久方ぶりの秋の嵐山散策
渡月橋辺りは押し合い圧し合いの感じで大賑い…
こちらもお久しぶりの会食予定を早めて出かけた
「釣瓶落としの」秋の午後
早や夕方の気配でちょっと残念だったが
充分に美しい京の秋映えをしっとりと心に刻む時間となった
予定より早めに入った料亭での検温で
またまたブザーがいっぱい鳴ったけれど…
気づかぬうちに寒さと急な冷え込みに
随分と体が冷え切っていたんだな
(あくる日の京都・嵯峨野紅葉のテレビ特番で
何回も検温してくれた方が出ていてびっくり!
ご主人だったんだ…)


今年は京都でも何故か黄色味が強い感じのもみじ風景
秋旅でも地元でも「美しい日本の秋」に恵まれ幸せ
         
      

何故かあまり「おうた」の方には気が向かずの秋だったけれど
少しだけ2022年のわが秋の短歌を…


取り取りの欅紅葉の並木行く頬がひんやり秋晴れの朝

この辺りでは秋一番早く紅葉が始まるケヤキ
木々によっていろんな色に紅葉するのが不思議
色とりどりのケヤキ並木は取り分け綺麗だ
青い空も美しい放射冷却の心地いい展覧会の朝…


チェロソナタ心の芯に響き居り最後のショパン沁みる晩秋 

芦屋の会員制音楽ホールで田尻氏の1年間のショパンプログラムの
最後にふさわしくゲストにこちらも素晴らしいチェリスト
長明氏を迎えてのコンサート
特にショパン最後の楽曲と言われる「チェロソナタ」
お二人の超絶技巧が心の奥深くに響き渡る…   


息を呑む織りなす錦艶やかに真っ只中の秋色の中 

鮮やかに艶やかに輝く色取り取りのもみじに
言葉もなく唯々見とれ唯々立ち尽くす幸せのとき… 


想定を超えて蠢く裏表何が何やら真実(まこと)は何処に

やがてすべてがいろいろなことが
明らかになる日が来るのだろうか
やがてヒトはいろいろなことの
「真実」を知ることができるのだろうか
いつかヒトは…


     
   

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